○○茶の日記帳~わがまま 気のまま 茶のジョーク~

アイドルとロックバンドのライブをこよなく愛する茶のブログです。ライブやイベントのレポートが主体なのでリアルタイム更新は殆どありませんが、緩くお付き合いいただけると幸いです。

スポーツ・オブ・ハート ミュージックフェス2016@代々木競技場第一体育館(2日目) レポート

9月末の@JAM EXPOでのサイリウム投げ騒動からライブのポリシーを厳しくし迷惑行為の禁止を訴えたベイビーレイズJAPAN
その後自身が主催するEMORTIONAL IDOROCK FES.は彼女達を愛する虎ガーと彼女達と親しくしているアーティストのファンの温かい雰囲気の中、平和に幕を閉じられ大団円を迎えられました。
そして迎えた今回のスポーツ・オブ・ハート ミュージックフェス
ホーム感のある雰囲気だけではない、対外試合で果たしてどうなるのか?その瞬間を生で見届けたくて、会場に足を運ぶことにしました。

当日は13時近くに退勤。色々あって疲労困憊の中、重い体にムチを打って上京開始。
直通快速で睡眠をとり、新橋から銀座線と千代田線を使って明治神宮前駅へ。
15時前には会場である代々木競技場第一体育館前に到着しました。

今回のフェスは「障がいのある人もない人もみんなで一緒に楽しむ『スポーツ×文化』の祭典」として行われるSPORTS of HEARTのイベントの一環。
第一体育館だけでなく代々木公園周辺でも様々な催しが行われておりました。
また同じ代々木公園では隣接するように「秋田・茨城 発酵食イベント『第2回納豆フェスタ』」も行われており、屋外のステージでもアイドルによるライブが行われているとの事でした。
こちらの方にも興味があったので体育館には入らずまずは代々木公園の方に行ってみる事にしました。

フォロワーさんの情報によるとちょうどピンク・ベイビーズのライブが始まりそうだと言う事で代々木公園の野外ステージへ。
時間が押しているとの事だったので間に合いそうだなと思い見ているとCAMOUFLAGEのライブが行われていました。
次の出番かな?と思い待っていたら今度は8princessが登場。
おかしいなと思いよく考えてみたら代々木公園の野外ステージで行われていたのはSPORTS of HEARTの方のライブイベント。
自分が見たかったのは納豆フェスタの方のライブイベント。同じ代々木公園で2つのライブが行われているとはねw
すっかり勘違いしている間に見たったピンク・ベイビーズのライブは終わってしまった様なので観覧は断念。
代々木体育館の方で見たいグループのライブが始まる時間が近づいていたのでこちらの方へ入場することにしました。


代々木競技場の第一体育館と言えば、かつてはハロプロのライブで沢山お世話になった会場。
久しく使わなくなったので、もう10年くらい来てない気がしますね。最後にここに入ったのがいつか、もう思い出せないしw
色々あったけど思い出深い会場でもあるので、久々に入るのが少し楽しみだったりもします。
それも今回のイベントの参加を決意させた理由の一つなんですけどね。

会場内はアリーナ前方のS席が7800円。後方のA席が5000円。スタンドは自由席で3500円の3段階の価格設定。
別にアリーナじゃなくてもいいので一番安い自由席のチケットを購入しました。
入場時には事前に購入した当日引換券を渡して入場券と引き換えるシステム。
当日引換券のままでは入場できず引き換えましたが、ぴあで買ったチケットをぴあ発券のチケットに引き換えるwこれ意味あるのかな?w
多少めんどくさい手続きを踏みながらも無事に入場。気になる場内へと進みます。

客席の様子ですが、2階席は完全閉鎖。自由席として開放されている1階席もステージから遠い側半分は暗幕がかけられ閉鎖。
アリーナは会場全体に座席が設けられだいぶ広々としていましたが客席にいる人はかなりまばら。
まだまだ序盤戦でメインの出演者お目当てのお客さんが来ていないとは言え、この段階で2000人居たか居ないかの閑散とした様子で寂しかったかな。
13000人は収容できると言うこの会場にしてはとても寂しい客入りと言わざるを得ない状況で「利益でるのかな?」と少し心配になりました。

取りあえず自由席であるスタンド席へ。閑散とした客席は座ってまったりと観覧してたので盛り上がってないw
会場に入ってからは最初のお目当てである絶対直球女子!プレイボールズのライブから観覧。
持ち時間10分なので2曲と短いもののランウェイを使ったりしてメンバーが楽しそうにライブをしていたのが印象的でした。
盛り上がりたいプレイボールズのファン数名がステージに近い側に集結して盛り上がってたのが面白かったw

続いて登場したのはpredia。彼女達の歌の力はやはりすごい。聞き入ってしまいました。
自由席はステージから見て正面じゃないので彼女達の歌声の力が完全にこちら側に届かないのが勿体なかったけど、先日のエモフェスで体感した記憶で脳内補完しておきます。
しかし、前に集まった厄介集団が気になって仕方なかったw prediaのライブでヲタ芸を打ちまくるのはどうかと思ったけどねww
その厄介軍団以外の人達は座って大人しくしてた。まったりと観覧してれば別にいいんだけど、明らかにライブに興味が無さそうにしてた人が多かったのはいただけなかったかな。
ステージも見ずにずっとスマホいじってたり寝てたり。ステージに背を向ける様な姿勢の人が多かったのが辛かった。
別にライブ中のスタイルはそれぞれの自由だから自分が偉そうな事を言える立場にはないけど、興味が無いなら客席にいる必要はないじゃん?って思うんですよね。
そんな態度を顕わにする人が多かったので雰囲気的につまらなくなり、一旦会場を離れる事にします。だって外のイベントの方が楽しそうなんだもんw
と言うわけで再入場可能な第一体育館を後にして外へと繰り出します。

再び代々木公園イベントエリアに戻り、盛り上がる場内を散策。
SoHのイベントの奥、NHKホールに近い側で納豆フェスタが行われていたんですねw


こちらのステージの方に早く気づけばよかったよw

見たかったアイドルのステージが終わってしまったので早めの夕飯がてらフードエリアを散策。
納豆フェスタの方のフードエリアは大半が終わってしまっていて残念。
唯一に近く残っていた新米食べ比べコーナーでご飯をゲット。

あきたこまちとゆめおばこがちょうどいいサイズで販売されてましたね。これで1パック100円は安いw
ご飯に合わせるおかずを探しますが納豆フェスタ側の店が軒並み閉店だったので多国籍なフードエリアへ。
どこも混んでたけど割と買いやすそうなマックスポテトを調達。

そして田沢湖アルトビールを調達して頂きました。

秋田米をインド料理をおかずにして食べるとかおかしな組み合わせだけどやむなしw

ご飯の方は2パック食べました←

そこそこお腹も満たされたけどもうちょっと食べたかったので大分のから揚げを調達し田沢湖ビールの"恵"と共に2杯目♪



秋田のビールと大分のから揚げを一緒に食べる機会なんてそうそうないでしょうねw

仕事で疲れた体にビール2杯はさすがにやり過ぎましたねwいい具合に出来上がって来た所で見たかったアイドルのステージの時間が近づいてきたので第一体育館へと戻ります。

ライブの方はTHE HOOPERSから観覧再開。彼女達のライブを見るのはTIF以来でしたが相変わらずカッコよかったなぁ。
続くFES☆TIVEはそこそこ盛り上がったけど全体的にはやはり寂しい感じは拭えなかった。
そして次のCheaky Paradeの時は前の厄介軍団が沸きまくって面白かったw
タオル曲ではTシャツ脱いで上半身裸になって脱いだTシャツを振り回してたり。ホント動物園だったw
厄介系のヲタクが集まるんだなぁと改めて感じましたね。チキパはパフォーマンスは嫌いじゃないけどヲタクが厄介だから苦手ですw

続くチャオ ベッラ チンクエッティも盛り上がる曲をぶつけて来たけど客席の冷めた感じがとても辛かったっす。
「全力バンザーイ!」でみんなでバンザイするのとか最高に楽しいのに、ステージを見もせずスマホをいじったり寝ている層には何をやっても届かないんだなと感じ諦めましたよ。

タイテを見ると空白の時間があるのは調整時間を兼ねて司会の人がこの先出てくるアーティストの紹介をしたりしてました。
司会者曰く「トイレタイム」との事でしたが、長丁場のイベントにはこういうブレイクタイムも必要ですよね。
この先のアプガ・スパガ・ベビレの名前が紹介されると会場もだいぶ盛り上がりました。
しかしその後の声優・アニソン勢の名前が紹介されると今までにない盛り上がりを見せる感じが今回の客層を物語っていましたね。
自分の後ろでずっとスマホいじったり寝てた兄さんも自分のお目当ての名前が呼ばれると今までの態度がウソの様に叫び倒していましたよw
何だ、やれば出来るじゃん( ̄▽ ̄)

アイドル的にはメインどころとなる後半3組のライブでドルヲタは一気にテンションが上がります。
アップアップガールズ(仮)のステージはさすがの貫禄。今まで好意的にステージを見てた大人しめの人も立ち上がって一緒に盛り上がっていたのが嬉しかったですね。
SUPER☆GIRLSのライブもさすがのパフォーマンスで会場の熱量が凄かったのを覚えています。
そしていよいよやって来たベイビーレイズJAPANの出番。@JAMの一件があって、自分達主催のエモフェスを除けばそれ以来の対バンイベント。
果たしてどうなるのか?妙な緊張感の中、いつものovertureが流れメンバーが登場。近くにいた虎ガーも含め、客席のドルヲタは最高潮の盛り上がりを見せました!
そんな中、ベビレが披露したのはこの4曲。

 ベイビーレイズJAPANのセットリスト>

  ・Ride On IDOROCK
  ・ニッポンChu!Chu!Chu!
  ・シンデレラじゃいられない
  ・ベイビーレイズ

まさかの夜明け封じに驚きましたが、自分としては勝利宣言と言ってもいいんじゃないかな?と思っております。
ベイビーレイズを終えて夜明けを期待した厄介ヲタさん達には申し訳ないけど、「以上、ベイビーレイズJAPANでした!」とステージを去るメンバーの潔さがとても頼もしく思えましたね。
夜明けを期待している人も多い中で、この大きなステージで歌えなかった心残りはメンバーの中には絶対あるだろうけど、例の騒動がまだ冷めやらぬ状況で「勇気ある撤退」と言えるのではないでしょうか。
自分の前に居た厄介ヲタ界隈が随分なエーイングしてたけど、ひょっとしたら投げるためのサイリウムを鞄に忍ばせていたのかもしれないですし。
彼女達の前に立ち上がった問題に対して逃げる様な姿勢になってしまったかもしれないけど、関係ない人たちを巻き込んだりしてこれ以上悲しい思いをする人を増やしたくないですから。
サイリウム問題が夜明けと切り離され、多くの人の心に届く様になる日まで、僕ら虎ガーはじっくり待ちたいと思いますから。

ベビレのライブが終わった後は多くの観客が待っていたであろう声優・アニソン陣のステージへと続きます。
飯田里穂さんはベビレのエモフェスにも出てくださった方なのでライブを見たい気持ちもあったけど、それまでステージに背を向け続けた人が今までの鬱憤を晴らすかのように叫ぶ姿を見て興醒めしてしまいました。
この会場に長く居る必要は無いなと割り切り、お目当ての出番が終わったらさっさと退散しました。
エモフェスでどんな出演者でもライブを楽しみ盛り上げた虎ガーも何人か居ましたが、そんな人達も同じ様に会場を後にしていたので、自分と同じ思いだった人もいたのかな。

帰りは来た道をたどる様に明治神宮前から地下鉄に乗って表参道で銀座線に乗り換えて新橋へ。
横須賀線への地下通路で乾物が安売りしてたからついつい買ってつまみにしながら帰りの直通快速で一人打ち上げ。

終点までまったり飲んで、最終の1本手前で無事に帰宅となりました。

と言うわけで、SPORTS of HEART MUSIC FES.のレポートは終了。
@JAMの一件があってから初めてのベビレの対バンイベントと言う事で駆けつけましたが、ひとまずは無事に終わってホッとしました。
こう言った対バン系のイベントはグループの事を知らない新しい層に見てもらうために大事なイベントではありますが、客層によってその効果は様々だなと改めて考えさせられましたね。
自分に興味のない時間だとしてもステージに背を向ける様な姿勢を演者に見せるのは一緒に楽しみたいと思っている人間には厳しいもの。
そんな人々の心を動かす様なパフォーマンスを見せてこそ最高の演者なのかもしれないけど、最初から心を閉ざした人にはなかなか難しい話。
ライブ中別に盛り上がって騒ぐだけがスタイルじゃないしそれぞれの楽しみ方があっていいと思いますが、「この人楽しんでくれてるな」と演者に思ってもらえるような姿勢を見せる様にしたいと自分は改めて考えました。
「音楽」と言うのは読んで字の通り「音を"楽しむ"ものなのですから。楽しまなければそれは無駄な時間だと思うので。
限られた時間で少しでも多くの楽しみを見つけたい。自分はそんな生き方をしていきたいですね。