○○茶の日記帳~わがまま 気のまま 茶のジョーク~

アイドルとロックバンドのライブをこよなく愛する茶のブログです。ライブやイベントのレポートが主体なのでリアルタイム更新は殆どありませんが、緩くお付き合いいただけると幸いです。

フジファブリック LIVE TOUR 2017"STAND!!"@松本 Sound Hall a.C レポート

さてここからは本題のフジファブリックのライブのお話。
今回のツアー「STAND!!」は昨年末に発売された同タイトルのニューアルバムを引っ提げて10都市を巡る全12公演の全国ツアー。
前日の金沢で無事に初日を終了し、この日はツアー2日目の公演だそうで。
その情報を知った後にチケットの一般発売があったのでチャレンジしてみたものの、即日完売orz
一度は諦めて他を探したりそれこそ中京競馬場に行ってみるとか考えたわけですが、一週間前にオークションで出品されているのを見つけましてw
そちらに入札したらほぼ定価で落札できたので急遽参戦が決まった、と言うわけです♪
結果論ですが大寒波による雪のためにこの日の中京競馬は中止となったので、こちらを選択しておいてよかったのかな?ってw
そこそこの良番をほぼ定価で入手できたので助かりました。前に行くつもりはないのですが自由に場所を選ぶ権利を持つ番号なので開場時間に合わせて会場へと向かったのです。

今回のライブ会場・松本Sound Hall a.Cは松本駅から徒歩10分ほどのところにある雑居ビルの1階。よくあるライブハウスです。

到着の時点で開場10分前だったので整列が始まっており、係の人の指示に従い整列。
外は氷点下の寒さなのでクロークに預けるつもりの上着は手放せず。結局中まで持ち込むことにしてしまいました。
ドリンク代を支払い40番台で入場するとまだ2〜3列目まで行けそうな感じでしたが高身長の自分が前に行く理由もないので「人の邪魔にならない」場所を探します。
当初は上手側の壁際に行くつもりでしたが、下手側に柱があるのを見つけたので柱の真ん前に陣取ることに。ここなら後ろの視線を気にしなくても済むからね(*^_^*)
ライブハウスは行き慣れたもので、大抵の会場は外より涼しく有難かったり逆に寒く思えたりするのですが、氷点下の屋外から暖房の効いたフロアが「ありがたい」と思ったのは初めてに近い感覚かもw

柱の前はスピーカーの正面と言う事で見切れエリアなので最初の方は割と余裕があったけど会場が埋まってくるにつれて少しずつ人が流れて来ました。
とは言っても入場が落ち着いた頃に後ろを振り返るとそこまでギュウギュウでもないんですよね。むしろ後ろは少し余裕がある感じ。
でも前の方は結構窮屈で不思議な感じ。「少しでも前で見たい」と言う人が多いからでしょうか。
それでもキャパと同数の入場者数だったろうし、350と言う定員に対しては少し余裕がある箱に思えたので全体的に圧迫感のある雰囲気ではなかったのが良かったですね。
アイドルの現場でよくある「身動きが取れないほどの混雑」にはならなかったですから(*^_^*)

さてライブの方は定刻の17:30を少し過ぎた頃にスタート。ステージ上にメンバーが登場し一気にテンションが上がります。
まだツアーも始まったばかりと言う事で詳細なセットリストはここでは触れませんが、アルバムを引っ提げてのツアーなので当然「STAND!!」の楽曲が中心。

STAND!!

STAND!!

こちらの作品は予習していなかったし割と昔の曲しか知らないので正直殆どの曲が分からない状況だったのですが、下手な先入観が無い方が純粋に楽しめると思うのでこれは正解。
セトリなどの予備知識を持っていくとお目当てに向けて気持ちを持っていったりしてしまうので何も分からない状況での方が素直に楽しめますね。

セトリには触れませんがこの日のお愉しみと言う事で途中のMCのお話などを覚えてる限り紹介しますと、

<松本公演のハイライト>

 ・前日ツアー初日を金沢で迎え、2日目の松本への移動のお話。当初は昨日のうちに松本入りする予定だったそうなのですが、生憎の豪雪で夜の移動が危ぶまれる。
  スタッフと協議の結果急遽金沢に宿泊して当日移動になったそうで。スタッフ・メンバーほぼ全員が「当日入り」に賛成する中、どうしても「松本入り」に拘る男が一人。
  その名はKey.の金澤ダイスケ。彼の執拗なこだわりにvo.の山内氏は「松本にがいるんか?」と疑い問い詰めると「まぁ、オレの弥生が待ってるからな」と答え客席大興奮w
  オチとしては松本市美術館草間彌生の作品を見たかったってことらしいんですけどねw
  金澤氏は松本と言う街が気に入っているらしく、できれば午前中に色々観光したかったとの事でした。

 ・彼らが私立恵比寿中学に楽曲提供した時のこぼれ話。メンバー3人がそれぞれ制作した楽曲を提供したらしいのですが、最終的に採用されたのはBa.加藤氏の「お願いジーザス」。
  他の二人は少々悔しがったものの山内氏が制作した「COLORS」は結果的に自分達の楽曲として某CMソングに採用されて良かったなーと言うお話。
  あのCMは後半のオチに全てを持って行かれるので楽曲の印象が薄いと嘆いておられましたwせっかくなので「COLORS」の方にも注目して欲しいとの事でしたw
  ちなみに残された金澤氏の楽曲は果たしてどうなることやら…。

覚えている限りはこんな所かな。関西弁で面白く他のメンバーをいじる山内氏の軽快なしゃべりでMCも楽しかったです(^O^)

ライブの後半戦ではアイドルネッサンスがカバーしている「夜明けのBEAT」も披露し会場はこの日一番の盛り上がり。自分もこの曲を聞きたくて今回のライブに参加したので非常に嬉しかった。
アイドルネッサンスのヲタクとしてこれでまた一つ、本家の楽曲を聞くことが出来たのが感慨深かったですね。

ライブの方は2時間強行われ、最終列車の都合からか途中で帰っていく人も見られましたが最後まで盛り上がって終了。「地元長野の方!」と聞くと半数近くが手を挙げ、メンバーも喜んでました。
地方のライブと言うとどうしても遠征おまいつに支えられている部分が多く、アイドル現場だと地元の人が殆ど居ないと言う事も多いのですが、こうして地元のファンが集まってライブを楽しんでもらえる事が演者としても嬉しいでしょうし、遠征ヲタクとしても何よりの喜びであります(*^_^*)

終演後はロビーが混雑していたのでドリンクの引き換えを済ませて退散。夕飯を探し途中のセブンイレブンに寄ったけどめぼしいものが無かったのでまたアリオへ。
遅めのお昼が非常にヘビーで胃が荒れ気味だったので夕飯は割とサッパリ目に済ませたかったけどアリオの惣菜もから揚げとか餃子とかヘビーなものしか残っていなかったので結局ファミマでパスタ。
ライブ前に買って冷やしておいたワインで一人打ち上げ\(^o^)/

信州ならではのアルコールに舌鼓を打ちつつ、お土産にしようと買った井筒ワインにも手を出したらさすがに飲み過ぎたw

まぁでもうまい酒とグルメが堪能できるのが遠征の醍醐味ですね(∩´∀`)∩
飲み過ぎた所で早めに就寝。翌日に備え休んだのでした。

こんな感じで、ライブ3連戦のラスト、フジファブリックのツアーのお話はこれにて終了。
好きな音楽を追いかけて、ドルヲタと言うよりもロックヲタとしての色が濃かったこの3日間でしたが、どのライブも楽しかったし音楽を通じて人々が一つになれると言うのはは素晴らしいものだと感じました。
自分はロックが好きですがジャンルを超えて楽しむと言うのは本当に素晴らしい事ですね。
これからもこんな素敵な時間を多く過ごしたいし、その過程でたくさんの出会いがあったらと改めて思いました。