○○茶の日記帳~わがまま 気のまま 茶のジョーク~

アイドルとロックバンドのライブをこよなく愛する茶のブログです。ライブやイベントのレポートが主体なのでリアルタイム更新は殆どありませんが、緩くお付き合いいただけると幸いです。

アイドルネッサンス「年またぎ!名曲ルネッサンス全曲披露ライブ」@渋谷WWW X(第2部) レポート

自分的2017年の現場納めはアイドルネッサンスのライブ。第1部に続き年またぎの全曲披露ライブに参加です。

歳を跨いでの4部構成の第2部は1990年〜1999年。言わずもがな90年代の楽曲をババッと歌ってくれます。
1部の80年代以前のは自分的にも世代ではないのでそこまで感情移入することも無かったのですが、90年代ならだいぶ分かって来る時代。
特に90年代後半は自分も中学〜高校の青春時代。多感な時期であったこともありこの時代のナンバーは思い出深いものもあります。

世の中の流れ的にはバブルの好景気がそろそろ弾けて景気は段々と下向きになっていくのですが、人々の心はまだまだ豊かだった時代。
音楽業界的にはミリオンヒットが連発し「CDが売れる時代」の全盛期だったんじゃないでしょうか。
音楽不況の今からすると信じられない程CDが売れてたよなぁ。ヒット曲も多かった。自分がその世代だから感じる点も多いんでしょうけど、音楽的に豊かな時代だったと思います。

第1部と同様に入場。今度は140番台だったのですがほぼ同じポジションが取れたので1部の時と同様PAのそばでまったり。
BGMはやはりこの時代のヒット曲。好き嫌いは別にしてもこの時代のヒット曲ならほぼ知ってるし歌詞も分かるから思わず口ずさんでました♪
自分はひねくれ者なので90年代後半からヒット曲に背を向けるあまのじゃくになりつつあるんですが、改めて聞いてみるとこの時代の楽曲はいいよなぁ。
「昔はよかったよね」となりつつあるのが自分も歳をとったなぁとしみじみしつつ、この時代の音楽を楽しみつつ開演待ち。
今回も10分くらい押したけど客電が消灯。自分的2017年ライブの締め括りが始まったのでした!

<第2部のハイライト>

 第2部はユニコーン「PTA〜光のネットワーク〜」からスタート。「どか〜ん」とどちらが先かな?と思ったけどユニコーン大好きおじさんとしては嬉しかった(^O^)
 PTAは彼女達の事を好きになるきっかけだったので感慨深いものがありますね。ユニコーンのカバーは嬉しいけど「まさかこの曲をチョイスする!?」って驚いたもんw
 そのままの勢いで「どか〜ん」へ。MCを挟み「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」とアゲてくナンバーが続き客席は一気に盛り上がります。
 「ベステンダンク」は落ち着いたナンバーだけど90年代はいい時代だよなぁと1年目から思わせてくれました♪

 その後の「夏が来た!」からの「雪が降る町」の季節感ゼロの振り幅は面白かったけどこれもまた「全曲披露ライブ」の醍醐味。
 特に「雪が降る町」は年末のこの時期にしか歌われる事は無いから聞けて良かった。ユニコーン大好きおじさんここでも喜びます(*´Д`)

 今回のMCもメンバーのドリンクタイムがメインの簡単な流れ。内容は薄目だけど下手ーズの新井・野本のイチャイチャぶりが面白かったw
 メンバーも「1部で歌った年代は自分達の時代でも無いので実感が無いのですがこの年代になるとさすがに聴いた事もある曲が増えて来て嬉しいです」と語っておりました。
 聞いたことがあるって言ってもよく考えたらでも君達まだ産まれてないやん(ノ∀`) この時代になればきっと「親の影響」が大きいんでしょうね。
 詳細までは知らないけど、メンバーの年齢を考えたらご両親、大体オレと同世代っぽいし(ノ∀`)

 2部の楽曲的ハイライトはハイロウズのカバー日曜日よりの使者かな。
 この曲が初めてカバーされたのは2015年の「アキバで想い出トラベルネッサンス!!」の頃でしょうか?
 
 楽曲の持つ力が大きい、いい意味で「重い」楽曲なのでライブで歌われる事は意外と少ない印象ですが、やはりいい曲ですなぁ。
 歌い出しの理子ちゃんの神懸った歌唱力のインパクトが強烈な楽曲ですが、他のメンバーの歌の力も確実に伸びて来てて成長を感じた。
 楽曲の持つパワーに負けない、彼女達なりに表現された感情が込められた歌に第2部で一番の拍手と歓声が巻き起こったのがその答えでしょう。

 客席から「やった〜!」的な大歓声があがるのが「盛り上がる」曲と言うよりは振り付けに指さしが多めの所謂「レス曲」なのがまた面白い所。
 歌とダンスのパフォーマンスの良さが定評の彼女達とは言え結局はアイドル。客席はドルヲタ。求めるものはそう言う事なんだなぁってw
 ただ前途の日曜日よりの使者やラストの「Funny Bunny」等の純粋な良曲はじっくりと聞いて歌い終わった後には割れんばかりの拍手喝采を送っていたのはエモい瞬間でしたね。
 
 元々知っていた曲。知らなかった曲。色々あるけど、この年代になれば「自分自身の時代」になってくると言う事もあって曲を聞けば当時の思い出が蘇る。
 そんな名曲の良さを改めて思い出させてくれる。それが「名曲ルネッサンスの素晴らしさの一つなのかな?と言う感想を胸に、2017年最後のライブは楽しい思い出のまま幕を閉じました。
 
 
 

 <第2部のセットリスト>

  01.PTA〜光のネットワーク〜/ユニコーン(1990)
  02.どか〜ん/真心ブラザーズ(1990)
   〜MC(自己紹介)〜
  03.あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう/岡村靖幸(1990)
  04.ベステンダンク/高野寛(1990)
  05.夏が来た!/渡辺美里(1991)
  06.雪が降る町/ユニコーン(1992)
  07.きらいだよ/FAIRCHILD(1992)
   〜MC(閑話休題的ドリンクタイム)〜
  08.夏の決心/大江千里(1994)
  09.エアプレイン/ピチカート・ファイブ(1994)
  10.スパイダー/スピッツ(1994)
  11.日曜日よりの使者/ザ・ハイロウズ(1995)
   〜MC(閑話休題的ドリンクタイム)〜
  12.田園/玉置浩二(1996)
  13.空にまいあがれ/真心ブラザーズ(1996)
  14.それが答えだ!/ウルフルズ(1997)
  15.Raspberry/TRICERATOPS(1997)
  16.Happ Endで始めよう/大瀧詠一(1997)
  17.Lucky/スーパーカー(1997)
  18.愛のしるし/PUFFY(1998)
  19.Funny Bunny/the pillows(1999)
   〜MC(2部のまとめ)〜
  20.交感ノート/アイドルネッサンス(2017)

第2部も1時間半ほどでライブは終了。今回も特典会は無いのでそのまま退散。
長丁場の激しいライブの後の特典会は不要派だけど2017年最後の挨拶はしておきたかったので少し寂しい気持ちを残しつつ会場を後に。
「アイドルネッサンスのお陰で沢山のアーティストを好きになれた。そしてそんなアーティストのライブを見に行ったよ」と言う事を伝えたかったな。

まぁそれは来年の年明けのライブに持ち越しになりますかね?(*^_^*)
特典会で直接言葉で伝えられない「感謝」の気持ちはライブの後のいつもよりも大きな拍手喝采で伝えていた様に感じられました。
直接お話出来る「お見送り会」と言うモノがあるからどうしてもそこに頼りがちだけど、本来のライブでは客席からの「レスポンス」と言うのは「歓声」「拍手」で行うもの。
そんな基本的な事に改めて気づかせてもらったのもまた一つの収穫だったのかな?と感じました。それでいいんだよね(^O^)

2部の後も「今後の予定」として新たな情報が提示されなかった事もあり、どうしてもネガティブな空気が漂ってしまうアイドルネッサンス界隈。
不穏な空気が漂うのは寂しいものですが、そればっかりでは余計に雰囲気が暗くなります。
一生懸命に前を向いて頑張ろうとしているメンバーも居ます。グループが明るい雰囲気で前を向いて活動できる様に、楽しい雰囲気になれる様に、
ポジティブな風を送り込もうとするのがファンとしての務めなんじゃないかな?と改めて感じました。

さてライブの後は今年最後の締めで知り合いと打ち上げ…と行きたい所ですが、不定休の自分は正月休みも関係なし。明日も普通に仕事。残念ながら帰らなければなりません。
どうやって帰るか悩んだけど好きなグリーン車で飲みながらまったりしようと湘南新宿ラインで逆走wライブの間に買っておいた酒とつまみで打ち上げます!

ライブの後のこの瞬間が一番の幸せですね!\(^o^)/ 知り合いと飲むのも楽しいけど一人でまったりやるのもまた楽し♪
まったり飲みながら居眠りしても寝過ごす心配のない安定の直通快速で終点へ。そして最終列車に乗り継いで家に帰ったのでした。

こんな感じで、2017年の締めくくりとなったアイドルネッサンスの全曲披露ライブのお話はおしまい。
今年最後のライブとしては100%楽しみ切れたか?と言うと前日のベビレの楽しさと比較してしまう部分もあって色々思う所はありますが、単体で見れば十分に楽しかった。
なんやかんやでいい思い出のまま2017年を締めくくれて満足しています。

別の日記でまとめましたが2017年の現場参戦数は141本。色々楽しめました。
ロックのライブに流れつつもアイドルヲタクとしてはベイビーレイズJAPANとアイドルネッサンスの2本柱で頑張って来ました。
2組ともライブの現場が減って寂しく思いつつもその分他に楽しみを見つけて気分転換したり自分自身の為に時間を割いたりで充実した1年でした。
その結果、今年も沢山の人との出会いがあり、皆様のお陰で楽しい時間を過ごすことが出来ました。この場をお借りしてお礼を申し上げます。
こんな自分ですが、来年も明るく・楽しく・笑顔が絶えない日々を送っていけたらと思っておりますので、よろしくお願いいたします!
2017年も沢山の笑顔をありがとう。来年も楽しくやりましょう!\(^o^)/