今日のメインイベントは福島で行われる「福島とうろう流し花火大会」。
福島とうろう流し発興会が主催し、福島青年会議所、福島市仏教会が共催する、今年で36回を数えると言う小さな花火大会。
県庁裏の阿武隈川河畔の両側に60本のたいまつを灯し、約6000個の「とうろう」を川岸に並べ、先祖や東日本大震災の犠牲者らの霊に鎮魂の祈りを捧げると言うイベントです。
今晩の宿からも歩いて10分ほどで到着出来るのでちょうどいい。そう言えばこの夏は花火大会をゆっくり見たことが無かったので、いい機会だとここを選択しました。
会場へ向かう道中で良さげなラーメン屋さんを発見。
事前にネットで調べて見つけたお店。帰りに寄ることにしよう(´▽`*)
夕暮れの阿武隈川河畔には続々と地元の人々が集まって来ていました。
まだまだ日が長い夏の夕暮れ。日没前に会場に到着。
河畔では灯籠に火を灯す準備が進められていました。
まずは式辞。主催や来賓の皆様からの挨拶が続けられます。
この間にたいまつに火が灯され、並べられた灯籠にも徐々に火が灯ります。
日没を迎え、外が暗くなってくると灯籠の明かりが優しく輝いて来ますね。
来賓の式辞の後は法要。
法要が終わる頃にはだいぶ暗くなって来ました。観覧客は順次焼香を済ませ、灯籠のそばへと向かいます。
自分も流れに従って灯籠のそばへ。日が落ちて暗くなった夜の河畔に灯る灯籠のろうそくの明かりはとても優しかった。
東日本大震災の殉難者に捧げられた灯籠の明かりはひときわ優しく見えました。
ろうそくの灯りと言うのは、蛍光管からLEDに変わりつつある現代の電気照明には出せない温かみ、味がありますよね(´▽`*)
福島とうろう花火大会?
— なんとか茶🔰 (@nantokachasan) 2018年8月17日
2018.8.17 福島市 阿武隈川県庁裏河畔 pic.twitter.com/A0T9GWFiM9
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2018.8.17 福島市 阿武隈川県庁裏河畔 pic.twitter.com/1Bg6Wzu7EE
ワイワイと賑々しく打ち上げられる夏祭りの花火とは違い、鎮魂の意味を込められた花火には大きな歓声も上がることも無く、みんな静かに見守っていました。
酒を飲みながら騒がしく行われる花火大会よりもこうした落ち着いた雰囲気の花火の方がじっくりと堪能出来て自分は好きです(*^_^*)
約3000発の花火はあっという間に終了。綺麗な福島の夏の風物詩を堪能させて頂きました♪
花火の後は閉会。改めて、灯籠をゆっくりと見せてもらいました。
河畔に並べられた灯籠は本来ならば阿武隈川に流すのでしょうけど、河川の安全を考慮し岸辺に安置し回収するとの事。
これも時代の流れでしょうか。寂しいけど仕方のないことですね。
花火を見られて満足の後はホテルに戻ります。お昼ご飯を食べ過ぎたからか、胃のムカムカが取れないけど、折角なので行きしな見つけたラーメン屋さんへ。
味噌ラーメンの大盛りにバターを添えて頂きます。
ちょっぴり辛めだけど優しい味。地元の人が集まるのが頷けました。まさかの替え玉も頂いて大満足。
胃のムカムカの原因は昼の餃子を急ぎ足で「飲む」様に食べたから、食堂が火傷気味だったのでしょう。
そこにラーメンはしんどかったけど、おいしくいただきました♪
お腹も満たされたところでホテルに戻り、打ち上げ!
今回の旅を振り返りつつ、翌日に備え、遅くならない様に休んだのでした。
以上、のんびりと過ごした一日はおしまい。久々の旅気分を味わえた一日でした。
ライブを見たわけじゃないけど、たまにはこういうのも良いですね♪