○○茶の日記帳~わがまま 気のまま 茶のジョーク~

アイドルとロックバンドのライブをこよなく愛する茶のブログです。ライブやイベントのレポートが主体なのでリアルタイム更新は殆どありませんが、緩くお付き合いいただけると幸いです。

WHY@DOLL ラストライブツアー~We are always here for you~ ファイナル公演(第2部)@浅草花劇場 レポート

この日2本目の現場は浅草の花劇場で行われたWHY@DOLLのラストライブ。
メンバーの青木千春さんの体調面の不安から活動休止が決定し、9月から始まったラストツアーの最終日。
8年5か月に及んだグループとしての活動を締めくくるメモリアルな公演。
知り合いに誘われチケットを譲ってもらえたので折角だからと参加する事にしました。

渋谷から銀座線で田原町へ。道中でジャパンカップの結果を知りますが、自分の本命◎カレンブーケドールは惜しくも2着。
相変わらず単勝を当てる事が出来ないんだよなぁ(^_^;)
でも複勝がそこそこついたので1,400円の払い戻し。ワイド買った分200円のマイナスでした。
折角なのでウインズ浅草のスタンプもゲット。
f:id:nantokacha:20191126111157j:plain
渋谷で買った馬券を1時間以内に浅草で払い戻すのはオレだけでしょうなw

馬券を換金し、1部に参加している知り合いと合流すべく会場である浅草花劇場へ。

f:id:nantokacha:20191126111130j:plainf:id:nantokacha:20191126111135j:plainf:id:nantokacha:20191126111140j:plain
浅草は九劇があるので何度か来たことがありますが、花劇場は知らなかったわ。2019年4月オープンだって。じゃあ知らないかw

会場には関係者・ファンから沢山の花が贈られていました。

f:id:nantokacha:20191126111144j:plainf:id:nantokacha:20191126111148j:plainf:id:nantokacha:20191126111153j:plain
8年5か月の活動の中で出来た沢山の仲間から愛されている彼女達へ最後のメッセージ。沢山の愛が溢れていました(*^_^*)

1部を終えて出てきた知り合いと合流して今晩の宿へチェックイン。飲み明かすでしょうから浅草に宿をとってくれました。
満員御礼で荷物は極力減らして欲しいとの事だったので、要らない荷物を預けて準備は万端。再び会場へ。
ちょうど開場したばかりだったので整理番号順に入場します。

浅草花劇場はスタンディングでキャパ450人。チケットは完売し当日券は無し。
どれくらいパンパンになるか心配でしたが、前の方は人口密度が高そうなので後ろへ。カメラがあるので視界は微妙だけどその分人は少なそうだ。
開場から開演まで1時間。バンドのライブだとギリギリに一気に増えるので油断できませんがアイドルのライブは「少しでも前に行きたい」人が多いので
整理番号順に入ってしまう人が大半。開場30分ほどである程度落ち着き、後ろは余裕があったのでひと安心でした。

自分の憶測ですが、この会場が「客席」と見なしているのはカメラより前、2階席の下にならない部分だけなのかな?と思ったり。
1階フロアはかなり広く、ライブハウス基準なら600人は押し込めそうな床面積があったけどキャパは450人。
無理に前に行かない人が後ろに下がった分、SOLD OUTと言う割にはキャパに余裕があり、見る側としては助かりました(^O^)

ただ相変わらず荷物を持ち込むヲタクが多いこと…(´_ゝ`)
外はだいぶ寒くなって来たので衣類が増えるのは仕方ないとしてもヲタクってなんであんなに荷物が多いんでしょうかね?
リュック程度ならまだしもトランクとか普通に持ってくるし…。
自分も常にモバイルPCとか持ってるので無駄に荷物は多いですがなるべくコインロッカー等に預けるようにしてます。
結果的にキャパに余裕があったから良かったものの、本気でパンパンだったらどうするんでしょうかね?(-_-メ)

そうそう、入場時にはファン有志が用意したサプライズ企画のグッズが配布されました。

f:id:nantokacha:20191126111201j:plainf:id:nantokacha:20191126111206j:plain
こう言うの頑張る人は頭が下がります。喜んで協力させていただきます(^O^)

しかし客層を見渡してみると本当に年齢層が高い(^_^;) 今年38歳になる自分ですがまだまだ若手で居られる感じ(;゚Д゚)
若い人も居るには居ますが本当に少ない。今日は4組のアイドルを見ましたが、ドンドンとファンの年齢層が高くなっていくのが面白かったw
熱心なおじさんに支えられると金銭面では心強いけど長いスパンで見たらおじさんだらけの現場は未来が無いので難しいところですけどね。

定刻通りに客電が消灯。いよいよWHY@DOLL最後のライブが始まったのでした!

 <ライブのハイライト>

  SEにのってステージに登場した二人。冒頭からもう泣きそうな表情にこちらも心が打たれます。
 「Show Me Your Smile」って言ってるのに必死に涙をこらえてるのが伝わって来ましたもの。

 8年間の思い出を振り返りながら次々と楽曲を披露。
 この日の1部と2部で「今までの楽曲を披露する」と宣言し一曲一曲を大事に歌います。
 逆に言えばWHY@DOLLとして二人の歌を聞けるのはこれが最後なのかもしれないな」と思うととても淋しくなりました。

 楽曲の数からしても基本メジャーデビュー後~Tパレ移籍後の楽曲が大半を占めるのですが、
 北海道のロコドル時代の楽曲を披露すると古参勢が一気に元気になるw
 噂に聞いてた「北海道MIX」とか初めて聞けたw 最初で最後の「北海道MIX」、面白かったなw
 
WHY@DOLL / 全国5都市ツアー in 東京 〜Fight!〜  「この頃私居ないんですけどw」と苦笑いのはーちゃん。そりゃ古いわw  自分がほわどるのワンマンライブを見たのは2015年の「ほわどる武者修行シリーズ」の頃。  あの頃はまだロコドル時代の楽曲ではっちゃけるピンクTの人も多かったのですが、今はほとんど見かけなくなってたもんなぁ。    古参勢の古い曲での盛り上がりと新規勢のポカーン( ゜Д゜)な空気。新しい曲になるとこれが逆転w  この温度差が彼女達の活動の歴史を物語っていましたね。  MCを挟み休憩しつつも4~5曲ずつぶっ通しで歌いきる二人。ライブの時間は2時間を超え、長丁場に。  ちはるんの体調面を気にしつつも「最後までやり切る」と決意した二人。喜怒哀楽("怒"は無いかw)、様々な感情が入り乱れて、  正直、パフォーマンスとしてはボロボロになってしまう部分も無きにしも非ずでしたが、一曲一曲を大事に歌って踊る二人。  音楽を大切にし、歌う事の楽しさを体現しているようで、見ていてとても心地よかったっす。  時に「今日で終わりなんて信じられない。明日以降のスケジュールをサプライズで発表したりしません?スタッフさん(笑)」などと  冗談を飛ばしつつも、やはり終わりの時が近づくと今まで抑えていた(抑えきれてないけどw)感情が爆発。  本編ラストの「ありがとう。」は感情を込めて丁寧に歌いきってくれました。  本編は終わったもののまだ披露されていない楽曲が2曲。まだまだ彼女達のライブを見たい客席からは「アンコール」が発動。  ココで声を出して叫ぶ「アンコール!」と言うコールではなく、ファン主導の「歌のサプライズ」が発動されます。  ファンからの感謝の気持ちを込めて、彼女達の楽曲「ありがとう。」のフレーズを合唱し再度ステージに登場してくれと呼びかけます。   ありがとう どんな言葉も   今はもう意味を成さないよ   こんなちっぽけな 私なのに   涙と勇気をありがとう   出逢えたこの奇跡 最高の宝物  感動的なアンコールに呼び出され再びステージに登場した二人。ここで今日まで封印していたと言う新曲「album」を披露します。  活動休止を発表してからリリースとなったラストアルバム。今までの活動を振り返り感謝の気持ちを目一杯込め二人が作詞を担当したナンバー。  ここにファン企画として白のサイリウムが演出。とても感動的でした。  そして本当のラストは「ケ・セラ・セラ」。最後は笑顔で終わりたいと願う二人が残していたみんなが笑顔になるナンバー。  感動の涙を流しつつも最後は笑顔で用意された花を振る客席。とても感動的な光景でした(T_T)/~~~    2時間半近くにも及ぶライブは大団円で終了。記念撮影をしておしまい。  SEとアンコールを含めるとちょうど30曲を披露したと言う。  最後までやり切った彼女達は「今が一番カワイイ」と言い切ったように最高の最新を更新し続け、最後まで素晴らしいステージを見せてくれました!  f:id:nantokacha:20191126111217j:plain  <2部のセットリスト>    ~SE.Divertimento~   01.Show Me Your Smile   02.Don't Ask Me Why   03.セツナ SHOOTING STAR   04.Tactics   05.マホウノカガミ   06.Ringing Bells   07.シグナル   08.Forever   09.Notice me   10.Fight!   11.ずっと もっと   12.ふわふわ♪Party   13.君に逢いたい   14.またね   15.パウダースノウ   16.2月のエピローグ   17.shu-shu-star   18.LOVERS on EARTH   19.Sweet Vinegar   20.Dreamin' Night   21.ラブ・ストーリーは週末に   22.夜を泳いで   23.Mr.boyfriend   24.恋なのかな?   25.Tokyo Dancing   26.菫アイオライト   27.ありがとう。     ~アンコール~   en1.album(初披露)   en2.ケ・セラ・セラ

鳴りやまない拍手に見送られた二人がステージから去るとWHY@DOLLは終わってしまいました。
自分がかかわった期間は長くは無かったけどやはり終わりは寂しいものですね。

ほわどると自分の出会いは2013年の年末にアリオ蘇我で行われたクリスマスイベントの時でした。
当時Juice=Juice目当てで参加したイベントに彼女達も参加してたんですよね。
ちょうど上京した手の頃でしょうか?かわいくて歌が上手だなーと言う印象でした。

その後しばらくは会う機会は無かったのですが、ひょんなことから久々に会いに行きたいと思い出して参加したのが2015年の「ほわどる武者修行シリーズ」の頃。
この頃はメジャーデビューしてからしばらく経ち、今の落ち着いた音楽性になっていたので、昔の曲をやった時にフロアが地下ドルのノリではっちゃけるのに驚いたっけ( ゚Д゚)
札幌時代を知らない自分は「ほわどるの音楽性とこのノリはどうなんだろう?」と疑問に思ってつぶやいたら昔からのファンの子に噛み付かれたっけ?(;´Д`)
「clover」のリリースイベントとかも行ったなぁ(*´ω`*)

その後またしばらくは会う事は無かったのですが、ひょんなことから知り合いが彼女達に惹かれほわどる現場に足を運ぶようになってから自分もたまに顔を出しまして。
2017年頃になると札幌時代からのファンの方の姿は殆ど無く、年齢層の高い落ち着いた現場に変わっていました(;・∀・)
節目の大きなライブになると遠征のファンも駆けつけて応援してくれたりしたけど、いつもと言うわけにはいかないので、関東のおじさん達が支える感じ。
落ち着いた雰囲気を好む年齢層の高いおじさんの現場になり、安定はしているものの上積みは厳しくなるわけで。
いつぞやの定期公演で年配の方が「ほわどるはピンチケが来ないんですよねー」とボヤいてた事がありましたが、
その時自分は心の中で「いや君達(おじさん)がピンチケ(若者)を追い出したんだよ」と思いましたもんw

アイドルが長く活動を続けていく上ではやはり「ファンの新陳代謝」は必要不可欠なわけで。
末永く支えてくれる人が一番ありがたいのは勿論ですが、特にアイドルヲタクは「新しいもの」「若い子」に流れがちなので、
去っていくファンの数を上回る勢いで新しいファンを獲得していかないと将来性は不透明になっていきますし、
最終的にはメンバーや運営のモチベーション低下に繋がり活動を諦めてしまう結末になると言うのが悲しい現実であります。

何はともあれ、活動休止を決定してからも「今までお世話になった人達に恩返しをする」とツアーやリリイベを精力的に行い、
最後までやり切ってくれたのはファンとしてもともに駆け抜けられた分良かったのではないでしょうか。
自分は推していたグループが昨年立て続けに解散しました。それも「空中分解」的な解散で、解散発表後新たにイベント等が追加される事は無く、
発表後のイベントでも明らかにモチベーションの下がった子とまだまだ続けたい子の温度差が垣間見えたりして切ない思いをしたし、
応援しているこちら側も煮え切れない思いのまま終わってしまったのが凄く残念だったので、「最後までやり切ってくれた」のは少し羨ましく思えたり(*^_^*)

最後に自分の主観を書いてしまったので読まれた方の中には嫌な思いをされた方もいらっしゃるかもしれません。
思い残す事を探したらキリが無いでしょうけど、ファン・メンバー、どちらも最後まで全力で駆け抜けて悔いはないはず。
8年間、沢山の思い出を残してくれたWHY@DOLLに出会えたことに改めて感謝します。長い間お疲れ様でした!


終演後はこのラストライブの映像化のためのクラウドファンディングに参加した特典会に参加する二人よりも先に会場を後にし、
宿泊予定のホテルで打ち上げの準備。日曜日の浅草は飲み屋が閉まるのも早いのです。
酒と食材が揃った所で打ち上げ。ハロヲタの4人は「俺ほわどるのこと好きすぎてどうしたらいいかわかんねえ」とか言って牛丼に涙こぼして食べたとか?(・∀・)
f:id:nantokacha:20191126111221j:plain
ほわどるのこと。ハロプロのこと。久々に集まった人とは話題は尽きず。夜遅くまで飲んだくれて散会したのでした。

こんな感じで、2現場を回した週末のお話はおしまい。
久々の学祭は人の多さに疲れたけど楽しかったし、長く活躍したアイドルのラストステージに立ち会えて良い思い出になりました。
出会いがあれば別れもある。切ないけどこれも運命。出会った人々がいつまでも幸せで笑顔が絶えない日々を過ごせるのを願うばかりです。
週末に出会った皆様、お疲れ様でした!