○○茶の日記帳~わがまま 気のまま 茶のジョーク~

アイドルとロックバンドのライブをこよなく愛する茶のブログです。ライブやイベントのレポートが主体なのでリアルタイム更新は殆どありませんが、緩くお付き合いいただけると幸いです。

こぶしファクトリー ライブ 2020 ~The Final Ring!~ ライブビューイング@T・ジョイ蘇我 レポート

この日は好きだったグループの解散ライブを見に映画館まで行って来たので、その時のお話です。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で外出自粛が呼びかけられる中、家でじっとして居られなかったので映画館で見て来ました。

2020年の初頭、ハロー!プロジェクトのグループこぶしファクトリーの解散が発表されました。
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ハロプロからだいぶ離れた自分ですが、こぶしファクトリーは好きだったんですよね。
対バンイベントで彼女達のライブとタイミングが合えば必ず応援に駆け付けてたし、イベントも何度も行きました。
ファン歴は長くは無いけど、なんやかんやで応援してたグループだったんですよね。
そんな彼女達のラストライブ。激選と言われていたチケットがまさかの当選で!( ゚Д゚)
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しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で3月以降は各方面でのライブ・イベントが中止に追い込まれる事態に(>_<)
大手グループのライブほど、早い段階での開催中止・延期が発表され、ハロプロのライブも早い段階で3月いっぱいの開催中止・延期が決定しました。
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そんな中、こぶしの解散ライブだけは直前まで開催に向けて頑張ってくれた様ですが、事態は悪化の一途を辿る中、遂に事務所から「無観客開催」の発表が(ノД`)・゜・。
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こんな事態だから仕方ないですが、ライブを直接見に行けない悔しさと寂しさ…。誰のせいでもないのですが、流石にやるせない…。
「解散」ライブでなければ延期も出来たんでしょうけど、大人の事情もあってか、日程はずらせなかったのでしょうね。
でも「中止」と言う最悪の事態にならなかっただけマシなのかな…。寂しいけど、ラストライブが開催されるだけよかったのかな…。

こちらのライブはCSのテレ朝チャンネルで生中継が決定。しかし自分は見る環境がありません。
厳密には用意すれば何とかなったものの、家で一人で見ていたら辛いのが分かって居たので、何とかLVに参加したい…。
とは言え、ライブビューイングのチケットも関東の会場は軒並み完売(ノД`)・゜・。そりゃそうだよね。

コロナウイルスの自粛体制の変化もあって、東宝系の映画館で開催予定のLVが中止になり、その代わりに急遽LVを開催する会場もありまして。
自分の近場では船橋ららぽーとにあるTOHOシネマズが中止になった代わりに蘇我のT・ジョイで開催されることになり、こちらはチケットが確保できそう。
チケットを確保し、当日に備えたのでした。

勤務的には紆余曲折あって結局有給休暇で休みにしたこの日。前日のアイドル甲子園を終えて都内に泊まって迎える予定でした。
しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でアイドル甲子園が中止に。週末は外出自粛要請もあって他のイベントも軒並み中止。
予定の変更を余儀なくされ、当日は家からの出発となりました。

会場に入れないのは分かっていても、せめてもの慰めに東京ドームシティホールの前に行こうと思っていたのですが、それすらやめた方がいい雰囲気。
当日はギリギリまで家で待機し、夕方の電車で蘇我へと向かいました。

17時過ぎに蘇我に到着。早めの夕飯と思い、蘇我に通勤していた時代によく行ってた「石ばし」さんに行ってみるも、定休日だったorz

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そうだ、石ばしさん月曜日休みだったの忘れてたわ。曜日の感覚なくなってたしw
仕方ないのでアリオ蘇我に向かうバスに乗ってフェスティバルウォークへ。手前のバス停で降りて「喜久屋」さんへ。
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京葉線で帰ってくると蘇我に着く手前で見えてくる看板が気になってたんですよね。駅から遠いのでなかなか行く機会も無かったけど、
こぶしのライブの前はラーメンが食べたかったので行ってみました(*´з`)

味噌ラーメン専門店ですが北海道・信州など各地の味噌をベースにしてる感じ。田所商店に似てるかと思ったら系列店だったのね。
今回は北海道味噌ラーメンを頂きました。

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お腹はいっぱいなのについつい大盛り(^_^;) ちょっと食べ過ぎたけど満足でした。
お腹も満たされたところで本日の現場へ。T・ジョイ蘇我は喜久屋さんから歩いて5分ほど。
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映画なんて見ないので映画館に来るのは久々だなぁ。ここに来たのもC-Styleのライブの時だったしw
外出自粛ムードの中、映画館に来てる人も少ない。ロビーで待ってる人、大半がこぶしのライブを見に来た同志っぽい。
予約したチケットを発券して入場しました。
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キャパ400名はありそうな映画館ですが、連番にならない様に配慮してくれた様で、チケット販売の段階で飛び飛びになっています。
更にはコール・サイリウム・拍手禁止。ただじっと座って見て下さいとルールが定められました。
コロナウイルス感染拡大防止の苦肉の策。それでもLVを開催してくれただけありがたいかな。

定刻の18:30の少し前にメンバーからのコメントが入り、定刻通りにライブが始まります!

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 こぶしファクトリーは初期から応援していたわけではないし、最近も少し離れていたので、5年間の活動の中で応援したのは実質3年程度。
でも、ワンマンライブに行ったり、リリイベに行ったり、対バンで応援したり…。なんやかんやで思い出は沢山あるんですよね。

ジャンプ禁止・コールも薄い・接触文化…。ファン層の変化と共にライブの雰囲気も大きく変わったと言われるハロプロ
娘。ヲタの仲間と話しても「不満」の声が聞こえて来るのでその変化を憂い、自分みたいな古いヲタクはもはや老害なのかと敬遠しています。
そんな現場の変化の中、こぶしファクトリーのライブの雰囲気「古き良きハロプロを最後まで継承していた。
ジャンプ・フリコピ・大歓声…。とにかくヲタクの元気がいい。おっさんだらけだったけど、これぞハロプロ現場」と言える雰囲気が残ってた。
そんな雰囲気が大好きで、こぶしの現場だけは最近まで足を運んでたんですよね。

「こぶし組」として言えるほど熱心でもなく、ツアーも殆ど顔を出さなかった薄っぺらなヲタクだったけど、こぶしのライブの為に遠征したのも楽しかったし、
彼女達との思い出もそれなりにあるので、ライブが進んでいく毎にその当時の思い出が走馬灯のように蘇って来て、時々目頭が熱くなりました。

ラーメン大好き小泉さんの唄は色んな所で聞いたけど、ナカGフェスの思い出が強いかな。


こぶし以外にも出演者みんな大好きな楽しいフェスでした(*^_^*)

「Oh No 懊悩/ ハルウララはまちゃんの誕生日当日のリリイベに行ったなぁ。
「はまちゃんスペシャル」「おへその国からこんにちは」をやったのよねw
2部は時間の都合で帰ったけど「彼女になりたいっ!!!」「はまちゃんちょうだい」やったみたいだしw

夏のOTODAMAでのライブは2回見に行きました。OTODAMAでのこぶしのライブは彼女達の真骨頂とも言えるもので、
ココに賭けるメンバーの思いと集まったこぶし組の熱い声援が相まってものすごい熱気になるんですよね。

「バッチ来い青春!」は隣のヲタクとスクラム組むのがとにかく楽しかった思い出。

こぶしファクトリー『バッチ来い青春!』(Magnolia Factory [Hey Youth, Come At Me!]) (Promotion Edit)
ルネTだったり、ベビレのTシャツだったり、アウェイのヲタクで頑張って応援したなぁw

「オラはにんきもの」愛踊祭2016の課題曲となり、当時応援していたグループが決勝戦に進みしのぎを削りました。
そう言えばあの決勝大会は奇しくも今回の開催ライブが行われた東京ドームシティホールだったなぁ。





辛夷の花」は名曲中の名曲。沢山の思い出があるが、中でもビバラポップで大森靖子さんとのコラボが思い出されて涙。

こぶしファクトリー × 大森靖子 「辛夷の花」

そして彼女達のライブでの本当のラストとなった「シャララ!やれるはずさ」MV収録のエキストラとして参加したので、自分の中でも一番思い入れが強い曲でした。

こぶしファクトリー『シャララ!やれるはずさ』(Magnolia Factory[Sha la la! we can do this!])(Promotion Edit)




2時間半近いライブはおしまい。これで終わってしまうと思うと寂しくて涙が出た。
粛々とライブを見ていたLV会場のお客さんでしたが、終わった後にはすすり泣く声も。
好きだったグループが解散したと言う寂しさ。それを「無観客」と言う声援の無い環境で開催されたことのやるせなさ。
誰のせいでもないし仕方の無い事だけど、やりどころのない寂しさと悲しさが終演後の客席に漂っておりました。


 <セットリスト>

  1.Yes!We are family~こぶし ver.~
  2.念には念(念入り Ver.)
  3.これからだ!
  4.Come with me
  5.好きかもしれない
  6.アカペラメドレー
   ~LOVEマシーンチョット愚直に!猪突猛進~念には念~GO TO THE TOP!!~サンバ!こぶしジャネイロ 2019~桜ナイトフィーバー
  7.開き直っちゃえ!
  8.消せやしないキモチ
  9.Oh No 懊悩
  10.アンラッキーの事情
  11.ハルウララ
  12.青春の花
  13.ラーメン大好き小泉さんの唄
  14.メドレーブロック
   ~バッチ来い青春!~エエジャナイカ ニンジャナイカ~サバイバー~オラはにんきもの~ピッチピチトモダッチ~闇に抜け駆け
  15.ドスコイ!ケンキョにダイタン
  16.押忍!こぶし魂
  17.懸命ブルース
  18.TEKI
  19.明日テンキになあれ
  20.亀になれ!
  21.スタートライン

  <アンコール>

  en1.明日の私は今日より綺麗
  en2. 辛夷の花
  en3.シャララ!やれるはずさ

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ライブが終わり、好きだったグループが解散し活動が終わってしまった寂しさが襲ってくるものの、実際に見たわけでもないので実感が沸きませんでした。
解散ライブが行われていて、チケットもあったのに参加出来なかった寂しさと虚しさ。仕方のない事態とは言え、こぶしのリーダも言っていたように
ただただ「悔しい」気持ちとやるせなさで会場を後にしたのでした。

帰りも蘇我までのバスに乗ろうと思いましたが、LVを見ていた人が思いのほか多かったのですぐのバスには乗らず。
T・ジョイからだと本千葉駅に歩いた方が近そうだったので本千葉まで歩き、内房線に乗って職場に行き、翌日の仕事に備えたのでした。

以上、こぶしファクトリーの解散ライブのLVのお話でした。

こぶしファクトリーの楽曲って歌詞がいいのよね。なんやかんやで関係者に愛されてたんだなぁと改めて感じます。
曲が良くて、ライブがとにかく楽しい。でもそれだけじゃ何かが足りなかったのでしょうね。
移り変わる時代の中で「ライブで盛り上がる」ことに特化した彼女達はハロプロの中でも「ガラパゴス」な存在となってしまったのが勿体無かった。
ハロプロの主催ライブで「ジャンプ」が禁止となり、こぶしのライブの熱さをフロアが全力で楽しめないのも「ガラパゴス」の要因の一つでしょうか。
結果的に最後の対バン出演となった「MX IDOL FESTIVAL」ではハロプロのライブでは封じられたジャンプで盛り上がった様で。


これがハロプロの本拠地で封じられた事に多くのファンが不満の声を上げていますが、そんなヲタクと共にこぶしと言うグループまで淘汰されるのが本当に寂しい。

最近ではサマソニRIJFなどの大規模野外ロックフェスにハロプロのグループが呼ばれるのが当たり前の様になって来ました。
パフォーマンスではまだまだ足りないかもしれないけど、ロックで熱いこぶしの楽曲はロックフェスに凄く似合うと自分は思います。
ハロプロのグループの中で一番ロックフェスが似合うんじゃないかとも思ったり。それは言い過ぎかな?
ライブハウスのこじんまりとしたステージを中心に活動していた彼女達。ライブパフォーマンスとしては大舞台に立つにはまだまだ弱い所はありますが、
彼女達がこんなロックフェスに出演し客席を唸らせる未来が見たかったなぁ。

こぶしファクトリーの一ファンとして見たかった夢はまだまだありますが、彼女達自身はやり切ってくれたのなら自分も悔いはありません。
ラストライブで声援が送れなかった事だけが正直悔しいですが…。

他のグループの様に、新しいメンバーを加入させたりすればグループを継続しさらに人気や活躍の場を広げる事が出来たであろう彼女達。
でもそれはせず、自分達の思いを貫いて「解散」と言う道を選択したこぶしファクトリー
youtu.be
彼女達の思いを尊重し、それぞれの未来に向かって突き進んでくれるのを願うばかりです。

こぶしファクトリー『スタートライン』(Magnolia Factory [“The start line”])(Promotion Edit)