○○茶の日記帳~わがまま 気のまま 茶のジョーク~

アイドルとロックバンドのライブをこよなく愛する茶のブログです。ライブやイベントのレポートが主体なのでリアルタイム更新は殆どありませんが、緩くお付き合いいただけると幸いです。

臨時快速谷川もぐら号で行く上越線のんびり旅

今話題の「プレミアムフライデーであったこの日。自分はたまたま休みでした。
翌日の土日にハロヲタ時代の旧友が「久々に集まって合宿でもしないか?」と誘ってくれたので乗り気で有給休暇を申請。
何とかやすむことが出来たので無事に3連休を確保。ヲタ合宿の会場は石川県は志賀町にあるペンション。
前日も休みだったので折角だから何か面白そうなイベントは無いかな?と色々探してみた所興味深いライブを発見。
大人気の公演。チケットが取れるか不安だったけど見事に当選し参加が決定。前日にそのライブに参加してから能登へと向かう事にしました。

その前日のライブが行われるのは新潟能登半島へ向かう過程で「寄り道」っちゃあ寄り道w
ヲタ合宿には新潟のヲタ仲間も参加する様な流れになっていたので上手くしたら一緒に行けないかな?などと淡い期待を抱きつつ仲間内でスケジュールを出し合い調整。
諸々の手配が出来たのでヲタ合宿の前日であったこの日は新潟でのライブに参加する運びとなりました。

さて新潟までの移動手段。オーソドックスに考えたら新幹線となるわけですがそれじゃあ旅は面白くないし余計なお金もかかる。
ライブは夜なので時間はたっぷりあるので今回も鈍行旅を企てます。新潟くらいなら鈍行で十分だしねw
新潟へ向かう道中の在来線で面白そうな列車が無いかな?と思い調べているとたまたまこの日「快速谷川もぐら号」と言う臨時列車が運転される事を発見。
高崎線上尾駅から上越線に直通して越後湯沢駅まで、乗り換えなしで行ける上に快速なので520円の指定席料金だけで乗れると言うお得さ。
時間はたっぷりとあるので上越国境をのんびり鈍行で越えてやろうと思っていた自分にはうってつけの列車です(^O^)
鉄道マニアに人気らしく、指定席は即日完売の勢い。早めに手配しておいて良かったっす♪
谷川もぐら号は越後湯沢駅13:32に到着。越後湯沢から先も鈍行で新潟へ向かっても17時前には到着できそう。ライブには間に合いますね(・´з`・)

そんな谷川もぐら号の上尾駅出発は9:46。それに間に合うように地元を出発します。
地元からは京葉線直通の通勤快速で東京駅へ。ギリギリになって間に合わないかと思った(;´∀`)
学校もまだ始まっていないと言う事で通勤快速もそこまで混んでなかったかな。東京駅には定刻の8:39に到着。
平日の殺伐とした雰囲気が戻って来た事に憂いを感じながら上野東京ラインの出発する7・8番ホームへ。

1本前の高崎線には間に合わなかったので東京駅8:56発の籠原行きに乗車。

これで籠原10分乗り換えなのでちょうどいいでしょう。

電車は時刻通りに東京駅を出発。が、発車してすぐ防護無線を受信し緊急停車。どうやら東京駅にて線路内人立ち入りがあった模様。
約5分の停車で運転再開となりましたが、時間ないんだから勘弁しておくれ(>_<)
籠原行きは結局4分ほどの遅れで上尾駅に到着。

ここからは始発の臨時快速谷川もぐら号に乗り換えます。

使用の車両はリゾートやまどり。駅の電光掲示板は何も表示されてなかったw*1
写真撮ったりコンビニでコーヒー買ったりしてたらギリギリになってしまったよ(;^ω^)
でも間に合ったので一安心。指定された座席へ座った所で列車は時刻通りに上尾駅を出発。一路越後湯沢を目指し北上します。

リゾートやまどり号の座席は2×1仕様。座席のピッチが広く、特急列車のグリーン車の様な乗り心地(*^_^*)

デッキには和風な歓談スペースがあったり、

チャイルドエリアがあったり、

定期列車の車両とは違ったジョイフルトレインらしい仕様になっております。

上尾で買ったコーヒーとおやつを食しながらまったり移動していると

列車は熊谷に到着。するとここで接続となる秩父鉄道のホームにはSLが停まってた!(・∀・)

秩父鉄道の観光列車・SLパレオエクスプレスですね!こちらの谷川もぐら号よりちょっとだけ先に出発して途中まで並走してた(゚∀゚)
鉄ヲタ歓喜の並走シーンに一般のお客さんも喜んでおりました♪

列車は順調に走行し熊谷貨物ターミナルを通過。

そして高崎に到着。

ここで少々停車するので写真撮影。

高崎から乗ってくる人も多かったなー(*´з`)
列車はこれより上越線へ。高崎の車両センターには懐かしい115系の姿も。

房総の113系で育った人間としては形式こそ違えどこの外観は懐かしいんですよねー。今は高崎線内には入って来ない様なのでなかなか乗る機会も無いし、
上越線にも新型のE129系電車が導入され115系の使用頻度は少なくなってるみたいですが、久々に乗りたくなりますね♪
そんな懐かしさを思いながら列車は上越線を北上。渋川辺りまではのどかな田園風景が続きますが、

吾妻線と別れ利根川沿いの山間部に入ると徐々に標高を上げていき、風景もガラリと変わって来ます。

列車は水上駅に到着。

自販機がSLのD51仕様でカッコいい(/・ω・)/

列車はここで20分ほど停車するので乗客は写真を撮ったり改札を出たり、各々に時間をつぶします。
取りあえず改札口を出て駅前のお土産屋さんを散策。するとこんなのを見つけたので思わず買ってみた(^O^)

あの水曜どうでしょうの企画「日本全国 絵はがきの旅」群馬県沼田市上発地のしだれ桜を見に訪れた時にミスターがお見舞いされた水上名物の生大福w
前回来た時は気づかなかったんですが目に入ったのでお土産に買ってみました♪

別で買った1個は水上を出てから食べたけど、そんなにしつこくなくおいしかったっす(^O^)

雨が降っていたので散策は程々にホームへ戻り、列車の写真を撮ったり。

上越線の列車も水上までは概ね1時間に1本あり、Suica対応エリアでもあり北のはずれでもまだまだ関東地方と言ったところですが、ここから先に進むといよいよ上越国境。
湯檜曽・土合と進み谷川岳の下の新清水トンネルの中で新潟県に突入し土樽駅に至るまさに国境越えの区間です。

列車は水上駅を出発し湯檜曽駅に停車。

2分の停車なので車内で待ってくれとのアナウンスに駅の看板を撮る位に留める乗客たち。
清水トンネルの中に突入した地点にある湯檜曽駅下り線のホームはこれまでの蒸し暑さを忘れさせるほどの涼しさでした(*^_^*)

湯檜曽駅を出発した列車は新清水トンネルの中を爆走し約7分で土合駅に到着。

谷川岳の登山口ともなるこの土合駅はこの谷川もぐら号の最大のチェックポイント。土合駅で20分停車するので多くの乗客はここで観光します。
この土合駅、何が面白いのかと言うと、ここの売りが「日本一のモグラ駅」と言う事にあります。

土合駅の上り線は山岳地帯ながらトンネルとトンネルの合間に設けられ、地上にあります。
しかしながら下り線は新清水トンネルの中にあり、その標高差は70m近く。
下りホームから地上の改札口を出るには462段の階段を上り、更に連絡通路を通らないと地上に出られない、ちょっとした冒険の必要な駅。
この真っ直ぐに駆け上がる階段がちょっとした有名スポットになってる、そんな変わった駅、と言うわけです♪

谷川もぐら号の出発までの20分間で地上を目指す元気な人達は我先にと階段を駆け上がって行きましたw



自分はそんな元気はありませんが折角なので途中まで登ってみる事に。
最初は軽快に駆け上がったものの途中で息切れして200段まで登った所で断念(;^ω^)


地上の出口がうっすら見えてきた気がするけど、これでもまだ半分も来てないんですよねw
100段目の地点まで降りてみてホーム側を見ると階段のスタート地点が見えましたw

出発までまだ数分あるのですが、地上に向かった人たちが帰って来ないので閑散としてたからこのタイミングで色々写真が撮れました♪




さて列車の出発が近づいてきたので車内に戻ります。戻って来なかった人も居た様なのでその人達はリアルに谷川岳を目指したか地上駅舎でも見に行ったのでしょう。
列車は定刻通りに土合駅を出発。新清水トンネルをのんびり走行し、トンネルを出た先の土樽駅から新潟県の風景に変わります。
川端康成の小説「雪国」で有名になった「国境の長いトンネルを抜けると…」の風景ですね(*^_^*)
冬だったら一気に雪景色にガラリと変わる国境らしさがあるのですが、今は夏。山は一面の緑でした♪

ここから先、越後湯沢までの区間はスキー場の多い魚野川沿いの景色を堪能して欲しいからか列車は徐行していたのですが、新清水トンネルの中が涼しすぎて
屋外との温度差に窓に結露が発生し曇って外の景色が全然見えませんでしたwトンネルの中は涼しくて車内の方が暑いくらいだったからなw
雨も降っていたし湿気の多かったこの日は条件が悪かったですね。何も見えないのでしばらく寝てましたw

そんなこんなで山間部をのんびり進んだ谷川もぐら号は定刻通り終点の越後湯沢駅に到着しました!

上尾駅から4時間ちょっと。時間はかかるけどのんびりとした旅は飽きることが無かったですね♪
乗り換えなしでここまで来れるのはありがたいし何より指定席だから自分の座席が確保されてるってのが大きい。
こう言った臨時列車の旅が大好きなのでたまたまこの日に走っててありがたかったっす(・´з`・)

到着したリゾートやまどり編成は折り返し臨時快速「谷川ループ号」になって再び上尾駅へと戻っていきます。

さて自分の目的地はさらに先の新潟。上越線の旅は続きます。折角越後湯沢に来たので途中下車。お昼ご飯と温泉と行きましょう♪
折角の旅なのでうまいもんでも…といきたいところですが、お昼は駅の立ち食いソバにしておきます。
新潟地区の駅そばは東京で食べるそれとは全然違っておいしいんで惹かれるんですよね(*^_^*)
しかし湯沢庵はやたらと混んでたので一旦待機。

こんなに混んでるの初めて見たわ(;^ω^) 18きっぱーが寄ってたかって並んでたけど、折角ならもっといいもん食えってw(←お前もなw
そば屋さんが混んでたので駅構内のショッピングエリア・CoCoLo湯沢に行ってみるもこちらもかなりの混雑( ゚Д゚)

越後湯沢に寄る鈍行旅をするときは大半が週明けの月曜日だったりするのでこんなに混んでるの見たこと無いのでビックリしました!
と言うか金曜日とは言えまだ平日の昼下がりなんだけどねwさすがはプレミアムフライデーと言ったところでしょうか?(*´з`)

CoCoLoをぐるっと一周している間に湯沢庵の混雑が落ち着いてきたのでここで昼飯。天ぷらそばの大盛りをいただきます。

新潟駅の立ち食いソバの方がおいしいけどここのもなかなかですね。やっぱり水が良いのが違うのでしょう。美味しくいただきました♪

お腹も満たされたところでせっかくなのでひとっ風呂浴びようかとぽんしゅ館へ。

ここは何度か来ていますがそう言えば日本酒の試飲をしたことが無かったので今回はこちらに寄ってみます。

500円支払うとコイン5枚とおちょこが渡され、好きな酒をチョイスして一口飲めるシステム。

大体の日本酒はコイン1枚で試飲が可能。たまに2〜3枚必要なものもあり、その辺は自由に選んでね、と言うわけです♪
沢山のお酒があるのでどれにするか悩みますよね〜(^O^)

最初に選んだのは白瀧酒造さんの「上善如水 駅の酒蔵」


越後湯沢駅限定」と言うフレーズに惹かれました♪
日本酒は普段飲まないので全然わからないのですが、とても飲みやすい印象。最初からこれだと危ない奴ですねw

続きましては石本酒造さんの「越乃寒梅」。新潟の酒としてはベターなチョイス。

甘口のお酒が好きな自分には少し強めな気もしたけど飲みやすいお酒でした。

続きましてチョイスしたのは久須美酒造さんの「夢花火 恋花火」。

ドラマ夏子の酒でも有名になった、久住小春さんの故郷にある有名な酒蔵のお酒。夏限定との事でしたがおいしかったっす♪

最後のチョイスとなったのは胎内高原ワイナリーのアッサンブラージュ ルージュ」

こちらのワインはメダル2枚使用の高級品なのでこれが最後のチョイスとなりました。
あまり飲みなれない赤ワイン。酸味がありましたが飲みやすくおいしい。やはり自分は日本酒よりはワイン派だなw

今回は以上4種類のお酒を飲んでみました。日本酒は飲みなれないので正直違いが分からないのですがw、どれもおいしかったなぁ。


これ、はまったらキリが無さそうなので500円一回にとどめておくのが良いのでしょうねw

さて酒を飲んだ後はひとっ風呂。越後湯沢に来たらやっぱり温泉ですよね(^O^) と言うわけで駅の中にある「酒風呂 湯の沢」へ。

ここは何度か来ていますが温泉の中に日本酒を混ぜた「酒風呂」で有名な温泉。今回もいい湯でした♪

旅の汗を流したところでそろそろ新潟に向けて移動を再開する時間。Twitterでは引き続き鈍行の旅を続ける様なフリをしていましたが…。

実際に乗り込んだのは上越新幹線とき323号

ここからは新幹線移動です。

ライブの開演は18:30なので鈍行移動でも間に合うのですが、グッズの事前予約の引き取りが17:00までとなっており、それだと間に合わない。
なので今回は鈍行の旅は諦め越後湯沢から新幹線ワープをすることにします。

風呂上がりのデザートとして売店で地域限定のルマン度アイスを買って、

とき323号に乗り込みます。

越後湯沢からならどこかに座れるだろうと踏んで自由席を選択しましたが…。これが恐ろしいほどの混雑(;´∀`)
座る座れないどころかデッキにまで人が溢れて中に進めずカオス(>_<) こんなに混んでるとは思わなかったよ…。
仕方ないので何とか入り込めたデッキでアイスが解けないうちに立ち食い。乗る前に見た指定席の空き状況まだ満席じゃなかったのに…。
この激混みは余りにもしんどいので少しでも空いてそうな指定席のデッキへ避難しようと次の浦佐駅で隣の車両に行ってみたら…普通に自由席に座れましたw
まだまだデッキに立ってる人多数いたんですが、中を見てみると席が空いてないわけじゃないwでもなんであんなに立ってたんだろう?w
その次の長岡まで行けばだいぶ降りるので自由席も7割くらいの混雑で空席が増えて来てもまだデッキに立ってる人が多数w
ここまで来たら新潟まで大した時間じゃないから皆座る気も無いのかな?これが上越新幹線の客層なのかな?
別に座る座らないは個人の勝手だけどあんなにデッキに溜まってたら座れないと思って後から乗る人が遠慮しちゃうじゃんw
デッキだけアホみたいに混んでると先に進めないのでせめて客室に入って欲しいなーと思いました(^O^)

ちなみにこの日は大規模なサイバー攻撃があったのか、お昼の時間帯からJR東日本のサーバがダウンし、モバイルSuicaえきねっと予約のシステムが繋がらなくなっていました。
自由席の混雑はひょっとしたらこれも影響していたのかもしれませんね。

そんなこんながありつつも新幹線は定刻通りに新潟駅に到着。

夜のライブに備えてまずは今晩の宿に要らない荷物を置きに行きます。宿は万代橋を渡った先にあるのでバスに乗って礎町へ。
そこから歩いて今晩の宿へチェックイン。一人旅で旅館に泊まったのは初めてだったかも?(・∀・)
部屋にいらない荷物を置き、身軽になったところで今晩のライブ会場へと向かったのでした。

*1:発車前まで表示があったけど写真を撮ろうと準備していたら直前で消えてしまいましたorz