○○茶の日記帳~わがまま 気のまま 茶のジョーク~

アイドルとロックバンドのライブをこよなく愛する茶のブログです。ライブやイベントのレポートが主体なのでリアルタイム更新は殆どありませんが、緩くお付き合いいただけると幸いです。

もうすぐ廃線となる夕張支線に乗ってみよう〜帯広から苫小牧、そして帰路へ。北海道旅行最終日〜

前日までの道東・十勝平野観光を終え、この日は北海道から旅立つ日。
帰りの交通手段はなんとフェリー。苫小牧から茨城県の大洗までを結ぶ長距離フェリーさんふらわあ」号を選択しました。
苫小牧から大洗まで、片道19時間。えらい長い。LCCが格安な空の旅を提供する様になった現代、ツーリストでもないのに船を選択する
必要性は無くなりましたが、一度乗ってみたかったんですよね。こう言う機会でも無ければなかなか乗れないでしょうしw
6月は閑散期。運休日もあるのでこれに合わせて復路の出発日が12日になったと言う事情もありつつ、無事に乗船券を確保でき、帰りの交通手段が決定。
問題は季節外れの台風。週末にかけて九州から本州・東北と縦断した台風5号がこちらに向かっていたので心配でした。
前日11日に苫小牧を出発する便は残念ながら欠航となってしまいましたが、12日出発の便は無事に運行されるとの事で一安心。
予定通り、フェリー乗り場のある苫小牧に向けて移動する事になりました。

フェリーの出発は夕方。帯広から苫小牧までどうやって行こう?安い手段としては新千歳空港まで直行の高速バスを使って移動し、
そこから路線バスに乗り換えて苫小牧港へ向かう方法がありました。もしくは特急スーパーおおぞら号で南千歳へ向かい、乗り換えて苫小牧へ向かうか。
いっそ、えりも岬に寄っていけるか?なんて考えたりもしましたがこれは時間がかかるので現実的ではない。
色々考えましたが、今回はもうすぐ廃線となると言われている石勝線の新夕張〜夕張間、通称「夕張支線」に乗ってみる事にしました。

10年ほど前にJR北海道のフリーパスを使って北海道をほぼ一周したことがあり、JR北海道の路線もほぼ乗り潰しているのですが、まだ未踏路線があります。
行った事のない終着点で分かりやすく言えば新十津川(=札沼線)」「留萌(=留萌本線)」*1、そしてこの「夕張(=石勝線支線)」の3か所。
赤字路線ばかりで経営の厳しいJR北海道。夕張支線は2019年3月に廃線が決まっており、上記2路線も将来は無くなってしまうかもしれない。
夕張支線は今回の移動の道中にあるので、この機会に乗っておくかな?と思い、夕張経由で苫小牧へ移動する事にしました。

ヲタクの朝は早い。6時には起床し、出発の準備。昨日買っておいたマスヤパンを朝食に頂きます♪

3泊お世話になったホテルを出発し、帯広駅へ。

駅前ロータリーの温度計は12℃でした。

3日間、ほぼ毎日寒かったな。

まず目指すのは夕張支線が石勝線の本線から分かれる新夕張。帯広から新夕張へは8:47発の特急スーパーとかち4号に乗れば行けるのですが、
途中の新得まで普通列車で行けば特急料金がかからなくなるので先回り。7:30発の普通列車新得行き新得まで向かいます。


2両編成の列車は通勤・通学の時間帯と言う事もあってそこそこ乗ってました。ほぼ学生でしたけどね。

列車は時刻通りに帯広駅を出発。次の柏林台までは住宅地が開けてました。帯広駅前より栄えてるんじゃね?って思えるほどw
柏林台駅からは学生が乗り込みます。JR北海道のワンマン列車は前乗り前降りなのね。全員が一列になって乗り込む光景は不思議だったw
70人くらい乗ってくるもんだからまぁ時間がかかるw他のドアから乗るようにできないのかな?w
そして次の西帯広駅では学校があるからか降りて行く。これもまた前のドアから1列で降りて行くw
その次の大成駅でも同じ光景が繰り広げられてました。車内はボックスシートで通路が狭いキハ40系。乗り降りに時間がかかるかかるw
たった3駅進むだけで1分遅れるのは笑うしかなかったwのんびりとした北海道の朝はこんな感じなんでしょうね(*^_^*)

大成駅を出たら学生は全ていなくなりましたw次の芽室でサラリーマンっぽい大人が数人降りたら車内はもう閑散としてたw
御影駅で1人、十勝清水で3人降りたら遂に貸切に\(^o^)/



行き違いの為に停車したので写真撮りましたが、それにしても寂しいね。
学生が多いとはいえそれでも100人居たかどうか。この程度ならバスで十分だよなぁ。JR北海道の経営の厳しさを改めて実感しました。

ちなみに、今年の3月まで、御影〜十勝清水間に「羽帯(はおび)」と言う駅がありました。
鉄道ファンの間では秘境駅として知られていたそうですが、一日の利用客数が非常に少なく、普通列車は上下1日4本しか停車しない状況でした。
廃止となったばかりの駅が一体どうなっているのか?少し気になったのでこの地点が近づいた時に動画を撮ってみました。

在りし日の羽帯駅もしっかりしたホームが造られていた訳では無く、「仮乗降場」の様な簡素なホームだったので撤去は容易だったのでしょうけど、
「え?ここに駅があったの?」と言うのが分からないくらい、跡形もなくなっていました。寂しいですねぇ。

さて、十勝清水を出た列車は終点の新得に到着しました。


ここで特急スーパーとかち号に乗り継ぎ待ち。一旦下車します。
帯広から苫小牧までの乗車券、分割して少し節約。帯広〜新得間が840円。30円ですが安くなってます♪

この日は台風5号から変わった温帯低気圧の影響で北海道地方は前日の夜から大雨。道東の十勝地方は午後から雨の予報でしたが、雨雲の進来が早く、新得はかなりの大雨。
時間があるので駅前散策…とも思いましたが、雨が酷過ぎるので断念。新得と言えばそば。

新得そばの館どうでしょう軍団が訪れた場所でもありますがここは駅から遠い。せめて駅の中のおそば屋さん…に期待しましたが、朝早かったのでやってませんでしたorz

駅の待合室にFREE wifiが飛んでいたので電波ジャックしつつ一休み。JR北海道のご当地入場券を買ってみました。

そう言えば、根室本線は2016年8月の豪雨の影響で、ここ新得から東鹿越駅までの間が現在も不通となっており、バスによる代行輸送が行われています。
赤字路線なので復旧させるつもりもないのでしょうね。新得駅の滝川方面の時刻表は既にこの先の路線が「無かった」かの様な扱い。

途中には映画鉄道員(ぽっぽや)で撮影に使われた幾寅駅もあるのですが、ここに列車が来る日はもう来ないのかな?鉄ヲタとしては寂しい限りです。

そんな寂しさを思いながらも、列車の出発時間が近づいてきました。

改札を通って特急スーパーとかち4号を待ちます。

特急列車ですが、ここから新夕張までの区間は自由席に限り特急料金不要で乗車が出来ます。それはこの区間普通列車の運用が1本も無いため。
このような特例で特急列車に特急券無しで乗車できる区間は他にもあるのですが、どこかご存知ですか?(・∀・)*2

スーパーとかち4号、新得から乗る人も多かったのですが、自由席車両が普通に混んでた…(゚Д゚;) 相席なら座れそうな感じもしましたが、それも嫌なので諦め( ;∀;)
特急料金払わない無銭ガッツキはデッキで大人しくしてますよ(-。-)y-゜゜゜

4両編成で自由席車両は1両と少ないとは言え、閑散期の火曜日、それも大雨と悪天候なのにこの混雑ぶり。JR北海道さん、利用者多いじゃないですか(・∀・)
ここまで普通列車で快適な旅をして来たと言うのに、特急列車に乗った瞬間にこの仕打ち…。だから特急は嫌いなのさ(-_-メ)

列車は少々遅れて新得駅を出発し、日高山脈を貫き西へと進みます。次の占冠までの区間は勾配があるために大きく迂回するルート。
この先、根室本線と石勝線の分岐点となる上落合信号場がある、全長5810mの新狩勝トンネルの入口までは直線距離で6km程ですが、迂回の為20km近くもあります。
山の中でトンネルも多い区間なので退屈。予定ならコーヒーでも飲みながらこの旅で撮った写真の整理とかレポ書きしようと思ったのですが…残念。

そう言えば、車内改札の時に車掌さんに特急券は?」って聞かれたけど、この2枚の組み合わせ見せたらスーパーとかち号はどこにまで乗るのか察してくれないのかな?

その為に新夕張→夕張」の乗車券も一緒に渡したんだけど伝わらなかったみたいw まぁもう片方が苫小牧になってるから言わないと分からないかw

雨が激しく降りしきる中、列車は次のトマム駅へ。乗る人居るのかな?と思ってたら意外と多くてビックリ(゜o゜)
ホテルやスキー場のリゾート地があるのでその関係の観光客みたい。外国人旅行客も多かった。10人以上乗って来て自由席はほぼ満席になりました。

続いての占冠では乗車は無かったものの降りる人が居た?

気づいたら席が空いてたけど、あと20分ばかり座ってもしゃあないのでもう諦めw
雨の影響か、下り列車が遅れていたので途中の清風山信号場で停車し、新夕張駅には8分ほど遅れて到着。


ここで降りたのは自分を含め二人だけでした。彼も夕張支線に乗りに行くっぽい。
夕張行きへの乗り継ぎは1時間以上あります。駅の中に居ても暇なので一旦途中下車。雨が酷いけど少しだけ散策します。

駅前には昔の駅名「紅葉山」の駅名看板が。

フォントが現代チックだから復刻版でしょうね。それでも錆びていたのでそれなりの年月は経ってそうですが。
新夕張駅前には道の駅「夕張メロード」があります。ここで一休み。

鉄道の旅をしてるのに"道の"駅で時間つぶしってどうなのよw
中に入ると、奥の休憩スペースには夕張地域を走っていた鉄道の歴史を紹介するコーナーが。

昔使っていた切符や鋏など、かなり多くの展示がありました。






夕張は炭鉱で栄えた街。石炭輸送や森林の木材輸送をメインにかつては鉄道が存在していましたが、今は石勝線の夕張支線のみとなり、それももうすぐ廃止が決定。
時代の流れとは言え、鉄道ファンとしては寂しい限りですね。

道の駅なのでこんなのが売ってました。思わず買っちゃった♪

水曜どうでしょうカントリーサインの旅」で一番最初に出て来たのがこのカード。このシリーズも集めてみようかな?(・∀・)

時間つぶしも終わり、駅へ戻ります。新夕張駅からは11:59発の夕張行きに乗り込みます。

一日5本しか無い夕張行き。逃すわけにはいきません。

↑右側の夕張・トマム・帯広・釧路方面のうち普通列車が夕張行き。帯広・釧路方面は特急しか無いですからね。

雨の降りしきる中、新夕張駅の構内の写真を撮ってみた。

↑南千歳方。

新得・夕張方。

先程乗ったスーパーとかち4号の遅れの影響か、夕張行きも3分ほど遅れているとの事。到着を待っている間に乗客が増えて来ました。
ここまで車で来て、夕張支線だけ乗る人が多いのかな?ガラガラかと思ったら10人以上居て驚きました。無くなると聞いて乗りに来たんですな。

千歳から到着した列車は1両編成のワンマン。

人が多いので写真を撮るのも一苦労。みんな鉄ヲタだw
千歳方面から乗り通しで来た人も含めて20人くらいいたかな?運転士の後ろに張り付く人も。運ちゃん、イライラしてそう(-_-メ)
何とかボックス席を確保できたのでのんびりと夕張に向かいます♪

昼飯を買い損ねたのでホテルから持ち越したポテトチップスでいいやw少しでも荷物を減らしたいしw

車内は鉄ヲタしか居ないw一般の利用者一人だけだったかな?北海道を走ってるとは思えない様なワードが飛び交う中、列車は夕張に向けて走ります。
沼ノ沢駅。

次の南清水沢駅との間に夕張高校がありました。テスト期間だからか、昼の時間に学生が帰る感じでしたが、学生が待っていたのはバス。
鉄道駅から列車に乗って来たのは一人だけでした。地元の高校生も使わない時点で、輸送機関としての使命はもう終わっている感じがしました。

途中の遅れもいつの間にか取り戻し、終点の夕張駅へ到着。

折り返しは8分。大雨の中、写真を撮るマニアが必死過ぎますが自分も必死に駅の外へw
不注意で列車のデッキの扉に左手の小指を挟み負傷しながらも駅前のホテルマウントレースイへ向かいます。
道内の鉄道旅の切符は事前に手配していましたが、「夕張→新夕張の帰りの切符だけは敢えて手配せず、現地で購入するつもりでした。
夕張駅無人化されており、切符の発売はここのホテルのフロントに委託されています。JR北海道、ホントやる気ないw
新夕張までの切符とご当地入場券を買って急ぎ戻ります。

帰る頃には駅の方も人気が無くなってたので少しだけ写真撮影。

夕張支線は廃線までもう1年を切っています。夕張地域はJR北海道の協力のもと、南清水沢に拠点複合施設を作り、バスによる代替輸送を形成するとのこと。
鉄路が無くなるのは寂しいですがこれも時代の流れ。本数が少なく不便な鉄道よりもコンパクトな輸送が提供できるバス等の方が時代に合っているのでしょうね。
そんな寂しさを感じつつ、あっという間に停車の8分が経過。折り返し列車の出発時間となり、乗車。
乗って来た人の半分くらいは夕張で降りて列車を見送りました。残りは折り返して行きます。

復路で座った側に見えた清水沢駅

炭鉱が栄えていた頃はここから大夕張鉄道線が接続し、石炭輸送の貨物列車が多く往来していたそうですが、今では一日の平均利用客数12人だそう。
朝早かったのでこの辺で疲れたが出て居眠りをしつつ、列車は新夕張から石勝線の本線に戻り、気づいたら滝ノ上駅。

そして追分駅に到着。

ここで列車はしばらく停車。苫小牧に抜けるなら9分後に来る室蘭本線の列車があるのですが、行くにはまだ早い。新千歳空港に行きたかったので南千歳に出ます。
停車時間に退屈しながら南千歳へ。

ここで11分乗り換えで快速エアポートに乗り換えて新千歳空港へと向かいます。

持っていた乗車券は南千歳回りにしていたのでここから1駅だけ別途乗車券が必要。一旦下車して切符買ったけどここ1駅だけで310円もするのね!( ゚Д゚)
空港線の加算運賃が140円かかるとは言え、1駅だと凄く高く感じるわ(;^ω^) 初乗りで済むかと思ったからここを別途にしたんですが、
だったら帯広からの行先を新千歳空港にしておけばよかったな←
乗り込んだ快速エアポート136号はなかなかの混み具合で座れず。

まぁ1駅だからいいやw 4分ほどで新千歳空港に到着!

新夕張駅から新千歳空港まで、45.6kmを1時間24分普通列車は待ち時間が長すぎw これじゃあ鉄道なんか使わないわなw

空港ではお土産を買います。お土産ってどこでも買えるんですが、ANAカードを持ってる自分は空港のANA FESTAで買い物すると10%引きになるので、
飛行機の旅じゃなくても空港に行ってお土産を買う事が多いんです(*^_^*) こうして貯めるマイルも遠征の役に立つのでバカにならないのだ(*´з`)

6月の平日の昼間。空いてるかと思いきや結構混んでたので驚いた!(´゚д゚`) ビジネスマンが多いと思いきや大半が旅行客。
外国人旅行客も多いけど日本人も多かった。平日でも関係ない人が多いんですな(∩´∀`)∩
空港で土産を色々買い込んで、かなりの荷物になってしまったので帯広で買った土産も含めてまとめて家に送りました。買い過ぎたなw

空港からは15:30発のエアポート155号で南千歳へ。


南千歳からは16:02発の苫小牧行きに乗り換えます。

苫小牧行きは学生で混雑。座れなかったの驚いた。北海道でも電化区間はそれなりに混んでるのね。ここがJR全域を支えてるんだから、厳しいよなぁ。
そんな事を思いながらも列車は無事に苫小牧に到着!

ここからはバスでフェリー乗り場まで向かいます。


札幌からの苫小牧までの高速バス「とまこまい」号は一部フェリー乗り場まで直通。苫小牧駅で大半が降りるのですが、ここから乗る事も出来るので助かります。
苫小牧駅からは10分ほどで西港フェリーターミナルが見えてきます。

もう少し走ってターミナルビルに到着。

苫小牧航路はGAMのツアーで札幌→仙台を巡った時に乗りましたなぁ。あれから15年かぁ。久々。当時の事はあまり覚えてないなw
展望台に上る階段に展示されていた北海道新聞の記事を見ると、その時の事を少しだけ思い出したような気がして懐かしかった(*^_^*)

乗船手続きを済ませ、乗船開始時刻までは待合ロビーでまったり。

買い忘れたお土産を補充して、電源のあるカウンター席へ。
道中でだいぶ電池残量が減ったので助かりますね。FREE wifiもあったので更に助かった♪
お昼ご飯を食べてないに等しいので燻製たまごを食べて乗船開始を待ちます。

目の前に停まっていた船が「苫小牧発 仙台行きフェリー」でした(´▽`*)

僕らが乗り込むのはこちらですね。

さんふらわあ さっぽろ号の出発は18:45。徒歩組の乗船開始は17:30でした。

定刻よりも少し早めに案内されたので早速乗船。


北の大地を旅立つ瞬間が近づいてきたと思うと寂しい思いもありますが、初めて乗り込むさんふらわあ号への期待も高まります(^O^)

台風5号だった低気圧の影響が気になりますが、無事に出港できるとの事で一安心。船内で荷物の整理をします。
今回手配したのはコンフォート。カプセルホテルの様な個室の寝室です。ネット割引で12,670円なり。

広いスペースに雑魚寝するツーリストでもよかったんだけど、自分は寝相が悪いのでこっちの方がいいよねw(ツーリストは8,740円。)
ちなみに、完全個室のホテルの様なスーペリアインサイドを一人使用でも追加料金無しで利用できるキャンペーン期間中で、
こちらが15,910円で利用できるならスーペリアインサイドにしたかったのですが、残念ながら空席は出ず。キャンセル待ちもダメでした(+_+)

船内で最初にやったのはお風呂に入る事。汗をかいたわけでもないので急ぐことも無いのですが、帯広で滞在したホテルにコインランドリーが無く、
着替えの持ち合わせが尽きたので洗濯をしたかったのです。乗船後すぐにお風呂に入る事が出来るので、荷物整理が終わったら即大浴場へ。
出港前だし、この時間なら空いてるだろうと思って行ってみた大浴場…なんとすごい混んでた(;´∀`)
長時間の運転で疲れてそうなトラックドライバーは専用エリアがあるのでこっちには来ないはずだけど、ツーリストが多かったのかな?年配者は気が早すぎw
その理由は後々に分かりましたが…。出港前、まだ明るい時間から混雑する大浴場ではゆっくりはできず。さっさと出て来ました。

コインランドリーの方も大混雑。洗濯が終わって乾燥機を回しても余裕で夕飯食べに行けるだろう、と考えてたけど厳しそう。
洗濯が終わるまで待ってたけど、よく考えたら洗濯が終わっても乾燥機が空かない事には先に進まない。まだ時間がかかりそうなので先に夕飯を食べますw

さんふらわあ号のレストランではバイキング形式の夕食が提供されます。乗船料金とは別ですが、大人1900円で、夕食と朝食のセット券を買うと2400円。
朝食が1050円なのでセット券を買うと550円お得になります。バイキングなのでつい欲張ってしまいますね(∩´∀`)∩

※アルコールは別料金

塩ラーメン、うまかった(´▽`*)

食事をしている最中にさんふらわあ号は苫小牧港を出発!大洗へ向けてゆっくりと南下を開始しました。
出港前には大半の人が食事を終えてしまう感じ。18:45出港で19:30ラストオーダーだから仕方ない部分もあるけど、それにしてもみんな気が早いw
ボクはおかずをおかわりして、ワインを飲み干して…。さすがに食べ過ぎました(;・∀・)

お昼をポテトチップスで済ませてしまった分、一気に食べたら苦しい(>_<) 久々に死ぬほど食べてしまいました(+_+)
台風5号だった低気圧の影響が残り、海が荒れている様子。大型船なので揺れは少ない方だったけど、線内が大きく傾くような揺れがありました。
船酔いは大丈夫だけど食い過ぎて苦しい(;´Д`) 洗濯物が乾くまではロビーでまったりしてたけど、

朝も早かったし、起きてるのが段々としんどくなって来ました。
船内にはFREE wifiも飛んでは居るのですが、3G回線を共有しているので、沖に出ると電波が入らず使えない。スマホの電波も同じ。
やることが無くなってしまったので早めに寝る事にしますw 天気は良くなさそうだけど、明日早起きして朝日を見ようと思い就寝を決意w
乾燥が終わった所で部屋へ戻り、乗船前に船内で飲もうと思って買った缶チューハイも飲むのをやめ、21時頃には横になりました。

低気圧から遠ざかっているものの海上の波は高いようで、船は時々大きく傾く様に揺れます。体の重い自分が無理やり寝返りを打たされるくらいの揺れ。
館内放送で「大浴場は揺れが激しいため、安全を考慮して21:30にて閉鎖となります」とのアナウンスがありました。
この揺れでは浴槽のお湯が溢れ返ってるだろうし、浴室内で転倒する事故も起きかねないので妥当な判断でしょうね。
乗船後、速攻風呂に入ってた人達はその辺を知ってたのかな?勉強になりました。

テレビも映らないし、ネットも出来ないしでやることが無くなったので寝るしかないw 22時前には寝てたんじゃないでしょうか?
船の揺れが心地よさを通り越して激しくて落ち着かないのでゆっくり休めたとまでは言えませんが、これもまたいい思い出。
都合4日間滞在した初夏の北海道旅行はこれにておしまい。今まで通過するだけだった道東、十勝地方の観光が出来て、良い旅となりました。
またゆっくり行きたいっすな。その時はレンタカーを借りて走り回ろう!

*1:残念ながら留萌本線の留萌〜増毛間は廃線となってしまいました。

*2:奥羽本線新青森〜青森間、日豊本線日南線宮崎空港〜宮崎間、佐世保線早岐佐世保間が特例になっています。いずれの区間も便宜的なもので、普通列車の運用が全く無いための特例は今はこの新得新夕張間だけになっています。