○○茶の日記帳~わがまま 気のまま 茶のジョーク~

アイドルとロックバンドのライブをこよなく愛する茶のブログです。ライブやイベントのレポートが主体なのでリアルタイム更新は殆どありませんが、緩くお付き合いいただけると幸いです。

ようやく通常の生活に戻りつつあります

お久しぶりです。
ライブやイベント、旅行のレポートが主体のこのブログ。リアルタイムの日記的な更新は殆ど無いのですが、久々に更新します。
と言うのは今現在の自分の状況報告も兼ねて。

先週末に猛威を振るった台風15号。千葉県民の自分もかなりの影響を受けまして。
8日の日曜日に福島県白河市で行われている「風とロック芋煮会」に参加していたのですが、台風を懸念して早めの帰京。
日中の段階で千葉県の鉄道は夜の運転を取りやめると言う「計画運休」が予告されていました。
翌日は仕事。「出勤できません」ではシャレにならないのでねw
白河の会場を17時すぎには出発して、新幹線と総武線を乗り継ぎそのまま職場に直行。
「家に帰ったら絶対に出てこられない」と判断し職場に前泊して翌日に備えました。

日曜日の深夜に台風が千葉県を直撃。日付が変わる前には寝たのですが、2時過ぎに余りの風の強さに目が覚めました。
それなりに丈夫な職場の建物がまるで地震が来たかのように揺れてて怖かった(;゚Д゚)
職場のある木更津市の最大瞬間風速は49m/sを記録したとか。観測史上最強の暴風雨を伴った台風15号の猛威を実感しました。

あまり眠れなかったものの7時までゆっくりして起きた時には職場はそれなりのカオス。対応に追われていました。
その後の指示で前日の出番の人間と交代すべく車で向かったのですが、道中で台風の猛威を知ることになります…(;゚Д゚)

山間部の抜け道は杉の木が倒れ道路をふさいでいたり、葉っぱや土砂が左右の路肩をふさぎまともに走るのも困難。
午前中だったので撤去作業どころか状況確認も出来てなかったのでしょうけど、警察や道路関係者が見たら「通行止め」にするレベルだったでしょう。
家屋の被害も深刻でした。屋根のトタンや瓦が吹っ飛ばされていたり看板が折れ曲がったり中身が吹き飛んでいたり。

向かった先は停電地域。冷房も入らず自販機も止まっていたので食料の調達も困難。
辛うじて営業していたセブンイレブンはその時点で弁当・パンの類はほぼ全滅。レンジで加熱するパスタなどはまだ残ってたけどね。

当日の復旧は困難と言う事で昼過ぎに別ルートで職場に戻ってその日は夕方に退勤。
帰りのルートではコンテナが風に飛ばされて田んぼの中に転がってました(^_^;)
電車は動いていないので下り方面に帰る先輩に送ってもらいました。

木更津市内はまだ明かりがついていたものの、郊外に出ると「停電」しており、交差点の信号機も消灯。
夕方の帰宅ラッシュが始まっていたので交通量の多い道路は大混雑でした。
混雑を避けつつ、食料や屋根がダメージを受けたと言う先輩の家で使うビニールシートを求めいくつか店を探すもどこもやってない…(;・∀・)
君津市から下り方面はほぼ全域で停電していたらしく、ほぼ全てのお店が営業中止となっておりました。
辛うじて非常灯の灯りが見えたコンビニに寄ってもらうも夕飯になりそうなものは既に全滅…。
お菓子と飲み物を求める人で大行列だったので購入は諦め、帰宅したのでした。

当然の様に自宅も停電。集合住宅なので停電に伴い水道の給水も止まってしまい断水。
母親はこう言う時の為に非常用の電灯を沢山用意していたので家の中をそれなりに照らす事が出来ましたが、
起きていても何もする事が出来ないし電池の無駄なので20時過ぎには横になりましたw
あ、普段のライブで使ってるキンブレがこう言う時に凄く役に立ちましたね(・∀・)

翌火曜日は仕事。出勤が早めですが相変わらず地元の電車は運転再開の見込みがないので早めに身支度。
水風呂を浴びて職場まで送ってもらいました。

道中も市内全域が停電していたので当然信号機も付いていない。
朝の通勤ラッシュが始まる車社会。元々混んでるのに交差点の通過に時間を要し余計に混雑してた様に思えました。
朝8時の段階で道中にあった営業していたガソリンスタンドは長蛇の列で1.5km位の渋滞を引き起こしてたな(;゚Д゚)
家から職場まで約15kmの道のり。道中で灯りを付けて営業していたコンビニは木更津の矢那川沿いのセブンイレブンだけだったな(^_^;)

この日も車での移動があったのですが、市街地の渋滞が酷かった(^_^;)
そんな渋滞の中で東北電力の作業車を見つけました!「災害復旧支援」のステッカーを貼り、遠路遥々駆けつけてくれたみたい。
「困った時はお互いさま」。台風一過の猛暑の中、必死で作業してくれてるんだかと思うと嬉しくて涙が出ました(T_T)

それなりに仕事をして、宿泊。今日の朝もそれなりに仕事をして定刻通りに退勤。
後輩が車で送ってくれると言ってくれたので無事に家まで帰って来れました。

家に帰ってもまだ停電・断水は続いていましたが、昼飯を食べてた13時過ぎにパッと電化製品が起動!送電が再開されました!\(^o^)/
そして程なくしてトイレの水が溜まる音が聞こえて来て断水も解消されました( ;∀;)
丸3日以上停電が続いていたので冷蔵庫の中はだいぶやられてたけど、ライフラインが復旧してひと安心でした。

買い物に行っても物資は無いだろうしそもそも店の営業が再開してないだろうと思い今日は家を出ることなく今を迎えました。
自分は職場では風呂に入ることが出来たものの、自宅では3日ぶりに風呂に入れて母親もひと安心。うれしかったなぁ。

明日は休みなので少し街に出て買い出しでもしようかと思いますが、まだまだ物資の入荷は滞ってるでしょうね。

こんな感じで、今回の日記では台風15号の被害が大きかった千葉県に住む自分のここ数日の出来事をお話させて頂きました。
自分の自宅は幸い被害は無く、停電と断水、そして周辺店舗の営業停止による物資の調達困難くらいしか影響がないのですが、
他の地域では家屋の倒壊や道路の閉鎖、そしていまだに送電や水道の復旧が出来ていない所が多いです。

普段、台風にせよ地震にせよ不思議なくらい避ける事が出来て大災害に見舞われる事とが殆ど無い千葉県、特に房総地域。
今回は台風の進路上最悪のゾーンに入ってしまったために大きな被害が出てしまいました。
災害に慣れていない我ら房総民は他の地域の方に比べてより大きな苦悩と絶望感に見舞われてしまっています(>_<)
しかしながら、東北・熊本などの大震災や各地の豪雨災害に比べれば町全体の被害ではないので救われた方。
鉄道や道路が寸断されただけで「陸の孤島」となってしまう房総半島(特に先端)の住民としてはまだしばらく辛い日々が続きますが、
復旧の未来はそう遠くないと思っているので、あと数日耐え忍びましょう!

週末の氣志團万博も予定通り開催される事が決定されました。「こんな大変な時に…」と思う方もいらっしゃるでしょうけど、
無事に開催される以上はこの災害の事は一旦忘れて頂いて現地で見られるものを精一杯楽しんで頂けたらと思います。
出来るものならば会場で少しでも多くのお金を使っていただけたら地元の活性化にもつながりますしねw
地元の事を一生懸命に考えてくれてる翔やんはその収益を無駄にする事は無いでしょう(*^_^*)

僕ら房総民、元の生活を取り戻せるように全力で頑張ります!
なので復旧が進んだらうまいもんでも食べに是非遊びに来てください♪
房総に来て楽しんでもらう事。それが何よりの復興支援になると自分は考えますので(*^_^*)

最後になりますが、ライフラインの復旧に向けて猛暑の中全力で作業に当たってくれる作業員の皆様、本当にありがとうございます!
このご恩は絶対に忘れません!困った時はお互いさま。何かあったら助け合いましょう!