○○茶の日記帳~わがまま 気のまま 茶のジョーク~

アイドルとロックバンドのライブをこよなく愛する茶のブログです。ライブやイベントのレポートが主体なのでリアルタイム更新は殆どありませんが、緩くお付き合いいただけると幸いです。

浪江発女子組合 第2回定期大会@サンシャイン浪江 レポート

昨年12月に結成された「浪江女子発組合」
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「浪江発の風に乗せて、あなたに届きますように」福島県浪江町を中心に活動する事を宣言し、
ももクロのあーりんを総合プロデューサーに迎え結成された7人組グループ。
昨年のももクロ「復興なみえ町十日町祭」でお披露目となり、12月に初のイベント「定期大会」を開催しました。



浪江女子発組合

第1回定期大会は都合により参加出来なかったけど、凄くいいイベントだったみたいだし、興味が沸いたので参加したいと考えておりました。
そして第2回定期大会が行われたこの日はたまたまお休み。折角なら行ってみるかと思い浪江遠征を決断。
当初は一人旅で仙台経由を考えていたのですが、ひょんなことから茨城の知り合いと行く事になり、彼の車で移動で移動できるので助かりました♪
朝も早いので前日はいわき湯本温泉まで移動し前泊し、朝早くから浪江へと向かう事にしました。

朝早く起きられたので早めに支度をして宿を出発。土産に持ってきた竹岡ラーメンですが、結局朝飯に食べてしまったw

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乾麺が良くも悪くも本家の風味を醸し出していたのですが、いつの間にやらニュータッチの「凄麺」を使うようになったのね( ゚Д゚)
そしたら本家よりもおいしくなっちゃうじゃん← 竹岡ラーメンの本家・梅乃屋と言ったらあのまずい乾麺やで(*´з`)

朝ご飯を食べて元気いっぱい。7:40頃には宿を出発しました!
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目的地であるサンシャイン浪江は浪江町役場の敷地内。国道6号線をひたすら北上して70km弱。2時間もあれば着くかな♪

土曜日の朝の6号線はガラガラだったので非常に快適。順調に走行していきます。
四ツ倉・久ノ浜辺りからは海も見えて来て景色もいい感じ。さすがは一ケタ国道。道もいいですね(^○^)
いわき市を抜け、広野町に入るとJヴィレッジが右手に見えてきました。
今年の風とロック芋煮会はココで行われるとの事。9月になったらまた来たいっすな♪

小一時間走ったところでトイレ休憩。Jヴィレッジを過ぎて楢葉町に入ったところで見えて来た道の駅ならはで一休み。

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ココには温泉もあるみたいですがまだ営業時間外。売店もなにもやってなかったw と言うかまだ建設的の雰囲気でしたw
距離的にはまだ浪江までの1/3くらいしか来てないのですが、ココでトイレ休憩を取ったのはこの先休憩できそうな所が無いと思われたから。
この先進んでいくと、福島第一原発の事故により「帰還困難区域」に指定されている町を通るため、寄り道が出来なくなるのです。
あれから8年。徐々に制限は解除されつつありますが、まだまだ当時のままの風景が残されています。

楢葉町の隣の富岡町までは居住制限が解除され、富岡駅周辺までは人々の生活が戻りつつありますが、途中から帰還困難区域に入り、バイクや歩行者の通行は制限されています。
国道6号線では自動車での「通過」のみが許可されており、許可証のない車は脇道から市街地等に入ることは出来ません。
帰還困難区域内では「あの日のまま」に時が止まっている街の様子が見えてきます。

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あれからもうすぐ9年になりますが、いまだに解決しない原発問題。その模様を実際に目の当たりにすると心が痛みます。

帰還困難区域の大熊町双葉町を通過し、浪江町に入ると居住制限は解除されているので徐々に人々の生活が戻りつつあるのが見えて来て一安心。
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浪江町に入れば程なく目的地の浪江町役場に到着します。

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湯本から1時間半。おおむね順調でした♪
駐車場はボチボチ埋まっていたので奥の方に車を止めて、イベントの観覧整理券配布列に加わります。
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トイレに行ったついでに豚汁を買って来て暖を取ります(*^_^*)
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9:30頃のお話でしたが、この段階で200人近く並んでいたようです( ゚Д゚)
↑よく見るとうちらが写ってるw
前の方に並んでる人は何時ごろから来たのだろう?(*´Д`)
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朝起きてエゴサしたら早朝の段階でもう「浪江着いた」とか「浪江向かってる」とか見つけてすげぇって思った( ゚Д゚)
ハロヲタ基地外(←もちろん褒め言葉)が多かったけど、モノノフさん達もなかなかでしたなw

整理券配布は11時ごろ。まだまだ先は長い。なみえ焼きそばの準備が出来たようなので、まだお腹は空かないけど後の混雑を考慮し買って来て食べる。
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久々に食べるなみえ焼きそば。本場で食べるのは初めてでした。おいしかった(≧▽≦)

お腹も満たされ、そこそこ満足しつつ整理券配布開始までまだまだ待機。会場に到着した時は風も無く暖かいくらいだと思ったけど、
並んでる間に徐々に風が出て来て寒くなって来た(>_<) 1月末の東北。外は寒いのです。

10:30を過ぎ、前方からJA浪江のチラシが回って来ました。組合の勧誘です←
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そしてまだ時間は早いのですが、お待たせしているのでお約束の時間よりも早めに整理券の配布を始めますとのアナウンスに並んでいた人々からは拍手が上がります。
規定数に達したかな?外がだいぶ寒くなって来たのでありがたいですね。予定よりも前倒しで10:45頃に整理券の抽選がスタート。
前の方の方から順番に整理券を引き、その結果に一喜一憂。自分の結果はと言うと…かなりいい番号!( ゚Д゚)
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後で見たら600番くらいまでは出てそうだったので、これはラッキー。
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明日は中山競馬に行くのですが、ここで運を使ってしまったな←

気を良くしたのでJA浪江のグッズ・生写真を購入してみる。無事にあーりん絡みの写真が出たので香苗ちゃんにお土産にしよう(*´з`)
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この日は秋田県横手市から雪を直送してかまくらを作ってくれていると言う事で、サンシャイン浪江の入口に大きなかまくらが( ゚Д゚)
子供さんが沢山遊んでいたので写真は撮れませんでしたが、秋田名物のきりたんぽも配布してくれるとの事で折角だからいただきました(≧▽≦)

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東北の名産のおもてなしに満足。これだけでも来た甲斐がありましたね♪

再び浪江焼きそばに挑戦しようかと思ったけど、整理券配布が落ち着いた事もあってか大行列(^_^;)
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近くのイオンに行ってお土産を物色しつつ、外は寒いので再び豚汁を頂きつつ車で待機。そして集合時間になったので列に並びます。
改めてみるとよくもこんなに集まったもんだw東北の方も多いけど関東やらもっと遠くからの遠征ノフも多いみたい。
これだけ多くの人が東北の小さな田舎町に集まるだけでも多少なりとも経済効果はあるだろうし、復興の支援になれれば幸いですね(*^_^*)

開場時間になり、地元・浪江町民の皆様および親子連れの方々が先に入場し前方の椅子エリアへと案内。その後に一般参加者の入場になります。
そう言えばこのタイミングで一般参加者の前方席への「アップグレード受付」の抽選が行われるはずだったのですが、特にアナウンスも無く。
後で「アップグレード受付」の対応が無かった点について公式からお詫びがありました。


優先されるべき参加者が多くて椅子エリアが埋まってしまったのかな?くらいにしか思って無かったので別にいいのですが、単に忘れてたのねw
特に文句を言う人も居なかったので大丈夫だとは思いますが、ちょっとしたミスでいちゃもん付ける人が居ないとも限らないので、
次回以降の反省点に活かしてもらえればと思います(*´Д`)

さて一般参加者が整理番号順に入場。スタンディングでの観覧なので場所取りが重要。
会場であるサンシャイン浪江は学校の体育館の様なそこそこ広いスペース。前方の椅子エリアの後ろにスタンディングと言う構図で、
ど真ん中にメンバーが通るであろう花道があって花道を中心にスタンディングエリアが左右に分断されておりました。
そしてその花道に近い側に女性限定エリア。男が行けるエリアはその外側になります。
上手側から入ってワンチャン立ち最前行けるかな?と思ったけど、前に行く事の無い自分は要領が悪く惜しくも最前を逃す(^_^;)
最初から下手側に行けばまだまだ最前のチャンスがあった気がするけど時すでに遅し。無理してもしょうがないので花道側の3列目辺りで女限側をキープ。
番号にしては場所取り失敗したけど自分的には満足いく場所が取れたので良しとしましょう。

入場が落ち着いた頃、気が付いたら川上さんがステージ上から客席の様子をPeriScopeで配信してました(^O^)


上から見るとかなり多くの人が集まってるのが分かりますなぁ。みんなよく集まったもんだw

客席の熱気が高まる中、川上さんやスタッフの方から諸注意事項等のアナウンスのあと、いよいよ第2回定期大会がスタートしたのでした。

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<浪江女子発組合第2回定期大会のハイライト>

川上さんのアカウントからの配信の様子を見てもらえばそれが一番なのですが、一応レポートをw
BGMに迎えられて客席後方からメンバーが登場し、中央の花道を通ってステージに登壇。今回はライブから始まるとの事でした。

一曲目は「なみえのわ」の予定でしたが、PAトラブルで「あるけあるけ」が流れてしまい、急遽MCからスタートw


MCで繋いだ後に準備が整い、順番が前後したものの「なみえのわ」を披露し、続けて「あるけあるけ」を披露しました。

2曲歌った後でライブパートはおしまい。MCを挟み、今回の定期大会の流れを説明。
最初の企画として、ニッポン放送の桐畑さんと浪江町役場の吉田さんを交えてのトークショー
スタプラフェスに携わった桐畑さんは震災後に被災地となった福島の取材を行っており、その報道関係者から見た福島の様子を語りつつ、
地元で働く吉田さんからの視点を交えて福島・浪江の現状について語ると言う内容でした。

桐畑さんが語るのは東京のマスコミの視点と実際に地元で暮らす人々の視点の温度差について。
震災のあった3月が近づくとマスコミは被災地にスポットを当てた報道をするが、その時に「悲惨な絵」を探しがちではないか?と感じたとの事。
それに対し地元の吉田さんは「被災地はかわいそう」だと思われがちで、地元としてはココで暮らしていくためにどうしていったらいいだろう?と
前向きに頑張っている人も多いとそのギャップは感じると正直に語ってくださいました。

吉田さん曰く、浪江町は元々21000人程度が住んでいた町であったが、現在帰還した人は1100人程度との事。
それを「少ない」と取ればそれまでだが、それはお隣の楢葉町の帰還開始1年後と同じ様な進み方であり、
悲観的に考えるのではなく、長期的な視点で見守って欲しいと吉田さんは強く語っておりました。

東京のメディアではどうしても「復興が進んでいない」と言うネガティブな視点で語られがちだが、今回浪江町に来た皆さんやももクロの春の一大事で来られる際には
「ココまで頑張って来たんだ」と言う地元の方々の生活を見てもらい、地元の方々の前向きな様子を伝えてもらえたらと願っておりました。

福島はおいしいものが多く、農産物も放射線量の全量調査が行われており、日本で一番安全な食品を提供しているので、
それを食べに福島に足を運んでもらえたらうれしいとの事でした。

自分も被災地に足を運びその街の様子を何度も見て来ましたが、やはり「大変だなぁ」と見てしまう「他所者」の視点を持ってしまいがちでした。
地元で頑張ろうとしている人々はそこまで悲観的には考えてなく、前向きに生きているので温かい目で応援してもらえたらと語る吉田さんの言葉に改めて考えさせられました。
こうして遠くから足を運んで何かしらの支援をしてくれる事が何よりの応援になると喜んでいらしたので、このイベントを通して引き続き応援出来たらと思います。


2番目の企画は「浪江女子発組合生取材!」。福島・本宮市コミュニティFM「FMモットコム」で放送されるインタビューの番組公開生収録が行われました。


東日本大震災の後、浪江町から本宮市へ避難したり生活の拠点を移された方が多く、それを機にFMモットコムで浪江町の情報を扱う「ワンダフルなみえ」と言う番組を放送しているとの事。
今回はFMもっとこむから松本さんを迎え、浪江女子発組合への公開インタビューが収録されました。
メンバーそれぞれが浪江町に対する思いを語り、それぞれの立場で応援していけたらいいと語っておりました。
番組収録の最後は「ワンダフルなみえ」のタイトルコールを収録して公開インタビューが終わりました。

最後の企画は「あの空へ向かって」歌い分け大会!


ももクロの楽曲「あの空へ向かって」をJA浪江バージョンとして、パート割を即興で決めて歌いました。
6つのパートは立候補制で決めるのですが、我が強いメンバーが少なくて消極的な感じにw
そして客席のファンの中から指名された人がステージに登壇して一部のパートを一緒に歌うと言う企画w
ファミリー席に居たJA浪江と同じ衣装を纏った女の子がダンスで参加し、じゃんけんで勝ち抜いた精鋭のおじさんが歌唱メンとして選ばれましたw

最後の企画コーナーは写真撮影可能だったので持ってきたiPadを使って何枚か撮影を頑張ってみました。

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撮影可能タイムがあるって分かってたらデジカメ持ってくればよかったよ(ノ∀`)
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改めてレポートを書きながらこの写真を見て、この時の事を思い出すと「なんて平和な時間だったんだろうな」と改めて思います(*^_^*)
他所者の自分達が浪江町に出来る事って何なんだろう?と考えても具体的な策は対して浮かんでは来ないのですが、こうして町の方を交えて「笑顔になれる空間」を作ることが遠征ヲタクとしては一つの応援の形なのかなって。
そんな温かい空間の一員になれた事を凄く嬉しく思いました。遥々浪江町に来られて、本当に良かった!


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定期大会のプラグラムはこれにてすべておしまい。最後はメンバーによるお見送り会が行われます。
そこの出口で募金を集めるシステム。上手いなw「お気持ち」の寄付と言う事で取りあえず500円を用意したけど、みんな最低1000円入れてて驚いた( ゚Д゚)
金額の大きさじゃなくて、気持ちの問題なんだけどねw 今度来る時はゆっくりと浪江の街を散策する時間を作って、浪江の街にもっとお金を落としたいっす!(≧▽≦)

参加人数も多いのでなかなかのペースで進むお見送り会。粘るヲタクも居たけど無理はせず。
イベントに参加出来ただけでも満足です。楽しい思い出とともに帰路に着きます。

帰りも下道でのんびりと。電車の時間と相談しながらの移動。6号線をひたすら南下します。
小一時間走ったところで、途中、道の駅よつくら港に立ち寄ります。

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おいしそうな寿司や海鮮丼があるのに、キャンペーンで500円なってたラーメンを食べるおじさん(^_^;)
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デザートにアイスまんじゅうを頂きました。
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福島県南相馬市松永牛乳と言う会社が作っている、相双地域では有名なアイスだそうで。
数年前に常磐線を旅した時に出会って以来、久々のご対面でした。変わらずおいしかった♪

そのまましばらくはドライブのお付き合いをしようかと思っていたのですが、今晩の宿のタイムリミットとの兼ね合いでいわき駅でお別れする事に(;´Д`)
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もう少しお付き合いしたかったのですが申し訳ない。鈍行で帰る事を考えたらタイムリミットでした。
ココまでお世話になった知り合いと別れ、自分は鉄道で東京へと戻ります。いわき駅16:54発の水戸行きに乗車。
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夕方で微妙に混んでたけど座れなくは無いので空いてる車両まで移動して着席。まずは水戸・勝田を目指します。
いわきから次に乗り換える品川行きの始発・勝田まで1時間半。遠いな(;゚Д゚)

勝田で乗り換え8分を使って新聞を調達。明日、競馬に行くもんでね(*´з`)
無事に始発の品川行きに乗り換え。そしてグリーン車でまったりと明日の予想しながら帰ろうとしましたが…。

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よく見たらこの新聞、今日の朝刊だった(ノД`)・゜・。 よく見ないで買った自分が悪いんですが、夕刊届いてなかったのかよ(ノ∀`)
仕方ないので土浦で特急に抜かれる停車時間を使ってコンビニにダッシュして買いに行って来た←
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ノンビリ予想しながら、朝早かったので居眠りしながら。勝田から2時間近くかけて南千住へ。
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いわきからだと3時間40分。鈍行だと時間かかるな(;´Д`) まぁ200km以上あるからやむなしですね。
そう言えば、常磐線グリーン車、自分以外あと2人くらいしか乗って来なかったので驚いた!( ゚Д゚)
普通列車品川行きの普通車は空いてたけど、土浦で抜かれた特急はめっちゃ混んでたからなー。常磐線の長距離ユーザは特急乗っちゃうからでしょうな。
いつ乗ってもそれなりに人が居て、土日の夜なんかは激混みの総武線ユーザからしたら常磐線グリーン車空き過ぎて驚きました。

南千住からは日比谷線に乗り換えて入谷へ。本日も一泊1980円ホテルにお世話になります。
ココのチェックインが21:00までなので急いで移動したんですよね。じゃなきゃ別にもっとゆっくり出来たんですが。
宿でシャワーを浴びてサッパリ。南千住駅前のスーパーで買ったつまみと酒で一人打ち上げ!
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翌日の競馬を予想しつつ、今日のイベントを振り返りつつ、遅くならないように寝たのでした。

こんな感じで、浪江女子発組合の第2回定期大会のお話はおしまい。
浪江は東京から近いとは言えないけど、そこまで足を運んだだけの甲斐はあった、温かい雰囲気に包まれた楽しいイベントでした♪

関東に住んでいる自分達にとって東日本大震災の爪痕が残る東北の沿岸地域はどうしても「被災地」と言う色眼鏡で一括りにして見てしまいがち。
自分も往路では人気のない街の風景など、「悲惨な絵」ばかりが目についてしまいました。
でも、浪江で暮らす吉田さんの話を聞いて、地元の人々はそこまで悲観してばかりではないと言う事に改めて気づかされました。
少しずつ進んでいく「復興」。浪江町はようやく帰還が出来るようになり、復興はまだ始まったばかり。
それぞれの思いを持って地元の街に暮らす人々を遠く離れた地域に住む自分達は同じ日本人としてどう応援していけるのか?
分かるようで分からないのがもどかしいところですが、こうしてその街に直接足を運び、人々の生活に触れ、見て来たものを伝えること。
どこにでも行っちゃう遠征ヲタクとしてはそれが一つの「支援」になるのかな。
今回は時間が無かったから、会場でイベントを見て、焼きそばを食べて、わずかばかりのお金しか落とせなかったけど、
今度はゆっくりと浪江の街を巡ってみたいと思いますし、浪江の街で頑張る人々の姿を見て、その様子を少しでも伝えられたらと思います。

浪江女子発組合の定期大会は今後毎月開催される予定となっております。2月の定期大会は残念ながら都合が付かずに参加出来ず、


3月の定期大会は参加しようと思ってたけどコロナウイルス流行の影響で感染拡大防止の為に中止になってしまいました(>_<)
第5回定期大会は4月26日に開催予定との事。
コロナウイルス問題がどれくらいで終息するのか?まだわかりませんが、4月になれば常磐線も全線開通となります。
今年の桜は早そうなのでその頃にはもう散ってしまっているかもしれませんが、温かくなった浪江の春を感じに、また行きたいものです(*^_^*)

最後になりましたが、浪江の街まで足を運んだ皆様、お疲れ様でした!
組合員として、今後とも何らかの形で支援していけたらいいですね♪