○○茶の日記帳~わがまま 気のまま 茶のジョーク~

アイドルとロックバンドのライブをこよなく愛する茶のブログです。ライブやイベントのレポートが主体なのでリアルタイム更新は殆どありませんが、緩くお付き合いいただけると幸いです。

音楽と人LIVE 2016〜新木場クロッシング〜@新木場STUDIO COAST レポート

今回のライブを知ったのはいつもの様に「仕事上がりに何かないかなー」と探していたらたまたま見つけたのがきっかけw
翌日から連休でJuice=Juiceのライブを見に四国へ行く事になっていたので、その前日にも何かないかなと探していたんですよ。
チケットぴあのサイトでこの日に関東で行われるライブイベントを検索したら見つけたのがこのライブでした。

このライブは雑誌音楽と人によるライブイベントで、今注目のロックバンド・UNISON SQUARE GARDENflumpoolの2マンライブが行われるとの事でした。
アイドルネッサンスをきっかけにUNISON SQUARE GARDENを知った自分は一度彼らのライブを見てみたいと言う事で参戦を決意。
しかしながらチケットは前売りの段階で完売(>_<) どうしようかな?と思ったのですがそこはハロヲタ仕込みの業で某所にてチケを入手w
無事に参戦が決定したのでした。

当日は無事に仕事を終え、その足で上京。仕事の疲労と花粉症のしんどさは行きの電車で寝たから少しは取れたかな?w
京葉線で16:30頃に新木場に着いたやたら混んでたなー。
海浜幕張でイベントがあったのと春休みに入ったから遊んでる学生が多かったのかな。春休み羨ましいw

取りあえず要らない荷物をコインロッカーに入れようと試みるも空きがないorz
様子を見るべく駅のカフェで時間をつぶしつつ17:30頃に再びトライしてみるもやはり空かない(>_<)
いや、開ける人はいるんだけど荷物を入れ替えたりしてまた使っちゃうから結局空かない。
そうこうしているうちにライブの開場時間が迫って来たので荷物を入れるのは諦め。
お腹空いたので駅の高架下にある直久でラーメンを食べて会場へと向かう事にしました。

今回のライブ会場はSTUDIO COAST

ココのキャパは2400人と言われていますがそれがSOLD OUT。平日の公演なのにね。
それだけこの2組の注目度が高いと言うのを象徴しているのでしょう。

コインロッカーのドタバタ劇があったので予定を狂わされ開場時間をとうに過ぎた頃に会場に到着したため、自分の番号は既に呼ばれていました(>_<)
もう焦ってもしょうがないので会場のコインロッカーに荷物を入れる事に。とは言ってもライブハウスのロッカーって小さいのよね…。
自分の持ってるスポーツバッグは大きいので入るか不安だったけど何とか押し込んだw
と言うか、大した大きさでもない荷物でもちゃんとロッカーに入れてから入場する辺り、ロックファンは慣れてるよなーって改めて感じました。
アイドルヲタクだとデカいリュックとか平気で持ち込んで後方の空いてるエリアに放り投げたりするしwその辺が文化の違いですかね。

いざ入場してみると1階エリアはもう人でいっぱい。とてもじゃないけど入れそうもなかったので後方段差エリアへ。
こちらの方は割と余裕があったので後ろでまったりとみてみる事にしました。
出演は男性ロックバンド2組と言う事で客層は圧倒的に女性が多い。なので後ろでも十分見えるしね。
今回はこんなものを身に付けてみたり。

アイドルヲタクとして久々にロックバンドのライブに参加させてもらいます♪

開演直前に人が増えて来たもののまだ後方エリアには余裕がありましたね。
最終的にはステージほぼ正面の後方エリアの最後列の壁に寄りかかりながらライブを観覧しました。

開演時間の19時を少し回った頃にいよいよ客電が消灯。最初に登場したのはUNISON SQUARE GARDENでした。

UNISON SQUARE GARDENのセットリスト>
 1.天国と地獄
 2.シュガーソングとビターステップ
 3.ライドオンタイム
 4.蒙昧termination
 5.ため息shooting moon
 6.マスターボリューム
 7.like coffeeのおまじない
 8.桜のあと(all quartets lead to the?)
 9.ガリレオのショーケース
 10.harmonized finale

初っ端から盛り上がるナンバーで会場のテンションも一気にヒートアップ。
彼らの楽曲をすべて知るわけではないので分からない曲も多かったですが自分なりに盛り上がって楽しみめましたね。

印象的だったのはベースの田淵さんが縦横無尽にステージを走り回っていた事。
ベースはアンプに繋がってるから動きたくとも動けない、とJUDY AND MARYの恩田さんが語っていたのを知っていたので意外でしたねw*1

曲中のMCではボーカルの斎藤さんがデビュー当時を振り返ってこんなこぼれ話を披露。

flumpoolとはほぼほぼ同時期にデビューしたんですが、最初はうちらをかわいがってくれていた人々が一気にflumpoolの方に行っちゃって…。その時はオレのデスノートに書きましたね(笑)。」
「ただ、実際に会ったら凄い良い人たちで、デスノートはやめました(笑)。それ以来、いい関係が続いています。」

会場の笑いを誘いつつ、更に力強いパフォーマンスで客席を魅了してくれました。
個人的には彼らの事を知るきっかけとなったガリレオのショーケース」が聴けたのでとても満足しました。これを聞きに行ったようなもんでしたから。
ただ、すっかりアイドルヲタクになってしまった自分にはコールが入ったりヘドバンしないロックのノリは逆に物足りなく感じてしまったり。
自分としてはこちらの方が好きな感じですね。

こうして本家のライブを見てみることで、アイドルネッサンスのライブが決して本家を蔑ろにしているわけではなく、ちゃんとリスペクトした上で彼女達なりのパフォーマンスに文字通り"ルネッサンス"しているのが改めてわかりますよね。
それに共感したファンがライブの雰囲気を作り出して、本家とは違った楽しみ方を醸し出していると思います。

彼らのライブに会場は熱気に包まれたままにライブは終了。flumpoolのライブに向けてセットチェンジを兼ねた休憩タイムへ。
外は寒かったのでロビーに出ると温度差に寒さを感じましたが客席からドリンクを求め人が流れてくると中の熱気もこぼれて来てロビーも熱気に包まれましたw
10分ほどの休憩の後、後攻・flumpoolのライブが始まったのでした。

flumpoolのセットリスト>
 1.覚醒アイデンティティ
 2.MW 〜Dear Mr. & Ms. ピカレスク〜
 3.星に願いを
 4.花になれ
 5.解放区
 6.夜は眠れるかい?
 7.Blue Apple & Red Banana
 8.イイじゃない?
 9.明日への賛歌

彼らの事は全く知らなかったので予習としてベストアルバムを借りて少しだけ聞いてみました。

このクレジットを見て驚いたのはそのタイアップの多さ。殆どの楽曲が何らかのタイアップとなっているんですよね。
普段テレビなんてほとんど見ないので知らなかったんですが、これだけメディアに扱われているのが先ほど斎藤さんが言ってた「みんなそっちに行っちゃった」って表現の結果なのかなと思ったり。
バンドだけでなく芸能活動のすべてにおいてタレントは誰かの目に留まってメディアでプッシュされないとこれだけメジャーになるのは難しいですからね。
メジャーになったからと言って良質の作品を提供したり業界の人の話題に上っているかどうか、また実力があるかどうかってのはまた別の話。
昔、ロックヲタだった時代に業界で評判を受けたお気に入りのバンドがメジャーの舞台で日の目を見なかったのをいくつも経験して来たので何となく分かる話です。

さてちょっと話がそれましたがflumpoolのライブの話に戻ります。
2組を比べるのはナンセンスなのですがやはり彼らの方が人気が高いってことなんでしょうか。
flumpoolのライブになると後方エリアもさらに人が増えてかなりの混雑となっていました。
先ほどの中央エリアは埋まっていたので下手側に逃げて観覧しましたが、こちらは男が多くステージが見づらかったな。
前半戦は前方客席に居たであろうUSGのファンが後方に下がって来たのも大きかったんでしょうけどね。
ライブの熱気は両者譲らない感じでしたけど。

MCではボーカルの阪井さんが関西弁で語るので面白かったw
先ほどのUSGの斎藤さんのデスノート発言を受け

「さっきの(斎藤くんの)MCやけど、デスノートはあかんやろ?(笑) 俺も後でデスノート書こうっかな?(笑)」

と反撃したりw仲がいいからこそ飛ばし合える冗談を交えながらのMCでしたね。
また、今回の主催者である「音楽の人」の編集長の金光氏についても

「最初は好きじゃなかったんやけど、お世話になったらいい雑誌やなーと思ってます。」
「自分らがバンド始めた頃たくさんあった音楽雑誌が次々と無くなっていく中、自分のやりたい事を求めて出版を続ける『音楽と人』は信頼してます」

的なお話をしてましたね。
それだけ熱い思いを持って音楽業界に携わっている金光氏だからこそ、今回こんな熱いライブを主宰してくれたんだと思うし、そこに参加出来た事を本当に幸せに思います。
ただただ感謝ですね。

2組の熱いライブの後は前方客席からはアンコールの拍手が起こるもののアンコールは無し。
客電の点灯と終演のアナウンスを確認し足早に外へ。ロッカーの荷物を取り出して京葉線へと乗り込み今晩の宿へと向かいました。

今回お世話になったのは千葉中央駅の近くにあるカプセルホテル。JRだと本千葉駅が近いのですが京葉線からだと微妙に面倒なので千葉みなとで降りて歩くことに。

久々にここで降りたわwそして駅構内のマルエツで酒とつまみを購入しつつホテルへ。都合30分近くかかったなー。
無事に宿にチェックインし風呂に入って洗濯物をしながら飲もうかなーと思っていたらコインランドリーは使用中orz
待ってたら遅くなりそうだったので洗濯物は早朝にやることに。さっさと酒を片づけ就寝。
翌早朝に起きて洗濯物をしたので十分な休養が取れた気がしなかったけど翌日に続くのでした。

こんな感じで、アイドルネッサンスがきっかけで知ったUNISON SQUARE GARDENを目当てに行った「音楽と人」LIVEのお話は終了。
ステキな空間を生で感じられたことが本当に幸せでしたね。

元々ロック肌の人間としてはこう言うライブは好きだしまた参加してみたいなーって思いましたね。
出来れば野外フェスなんかも行ってみたいけど夏の炎天下はしんどいからなーwでも一度は行ってみたいですね。

*1:ギターのTAKUYAさんは対照的に激しく動き回る人だったので。