○○茶の日記帳~わがまま 気のまま 茶のジョーク~

アイドルとロックバンドのライブをこよなく愛する茶のブログです。ライブやイベントのレポートが主体なのでリアルタイム更新は殆どありませんが、緩くお付き合いいただけると幸いです。

鶴 47都道府県TOUR「Live&Soul」〜もう、寂しい想いはさせたくない〜@HEAVEN'S ROCK UTSUNOMIYA VJ-2

ベイビーレイズに楽曲を提供してくれて、メンバーとの交流もあるバンド「鶴」。
彼らのライブを一度見てみたいなーと思っていたのですが、そんな彼らは今全国47都道府県ツアーの最中だそうで。
もちろん千葉の公演もありましたが、日程を見てみた所行けそうもなく、他にどこか無いかな?と思い自分のスケジュールと照らし合わせてみたら、何と宇都宮の公演が合致w
餃子でも食べながら行ってみるかーと言う感覚で参加を決意したのでした♪

まぁ、ここにしたのはもうひとつの理由がありまして。
と言うのは、この会場であるヘブンズロック。
以前Juice=Juiceのライブを見に行った時に、ステージが全然見えずにひどい目にあったんですよね。
でも、ロックバンドのライブだったらどうなるのか?
それが気になったのがあって、この会場を選んだと言うのも理由のひとつでした。

実はこの会場は数年前にガガガSPを見に訪れているんですよ。
その時も悪い会場ではないと言う印象だったんでね。

あれ以来、この会場のことを「クソ会場」と言い続けてるので、本当にそうなのか?と言うのを確かめる意味も込めて、ここを選んでみた、と言うわけです。

地元を8:30に出発し、総武快速に乗って東京へ。
車内で作業しようとグリーン車にしてみたけど、寝不足でほとんど寝てたから意味が無かったなw
なんやかんやで東京には10:24に到着。
東京からは10:29発の古河行きに乗り換えます。

上野東京ラインは一度乗ったことがありますが、上野〜東京間でした。
これで上野以北へ通しで行くのは初めてだったので、初めて上野東京ラインの恩恵に与るな♪

目的地は宇都宮ですが古河行きでは途中までしか行かないので、湘南新宿ラインから来る宇都宮行きに乗り換えとなります。
宇都宮線内の蓮田で待ち合わせなのですが、せっかくだから赤羽で乗り換えることにします。

赤羽駅ってホームが変わるのね(>_<) 同じ方向だから大丈夫だと思ってたw
ここで乗り換えたことが無いから分からなかったよ。だったら蓮田でもよかったw
赤羽からは湘南新宿ラインの快速宇都宮行きへ。

途中二度ほど緊急停車がありましたが、5分遅れで宇都宮に到着。

宇都宮駅では「懐かしいあいつ」に対面しました。

京葉線を走ってた205系ですね。
日光線へ転用されたと思っていたのですが、東北本線用のもあったんだ。知らなかったっす。

さて、会場に行くにはまだ早いので、ランチを兼ねて宇都宮を散策することにしましょう。
宇都宮では、駅前で市のレンタサイクルを借りることができます。
朝8:00から夜9:00まで。1回100円。これならバスに乗るよりも安いし、何より小回りが利いて便利ですよね♪
車の免許を持っていない自分にはとても助かるサービスです。

西口の駐輪場で登録を済ませ、自転車を借りて出発!
目指すは東武宇都宮駅の近くにある焼きそばのお店「安藤」さん。
宇都宮と言うと餃子が有名なんですが、自分はなぜか焼きそばが食べたくなりますw
こちらもB級グルメとして頑張っているらしいですしね。
いつもは「石田屋」さんに行くのですが、たまには別のお店をと選んでみたのです。
意外と交通量が多かったし、自転車に乗るのも久々だったし、道路交通法変わって色々厳しくなったからね。
安全運転で宇都宮駅から20分くらいかかったけど、ようやく到着。

早速入店し焼きそばの大を注文。しばし待つと出てきたのがこちら。

酸味の利いたソースは独特の味わいでしたね。
これで300円なら安い!おいしくいただきました♪

さて、これでは物足りないので、餃子を食べに再びサイクリングへ。
個人的には正嗣の餃子が好きなのですが、駅周辺の店は混んでるので、思い切って郊外まで走ってみることに。
鶴田の正嗣に行ってみることにします。
自転車を走らせて向かった中間地点にあるのがこちら。

宇都宮市文化会館ですね。
最近は県総合文化センターを使うようになったので、ここも久しく来てないなぁ。
電車遠征組としては宇都宮駅から近いから助かるんですけどね。

正嗣はその先にあるのでさらに進もうと思ったところで、だいぶ雨が強くなって来ました。
Yahoo!天気の雨雲ズームレーダーを見るとこの先も雨が強くなりそうだったので、この先へ向かうのは断念。
雨予報なのは分かってたけど、こんなに早く降るとは聞いてなかったよ(>_<)
傘差して自転車走らせてたら怒られるからね、今は。やむなし。
急ぎ宇都宮駅へと向かったのでした。

宇都宮駅に戻って自転車を返したものの、一気に暇になってしまいましたw
ホテルのチェックインまでまだ2時間近く。
宇都宮駅WiFi環境を使って暇つぶししようと向かうものの、どうやら障害で繋がらない模様(>_<)
せっかく入場券買って新幹線改札の中に入ったのに…。
仕方ないので新幹線ホームの待合室でレポ更新のための執筆活動してましたが、新幹線が来る列車来る列車めっちゃ混んでた。金曜日ですねぇ。
そんなこんなでようやくホテルのチェックインの時間になったのでホテルへ。
野暮用を済ませつつ、ライブの開場時間が近づいてきたのでいらない荷物を置いていざ会場へ。
雨が激しかったけどだいぶ小降りになったので再び自転車を借りて走っていくことにしました。

JR宇都宮駅の東口から東武宇都宮駅まで、自転車で15分ほど。
ひょっとしたらバスに乗っていくよりも早いかもしれないね。
借りた場所と返す場所が違ってもいいので、これで100円なら便利ですよね。

会場であるヘブンズロックは東武宇都宮駅のすぐ近くにあります。

この時点では待ってる人は少なかったなー。
せっかくなので開場時間に入場。ベビレのタオルを持ってねw

自分が入場した時点では40人ほどしかいなかったかな?w

Juice=Juiceの時はフロアいっぱいギュウギュウだったけど、今回はテーブルが置かれていたり、かなりゆったりとした感じ。
前回自分が閉じ込められた最後列に行きたかったけど、物販のテーブルが置いてあったので行けなかったorz
そんなゆったりとした雰囲気でしたが、開演の頃には結構人も増えてきて、まずまずの客入りだったんじゃないでしょうか。
とは言っても最高で100人くらいですけどね。
これでチケット代は3000円(+ドリンク代500円)。これでもライブとしては成り立つんだよなぁ。
そう考えるとハロプロのチケ代6000円ってのはやはり高いって。

さて、開演時間の19時を少し回ったころ、いよいよライブが始まります。
最初に登場したのはTHE NEATBEATS
黒いスーツにリーゼントをビシッと決めたカッコいい男性4人組のバンドです。
彼らのことは初めて見たのですが、古きよきロッケンロールと言った感じでしたね。
日本ではメディアには登場せず、だからか自分も知らなかったんですが、海外で数多の公演をこなすなど、かなり凄いバンドなんですね。

彼らの音楽性は、「初期ビートルズやサーチャーズ、ビッグ・スリー等のいわゆるリバプール、マージービート・サウンドを直球ルーツとする」そうです。(公式サイトより)
自分の世代としてはかなり背伸びだし正直分からない時代の話ですが、音楽を耳にしたらすぐに受け入れる事が出来ましたね。
歌詞は英語が中心だし正直わからないけど、サウンドが分かりやすく、ロックンロールを全身で楽しませていただきました。
そして関西のノリで面白いMCも楽しかった。と言うか面白すぎたw
音楽としては直球ロックなのに、MCは漫才かってくらいの面白さw
そのギャップがとても印象的でしたね。

彼らは(MCを除き)1時間と言う短い時間に18曲を披露。
すごいもん見させてもらったと言う感動と喜びでいっぱいになりましたね。


THE NEATBEATSのパフォーマンスで既にお腹いっぱい胸一杯になりつつも、メインの鶴の出番がやって来ます。
こちらはある程度予習をしていたので、知っている楽曲もあり、これまたすぐに飲み込めました。

彼らの音楽のルーツはTHE YELLOW MONKEYだそうで、その他にボーカルの秋野さんははCHAGE and ASKA、ベースの神田さんはCHAGE and ASKAEarth, Wind & FireAerosmith、ドラムの笠井さんはMr.Children山下達郎ユニコーンadvantage Lucyに、それぞれ影響を受けたとのこと。(Wikipediaより)
聞くと彼らは自分と同世代。なるほどそうなりますよねと言う音楽の趣向でした。
ロックを基盤に、ところどころにファンクの要素を交えてのスタイル。
そして心に響く温かい言葉でつづられた歌詞と秋野さんの心地よいボーカル。
そんな彼らの音楽性は自分ともマッチしないわけもなく、むしろまさにドツボでしたね。

ライブもさることながら、MCで印象的だったのはボーカルの秋野さんのこんな言葉。

「47都道府県を巡って来て、初めて自分達のライブに来てくれた人もいた。その出会いに感謝します。」
「ライブハウスに来るって結構勇気がいる事だと思うんですよ。もしくはよほどライブハウスでわちゃわちゃするのが好きな人か(笑)。
 でもそんな人々と一緒にわちゃわちゃ出来るのが最高に好きです。だから僕らはライブハウスが好きなんです。」

先日のサンボマスターの山口さんもですが、音楽に対する思い、ライブに対する熱意がストレートに伝わってくるのが心に響きましたね。
純粋に音楽を愛し、それを通じて集まった人々と真剣に向き合いつつ、ともに楽しむ。これこそがライブなんだな、と改めて感じましたね。
そんな空間が心地よいからこそ、自分はライブが好きだし、色んな音楽を求めて足しげく通うんだろうなと改めて感じましたね。


鶴とファンの繋がりを「SOULMATE」と称しお互いの関係を大事にする彼ら。
そんな温かい雰囲気に包まれて、素敵なライブでしたね。
音楽を心から愛し、素敵なメロディーを大切にしている彼らが作ってくれた楽曲を、ベイビーレイズJAPANのメンバーが大切に歌い継ぐ。
そんなベビレのファン「虎ガー」の一人である自分が彼らのライブを見たいと思って足を運んでみた。
すべては「音楽」と言う共通項で繋がった関係。
その素晴らしさを改めて感じながら、温かい気持ちのままライブを終えたのでした。

終演後は物販でファンと交流する彼ら。
最後までファンを大事にする姿勢に、また温かい気持ちになりましたね。


19時に開演したライブが終わったのはなんと22時近く。
2組のバンドがパフォーマンスしたから、そうなりますよね。

取りあえずお腹がすいたので、昼間断念した餃子でも…と思って店を探すものの、この時間だと店が開いてないorz
ご飯どころは仕方ないとしても、飲めそうなお店も閉まってるとか。宇都宮の夜は早く終わってしまうんですなぁ(>_<)
取りあえず見つけたお店でラーメンをいただきました。

おいしかったけど、餃子の気分だったから物足りなかったなー。

その後はドンキで酒とつまみを買い、バスで駅前へ戻ろうとしたらもうバスがないorz
正確には23時以降もあるにはあったみたいですが、30分以上待つのもアホらしいので仕方なく駅まで歩くことに(>_<)
バスがあればあっという間の距離を、雨に打たれて20分。疲れました(涙)。
都会だと思っていたのに、宇都宮の夜は本当に早かった。

最後の最後で辛い目にあって心が折れかけたけど、素敵なライブを見られた思い出は色褪せません。
THE NEATBEATSの皆さんも含め、いつかまた彼らに会える日が来るといいなと思いますね。


以上、いち虎ガーが楽曲をきっかけに鶴のライブに参加したお話でした。
文章ではうまく言い表せないですが、本当に楽しかったし心地のよいライブでしたね。
やはり自分は音楽が好きで、ライブが好きなんだな、と改めて感じました。