○○茶の日記帳～わがまま 気のまま 茶のジョーク～

アイドルとロックバンドのライブをこよなく愛する茶のブログです。ライブやイベントのレポートが主体なのでリアルタイム更新は殆どありませんが、緩くお付き合いいただけると幸いです。

GALETTe Final Live〜I will never forget you〜＠新宿Reny レポート

GALETTe

いよいよ目前に迫ったGALETTeのFinal Live。
自分の長いヲタ活の歴史の中で自分の好きなグループが解散すると言うのは初めての体験のため、緊張します。

チケットは２週間ほど前に手配し180番台でした。
開場時間を過ぎた18:35頃に到着した時には200番までの人が階段まで呼ばれていたので係員にチケットを見せ入場列へ加わります。
その後番号順に入場していき、自分の番号も18:40頃までには入場となりました。

ロビーにはファン有志から贈られた大きなバルーンが飾られていました。

そして関係者から贈られた花もたくさん。



GALETTeの解散を惜しむと共に彼女達の今後に幸あれ！と言う愛情・メッセージが沢山込められていましたね。

入場時にはこれまたファン有志の方からサイリウムを手渡されます。

彼女達の最後のステージを客席一同鮮やかな赤に染められたら素敵ですね(^O^)勿論協力させてもらいますよ！

ロビーを一通り見た後、要らない荷物をコインロッカーに預けドリンク交換を済ませた後会場内へと入ります。

自分が会場内に入った時にはまだまだ余裕がある感じでしたね。いつも通りの上手側の中段辺りをキープ。
そうそう、６月の生誕ライブの時にもらったののこの缶バッジを連れて来たので、折角だから付けてみるよ(^O^)

最初は余裕もあった客席ですが、開演時間が近づくにつれて徐々に埋まっていきます。
そして定刻19:00に客電が落とされ、いよいよライブが開演となりました！

Final Liveのセットリストはこちら。情報はGALETTe＊情報botさんのツイートを拝借します。*1



冒頭にスクリーンが降りて、今回のライブのタイトルが映し出されると続いて映像へ。
彼女達が今までお世話になったグループからメッセージが贈られました。
そしてその映像を挟み、ブロックごとに数曲のライブとＭＣで構成される本編２時間ほどのライブ。
１曲目でステージに立った時から既に涙をこらえるメンバーも居ましたね。

淡々と続くライブではなるべく沢山の楽曲を披露しようとセットリストに詰め込んだそう。
何度も聞いて気に入っている曲。初めて聞く曲。その１曲１曲が「これで最後になるんだな」と思うと寂しさがこみ上げてきました。
アイドルネッサンス候補生がカバーした「neo disco」とか大好きなんで悔いの無いように盛り上げて来ました。

「Candy Pop」ではメンバーがカラーボールを客席に投げ入れるサービス。
歌いながら懸命に投げていたけど、たくさん用意したボールは全部投げきれずに終わってしまっていたｗ
自分の方には飛んでこなかったので受け取れなかったのが残念。

途中に挟まれるＭＣでは「解散」と言う現実を"受け止め"つつも"受け入れられない"と言う彼女達の本音がちらほらこぼれたり。
メンバーの意志による解散ではないので何とも言えない切なさが漂っていました。

淡々と進むライブ。本編のラストとなるとここまでこらえていたあかりちゃん、怜奈さんの二人の目頭が熱くなっているのを感じました。
そして本編が終了。「彼女達のライブをまだまだ見たい！」と言う強い意志の込められたGALETTer有志の方からのコールでアンコールの「GLT」コールが開始。
満場一致の熱いアンコールに応え、登場したメンバーはもう涙をこらえきれんと言う表情でアンコールへと挑みます。

アンコールでは「She is WANNABE!」と「G」の２曲を披露。自分はこの２曲とも大好きなのでテンションが上がったけどやはり「これで最後か」と思うと寂しさは隠せず。
その後のＭＣでもグループの解散をまだ現実として受け止めきれないメンバーの心の叫びがひしひしと伝わって来て心が痛みましたね。

そして再びメンバーが退場。まだあの曲をやっていないので「最後に聞かせてくれ！」と言う客席の思いをのせたダブルアンコール。こちらも盛り上がったなあ。
長いようであっという間のダブアンの後ステージに登場したメンバーは全員感極まってましたね。

どれだけ悔やんでも終わりの時間が近づいてくるもの。これで本当に最後の時間。ライブの終わりを前に全員からしっかりとした挨拶。
覚えている限りで挨拶の言葉をまとめてみると、


　藤田あかり…GALETTeがなくなってしまうと言う現実を受け入れられずに、今日まで「解散」と言う言葉を使わずに来ました。
　　　　　　　GALETTeに入って、最初はうまくやっていけるか不安だったけど、こんな私を受け入れてくれてありがとう。
　　　　　　　まだ解散と言う現実が正直受け入れられません。なんで解散しちゃうんでしょうねー。
　古森由衣……GALETTeは私のすべてでした。GALETTeとして「武道館に立ちたい」と夢を語ったのに、その夢を叶えられなかったのが本当に悔しい。
　　　　　　　やりたいこと、まだまだいっぱいあったんです。
　　　　　　　自分の青春をすべて捧げて来たグループが無くなっちゃうのは本当に寂しいけど、私たちはそれぞれの道を歩みます。
　ののこ………こんな結果になってしまってごめんなさい。GALETTeは私のすべてでした。
　　　　　　　GALETTeと言うアイドルグループがあったことを絶対に忘れないでください。
　野田玲奈……自分は入って１年ちょっと。GALETTeのメンバーになれて良かった。GALETTeじゃなきゃ成長出来ない事を沢山学んだから。


こんな感じかな。自分の思いも入り乱れて多分に間違ってると思いますがメンバーの伝えたかった事が語弊なく伝わるといいな。
最後の最後まで「悔しさ」を隠せず正直に自分達の気持ちを語る姿にこちらも目頭が熱くなりました。

そして本当に本当に最後の曲。勿論あの曲しかないですよね。ファン有志の方が企画してくれたサイリウム企画の出番が遂にやって来ます。
イントロがかかると共に客席の人達が持つサイリウムが折られて客席が一斉に赤く染まりました。
この光景、とても感動的だったなぁ。


サイリウム企画と言えば直近で出くわしたのはアイドルネッサンスの1stツアーファイナルの大阪公演でのアンコールの瞬間。

あの時と同じく、静まり返った会場にサイリウムをポキポキと折る音が響き渡ったのですが、あの時はツアーファイナルを祝してメンバーを喜ばせるための音だった。
しかし今回は「これで最後だ」と寂しさと悲しさを表す様な音でした。
違う現場の話を引き合いに出して、GALETTeのファンの方には不快に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、両方を体験した自分としては同じサイリウム企画なのにこうも対称的になるんだなと複雑な気持ちになりましたね。
奇しくも色も対称的な白と赤ですし。
そんな個人的な思い出も重なってもう涙腺は崩壊。でもGALETTeとして最後のステージに立つメンバーの雄姿をしかと見届けようと涙をこらえ全力の声援を送りました。
GALETTeとしては自分はののこ推しなのですが、この「じゃじゃ馬と呼ばないで」のダンスに入る時に彼女の瞼に溜め込まれた涙がターンして横一直線に飛んでいったのがはっきりと見えました。
これほどに美しく、けど儚く、悲しいアイドルの涙は初めて見た気がします。

最後の挨拶では終始涙ぐんでいた４人も、ラストの「じゃじゃ馬と呼ばないで」を歌い終わった後は何か吹っ切れたような感じすら漂わせるキラキラとした笑顔で居たのが印象的でした。
メンバーが触れたのでふと振り返ってみるとファン有志の方々が用意した横断幕が最後列で高々と掲げられておりました。


本当にファンに愛されているんだな〜と改めて感じるとまた目頭が熱くなりましたよ。
こんな素敵なグループがなくなってしまうのは本当に残念だけど、彼女達の事を知ってこうしてライブを見られたことを幸せに感じました。

19:00に始まったGALETTeのFinal Liveは21:30にメンバーが捌けて全て終了。客電が灯り終演のアナウンスが流れると全ての終わりを実感。
この場を離れるのは惜しいけど帰りの電車の都合もあるので足早に会場を出発。
どうやって帰るか色々考えたけど、電車で帰るにはそろそろ終電のリスクがあるのでバスで帰ることに。新宿から木更津行きのバスに乗り込みます。
木更津行きのバスは小田急ハルク前が21:40発、バスタ新宿が21:50発だったので間に合うか怪しかったけど始発のハルク前から乗車できました。

バスに乗ってもまだ光っているサイリウム。名残惜しいけど帰らなきゃならない。寂しかったな。

木更津行きのバスは以前は小田急ハルク前が乗車停留所でしたが、バスタ新宿の開業によりこちらにも寄る便が出来ました。
バスタ新宿開業以来しばらく経ちますがここに寄る用事は意外となかったので初めて入りましたわ。
始発からはそれほど多くなかった乗客数もバスタ新宿からかなり乗って来たので乗車率７割くらいで出発。
木更津〜新宿ルートが出来たばかりの頃は１日数本の暫定営業だったけど今は30分間隔くらいで出てるから需要が増したのでしょう。

バスは順調に走行しほぼ定刻通り木更津駅へ。無事に最終列車に乗り継ぎ、地元まで帰ることが出来ました。

家に帰って翌日に備えて休んだわけですが、ライブを終えて家に帰るとGALETTeが解散してしまったんだなと言う現実が改めて襲ってきましたね。
自分は彼女達と出会って１年程で何度も現場に足を運ぶほどの熱意は無かったのですが上質のパフォーマンスを見せてくれるグループが無くなると言うのは本当に寂しく思います。
自分の長いヲタ活の歴史の中で初めて解散ライブに参加しましたが、彼女達の言葉通り「ちゃんと解散ライブを見られたこと」が何よりの幸せだったのかなと感じますね。
諸事情により突然の解散が決まり、ファンの前でお別れを伝えることすらできず終焉を迎えるグループも沢山ある中でそれだけがお互いに幸せだった。
大人の事情でグループの解散となった彼女達の無念さは計り知れませんが、もう終わってしまった時間はどれだけ悔いても元には戻りません。
今はただ彼女達の今後を祈ることしかできませんね。彼女達が今後も幸せな人生を歩めれば幸いです。


この解散ライブから数日経った今、冷静な気持ちになって当時の事を振り返り、この思い出を忘れない様に形に残しておこうと思ってこの日記の最後にまとめておきます。

終演後、GALETTeのメンバーがTwitterに残したメッセージ。

＜古森由衣さん＞


＜ののこさん＞


＜藤田あかりさん＞


＜野田怜奈さん＞

ひょっとしたらこのアカウントは後に無くなってしまうかもしれないので、リンク切れの可能性もありますが、思い出としてまとめておきました。

そして今回のライブを見た関係者からもたくさんのコメントが寄せられていました。

＜元GALETTeのメンバー・四島早紀さん＞


＜林愛夏さん＞


＜でんちゃん＞




＜ほわどるのはーちゃん


＜ぺろりん先生＞

ここには紹介しきれないけど、たくさんの関係者が彼女達のFinal Liveを見届け、惜しむ声を寄せていました。

最後に紹介するのはファン有志が運営したGALETTe情報botアカウントに寄せられたメンバーからのメッセージ。


彼女達自身も悔しい結末でしょうけど、最後にみんなで笑顔になれたのが何よりだし、この笑顔にまた出会える日が必ず来てほしいと思うし、その日を心待ちにしています！

以上、長くなりましたが、GALETTeのFinal Liveのお話は終わりです。
彼女達に関わった多くの人達に感謝したいですね。わずかな期間でしたが、素敵な出会いをありがとう。今までお疲れ様でした！

*1:他の方のツイート等を参照してみると、#17が間違ってますね。「Candy Pop」が正しいかと。