○○茶の日記帳~わがまま 気のまま 茶のジョーク~

アイドルとロックバンドのライブをこよなく愛する茶のブログです。ライブやイベントのレポートが主体なのでリアルタイム更新は殆どありませんが、緩くお付き合いいただけると幸いです。

アイドルネッサンス「年またぎ!名曲ルネッサンス全曲披露ライブ」@クラブチッタ川崎(第4部) レポート

昨年末から4部構成で行われて来たアイドルネッサンスの全曲披露ライブはいよいよファイナル。4部では2011年〜2016年の楽曲が披露されます。
この年代も盛り上がる楽曲が多めなので期待大。気持ちを高めて会場へと戻りました。

今回の整理番号は140番台。先程より少し後ろになりますが集まっている人数はさほど変わら無さそう。今回も柵が取れるといいなぁ。
番号順に入場した所上手側の柵は取れそうだったのでそちらに待機。程なく入って来た知り合いと今回も連番出来ました。
でも後方でスペースが取れそうだったら後ろに行こうかな?と考えつつしばらく様子を見ていましたが、時間が経つにつれて前のスペースがやたらと混んできまして。
加えてめんどくさそうな軍団が集まり出したのでこれは厄介だなーと思って開演10分くらい前に後ろに下がることにw
自分達の居た柵部分は後ろに居たカップルに譲って後方へ。下手の入口の近くで観覧する事にしました♪

開演前にかかっていたBGMはアイドルの楽曲も多め。2011年以降のヒットソングとなると大半がアイドルの楽曲になりますからねぇ。
前に居た若い兄ちゃん達が乃木坂46君の名は希望がかかった時に歓喜の声を上げてたのが面白かったw

あ、どうでもいい事だけど、3部でも特に何も発表はありませんでしたが、アイドルネッサンスに漂う不穏な噂を吹き飛ばすためにこのタオルで参戦w

今後どうなるか分からないけど、諦めたらそこでゲームセットだぜ?前を向いて付き進め!と言う思いを込めてみました!
第4部も15分くらい押しましたが無事に客電が消灯。いよいよ全曲披露ライブのファイナルが開幕します!

<第4部のハイライト>

 第4部のスタートは髭の「それではみなさん良い旅を!」から。2016年に行われたアイドルネッサンスの1stツアー「君の街まで尋ねるネッサンス!!」を思い出しましたね。
 「太陽と心臓」では後方から全力の「ななこ」コールをぶつけてみた。会場のコールの大きさもなかなかで、体調が悪そうだったなっこに笑顔が戻って来た様に見えたのが嬉しかった。
 
 そしてこの4部の最大のハイライトと言えばこの後に披露された「The Cut」でしょう。
 この曲は昨年Lylical Schoolとコラボし「リリカルネッサンスとしてリリースもされた楽曲。
 
 自分はこのイベントに参加出来なかったのが悔しくもあって、特に興味を示すことも無く楽曲を聞く事も無かったので思い入れは無いのですが、界隈での評判はかなり良く。
 リリスクの得意とする「ラップ」なので彼女達にリードされる面が大きかったこの曲をアイドルネッサンスが単独で歌うとどうなるのか?
 ラップの経験は殆ど無いであろう彼女達が果たしてこの曲を歌い切れるのか?期待と不安が交錯して何とも言えない空気の中、イントロが流れると客席からは大歓声。
 そしてメンバーが歌い出すのですが…これがかなり上手い。普通にラップを歌いこなし、自分達のものにしてましたね。その姿に客席からは今日一の拍手喝采と大声援。
 この全曲披露ライブの全楽曲を通して一番盛り上がり、達成感があった、感動的なシーンだったと自分は感じましたよ。
 
 昨年のIDOL NEWSING LIVEでラップに挑んだまいなちゃん・ゆめかちゃんがリードする姿は凄くエモかった。BEATS MEの経験がしっかり活きていました。
 今までにやったことのない事、アイドルネッサンスとして関わりが薄そうな事でも積極的に挑戦し、その経験を決して無駄にせず自分達の活動の糧にして行く。
 そうやって一つ一つ積み重ねて来たものをライブでしっかりと見せてくれる。その姿にファンは心を打たれるのでしょうね。

 まだ10代の少女が自分達が生まれても居ない時代の往年の名曲。激しいロックからバラード、はたまたラップまで。ジャンルを問わず様々な楽曲に挑戦し、
 若い彼女達なりの心情を加味して歌とダンスで歌い継ぐ。それこそが「名曲ルネッサンスの神髄でしょうし、その尊さを見せてもらえるのがファンの最大の喜びなのでしょうね。

 客席の盛り上がり的としてはやはり「レス曲」が中心になるのが自分が思う理想と微妙に食い違うのがもどかしいですが、それはそれ。
 前のピンチケ兄さんたち「やった〜!」と大声を上げてピョンピョンする割にはコールしたりドルヲタ的な盛り上げ方をしないのが不思議に思いましたw
 「金曜日のおはよう」とかMIX入れやすい曲なのにあまり乗って来なかったしwボクはドルヲタの茉凜様がMIX入れるとご満悦の表情を浮かべてくれるので頑張りましたよw

 4部で披露されたのは一番新しい時代の楽曲なのですが、アイドルネッサンスのレパートリーとしては採用されない楽曲が意外と多く、初披露以来殆ど歌われない曲もあったり。
 「風は西から」とか「自分メダル」とかはこれまた1stツアーで披露されて以来殆ど歌われてないので久々に聴けて嬉しく思いました。
 どちらもすごくいい曲なので、もっとスポットライトを当てて欲しいなと願います。

 あ、珠々華ちゃん的には「愛はおしゃれじゃない」の決めパート「あのそのつまり…」のところを「好きなんだけど」とブッ込んでその後めっちゃ照れてるのがかわいかったとか?(*´з`)
 でも残念ながら自分の位置からは乃亜ちゃんが丸かぶりで見えてなかったorz ちくしょう…。

 二丁ハロの耳をすませばを歌って彼女達のレパートリー全74曲の披露が終了。1952年から2016年まで本当に幅広い時代をカバーしていると改めて感じましたね。
 ラストはオリジナル曲の「前髪」を披露。「アイドルネッサンスの今までの活動は全てこの曲に繋がっている」と凄く重要な意味を持つ言葉に感動もひとしお。
 歌い出しで気合いが入り過ぎて前のめりで急発進気味に力んでしまう珠々華ちゃんでしたが、それが逆に凄く気合いが入ってる様に聞こえ、今までで一番いい歌い出しだったかも?
 有明の時と同様、歌い出しで客席から拍手が起こり安堵の表情になる珠々華ちゃんの笑顔が素敵でした。

<第4部のセットリスト>

 01.それではみなさん良い旅を!/髭(2011)
  〜MC(自己紹介)〜
 02.Good day Sunshine/SAWA(2012)
 03.太陽と心臓/東京スカパラダイスオーケストラ(2012)
 04.The Cut/Base Ball Bear-Feat.RHYMESTER-(2013)
 05.恋する感覚/Base Ball Bear-Feat.花澤香菜-(2013)
 06.テレフォンNo.1/ふくろうず(2013)
 07.風は西から/奥田民生(2013)
 08.ミラクルをキミとおこしたいんです/サンボマスター(2013)
  〜MC(閑話休題的ブレイクタイム)〜
 09.トラベラーズ・ハイ/スキマスイッチ(2013)
 10.踊るロールシャッハ/オワリカラ(2013)
 11.旅する花の物語/アンダーグラフ(2014)
 12.女の子は泣かない/片平里菜(2014)
 13.愛はおしゃれじゃない/岡村靖幸 w 小出祐介(2014)
  〜MC(閑話休題的ブレイクタイム)〜
 14.金曜日のおはよう/HoneyWorks(2014)
 15.シルエット/KANA-BOON(2014)
 16.Yeah!Yeah!Yeah!/androp(2015)
 17.自分メダル/ザ・コレクターズ(2015)
 18.リベンジ/WANIMA(2015)
 19.耳をすませば/二丁ハロ(2016)
  〜MC(第4部の総括)〜
 20.前髪/アイドルネッサンス(2017)

4部の方も特に目新しい発表は無く、平和に終了。次のイベントは2月後半の対するネッサンス!!まで無いのが寂しいですが、受験生を多く抱えるアイドルネッサンスにとっては
この先はプライベート面でとても大事な時期。受験が落ち着いて進路を固めるまではアイドルとしての活動は無理せずにやって欲しいと思うし、そこで無理をさせようとしない
運営の優しさだと捉えて次のライブまで前向きな気持ちで待っていたいと思いました。

74曲の全曲披露ライブ。メンバーにとって凄く大変だったと思うけど全編通してみられてすごく良かったと思います。
特に後から入った珠々華ちゃん、ゆめかちゃんは都合1年半で全部を覚えたと言う。これはすごく大変な事だったと思います。
珠々華ちゃんはダンスの面で、ゆめかちゃんの歌の成長が素晴らしかった。どちらも苦手な部分が伸びたんじゃないかな。
「あとから加入した」と言う経験面でのアドバンテージを感じさせないパフォーマンスだったし、すっかりアイドルネッサンスの一員として機能してた。
勿論他のメンバーの成長もそれぞれに感じられて、大人になっていく過程を見守って来られたのが嬉しく思います。
先程も触れましたが、まだ若い少女がその年代なりに歌に思いを込めてそれぞれの心で表現する。それがアイドルネッサンス「尊さ」であり、それを見せてもらえる幸せに感謝したいです。

今回のライブで一つだけ心残りに思ったのは「集客面での伸び悩み」かなぁ。
クラブチッタは結構大きな箱なので埋めるのが大変なのは百も承知ですが、ディファ有明よりは小さな箱だったにもかかわらずあの時よりもはるかに人が少なかった。
同じ時期に活動を始めた他のアイドルグループがもっと大きな舞台に進んでいるのを比べても仕方ないでしょうけど、彼女達自身も悔しさはあるでしょう。
ライブはとてもいいものをやっているのだから、もっと多くの人に知ってもらい、見に来てもらいたい。
そのためには何が出来るのか?ファンの側から支えになれる事をそれぞれに考えていかないといけないのかな?と言うのが2018年の課題である様に感じました。


約3年半の歴史の中でアイドルネッサンスがカバーしたのは74曲

改めて振り返ってみると本当にいい曲をカバーさせてもらってる。そしてこの世にはもっとたくさんの名曲がある。
今後も彼女達が名曲に出会い、その素晴らしさをしっかり吸収して自分達なりの表現で歌い継ぐ。
そんな素敵な活動「名曲ルネッサンス」がもっと多くの人に知ってもらえて、更に大きな舞台に挑戦出来る様になれるのをファンとして願い、応援したいなと改めて思いました。
ラストのMCでの茉凜ちゃんの「今年もよろしくお願いします!」と言う言葉を信じて、彼女達のライブを見守っていきたいものです。

さて感想が長くなりましたがとにかく楽しかったライブの後は知り合いと打ち上げ!

この瞬間が止められませんね\(^o^)/ DDの集まりなのでアイドルネッサンス以外の話題に花が咲いた気がするけどそれはそれでええやんw
一つの事にどっぷりつからず、視野を狭くせず、色んなものを見ている人達だからこその客観的な視点でアイドルネッサンスを見ているし、
そんな人達と彼女達の事を語り合うのはとても楽しい時間。あっという間に時間は過ぎて良き、だいぶ飲んだくれた所で〆め。
電車で帰る知り合いを川崎駅まで見送り、自分はホテルに戻ってシャワーを浴びて洗濯の合間にもう一杯♪

この時間の〆の炭水化物とか最高にうまいんですがこれを止めないから痩せないんでしょうな(ノ∀`)
久々にアイドルネッサンスの"幸せな"話題が溢れるTwitterのタイムラインを眺め、笑顔になりながらも翌日に備えて休んだのでした。

と言うわけで、長くなりましたが2018年の現場初めは笑顔で迎えられて最高のスタートが切れました!
今年一年もとにかく楽しい現場にたくさん足を運びたいし、心から笑顔になれるような時間を過ごしていきたいなぁと強く願ってレポートを終わりにしたいと思います。
ライブを一緒に見た皆様、この日記を見てくださった皆様、ありがとうございました!
今年もよろしくお願いします!