この日は仕事上がりに北海道に向けて旅をしてきたので、その時のお話です。
某人気バラエティ番組の最新作を見に行くのが目的の今回の旅。
折角ならば番組にあやかって「アホなルート」で北海道を目指したのでした。
水曜どうでしょうの2020年最新作が10月28日から放送されることが決定しました。
5000RT:【海外ロケ編】『水曜どうでしょう』最新作、10/28より放送https://t.co/3OHRAx2SrO
— ライブドアニュース (@livedoornews) August 5, 2020
2018年に撮影した「どうでしょう軍団」4人の旅。HTBでの放送のほか、HTB北海道onデマンド他にて配信予定だという。 pic.twitter.com/7pL2EGbfiN
自分の勤務スケジュールを確認してみるとなんとこの日から3連休!(゜o゜) これは見に行くしかない!(≧▽≦)
と言う事で遠路はるばる北海道まで行ってみる計画を立てました。
前日も朝早く仕事が終わるため、飛行機でひとっ飛びすれば昼頃には北海道に入れるのですが、それでは面白くない。
「どうでしょう藩士」として、折角ならば北海道までの移動も「面白さ」を求めてみることにしました(*´з`)
どうでしょうネタとしては「サイコロの旅」が面白いのですが、都合40時間程度では流石に忙しい。
そこで思いついたのが「原付東日本縦断ラリー」のルート。
これは東京・銀座で原付バイク・スーパーカブを購入し72時間で札幌へ「乗って帰る」と言う企画。
原付なので高速道路を走れる訳もなく、国道17号線から7号線を走り新潟県の越後湯沢、山形県の酒田に宿泊し、
日本海側から再び内陸を走り太平洋側に出て八戸からフェリーで苫小牧に渡り、札幌にゴールする、と言うルートでした。
流石に自分も原付で北海道に向かう訳にはいかないので、これに近いルートで電車を使って移動したら果たして北海道にたどり着けるのか?と調べてみたら、
東京駅10:16発→(上越新幹線とき315号)→新潟駅12:24着
新潟駅12:32発→(羽越線特急いなほ5号)→秋田駅16:04着
秋田駅16:34発→(秋田新幹線こまち40号)→盛岡駅18:14着
盛岡駅19:37発→(東北新幹線はやぶさ39号)→八戸20:12着
~八戸駅からフェリーターミナルまでバス~
八戸港22:00発→(シルバーフェリー)→苫小牧港6:00
と、仕事終わりで移動しても水曜どうでしょうの最新作の放送開始までに北海道へたどり着けることが分かりました(・∀・)
鉄道での移動なので厳密にはどうでしょう班の通ったルートとは若干異なりますが、同じような地域を経由して移動出来ます。
特に八戸~苫小牧のフェリーはどうでしょう班と同じ便ですし、このルートはなかなか乗る機会も無いので面白そうだと思いココを中心に行程を考えました。
予定が決まったら電車やフェリーの切符を手配し、当日に備えたのでした。
当日は予定通りに仕事を終え8:30には退勤。「旅に出るので探さないでください」と言い残してそそくさと退散( `ー´)ノ
北海道までの長い旅が始まりました。
まず目指すは東京駅。電車に飛び乗って上京です。
少し待てばの快速があるのですが、東京駅での乗り換えの都合で先の各駅停車に乗車。
千葉駅から成田エクスプレス6号に乗って急ぎ東京へと向かいます。
成田エクスプレスに乗ったので10時前には東京駅に到着。
なぜそんなに急いだのかと言うと、東京駅から乗る新幹線の出発が10:16だったからです(^_^;)
千葉駅で成田エクスプレスに乗らないと東京駅到着10:10。6分乗り換えはリスクが高すぎる(;゚Д゚)
てなわけで東京駅からは上越新幹線とき315号で新潟へと向かいます。
新潟から小樽までフェリーで上陸、と言うのもありましたが、フェリーの新潟港出発が12:00。新幹線の新潟駅到着が12:24。
流石に朝8:30まで仕事していたのではどうやっても間に合わないので断念(;´Д`)
「サイコロの旅」をするにしてもタイムリミットが24時間では「あての無い旅」はリスクが高すぎるので、
今回は綿密なスケジュールを練って「原付東日本縦断ラリー」のルートを模して鉄道とフェリーで行く事にしたのです。
最近は列車の車窓動画をビデオカメラに収めYouTubeにアップするのにはまっている自分は今回の旅の模様を動画で紹介しようと考えていました。
原付東日本縦断ラリーでは「旅の土産」として寄り道してはネタを仕入れるというのをやっていましたが、折角なので真似してみますw
こちらは鉄道旅で乗換駅以外は寄り道が出来ないため、事前に仕入れたものもありますが。
まずは高崎にある少林山達磨寺で買ったダルマ。
こちらは先月SLぐんまみなかみ号に乗りに行った時に買っておきましたw
どうでしょう軍団が1日目の旅を終え、越後湯沢に一泊した後に購入した魚沼産コシヒカリ。
さすがに5kgの袋は持ってこれないのでネット通販で探した小袋を用意しましたw
そんな旅のお供を動画で紹介しつつ、2時間ちょっとで終点の新潟駅に到着。
新潟駅からは12:32発の特急いなほ5号に乗り換えて秋田へと向かいます。
3時間半の長旅なのでグリーン車を手配。特急いなほ号で使用しているE653系のグリーン車の座席が凄いと聞いていたのでこの機会に利用しました。
避難させたりしましたがその過程でデータが破損してしまい残念ながら消えてしまいました(T_T)
水曜どうでしょうネタとして旅の動画も撮っていたのですが、残念ながらそれも消えてしまって無念…(´-ω-`)
なので僅かばかりに残っている画像で思い出話を進めます。
列車は新潟駅を出てしばらくは白新線を走行。のどかな田園風景の中を東へ進み、新発田駅から羽越本線へと合流します。
お腹が空きましたが、駅弁を買う時間も無く、車内販売もお菓子とパンくらいしか売っていないと言う事で寂しい昼飯(-_-;)
そんな笹川流れ、どうでしょう藩士としては「だるま屋ウイリー事件」の現場と言った方が分かりやすいでしょうかw
日本海が間近に迫る美しい風景にダルマを添えて写真を撮ってみましたw
だるま屋ウイリー事件の現場を通過すると程なく鼠ヶ関を通過。ココが新潟県と山形県の県境であり、列車は山形県に突入します。
鶴岡・酒田と停車していくと進行方向右側には鳥海山が見えてきます。
すると間もなく山形県の県境となり、秋田県へ。秋田県内も比較的日本海に沿って北上。そして新潟駅を出てから3時間32分。
特急いなほ5号は無事に秋田駅に到着しました!
新潟から273.0km。東京駅からだと606.9km。だいぶ長距離を走って来ましたがゴールはまだまだ先です(^_^;)
秋田からは秋田新幹線にて盛岡へ。すぐの列車がありましたが、東京駅から6時間近く列車に乗りっぱなしで疲れたので一休み。
16:34発のこまち40号で盛岡を目指します。
コレ、何に使うんだよって感じですがまぁ魔除けですわw
秋田新幹線で1時間40分。盛岡に到着です。
盛岡からは東北新幹線で八戸を目指すのですが、ここで乗り継ぎの時間を作って夕飯にしましょう。
駅ナカの売店で福田パンが半額セールしてたので思わず買ってしまった(゜o゜)
盛岡と言えばじゃじゃ麺。夕飯は駅ビルの白龍(パイロン)さんでじゃじゃ麺にしました( `ー´)ノ
乗り継ぎ時間を含めて9時間56分の長旅。こうして改めて見てみると我ながら狂ったルートだ(/・ω・)/
八戸からはフェリーで苫小牧へと渡ります。八戸駅前からバスに乗ってフェリーターミナルへ。
それも22:00発の便は彼らが乗ったのと同じ夜行フェリーです(・∀・)
早速フェリー乗り場の受付で乗船手続きを済ませます。
船内で日付が変わるため「宿泊」扱いとなり、GoToトラベルの対象となるのでした(*´з`)
割引を効かせるために旅行代理店に行って手配すると言う面倒な手続きは生じたものの、安くなるのは助かりました(≧▽≦)
安くなった分等級を上げて1等客室に乗船。ありがたいですね。
船会社の売り上げに貢献しつつ、旅行代理店の手配手数料も支払ったのでどちらにもお金を落とせて満足。
GoToトラベル、いい制度です(・∀・)
さて、日を跨ぐような長距離フェリーは苫小牧→大洗の太平洋フェリーに乗って以来久々なので楽しみですね。
それでは乗船( `ー´)ノ
まずは今晩お世話になる船室。一等客室はこんな感じです。
お風呂は夜中は入れない様で、出発前から結構混んでました(^_^;)
料理を作ってくれるレストランは無いものの、カップ麺やホットスナックを販売するオートレストランがあり、ラウンジで食べる人も居ました。
八戸港を離岸し航海のスタート。早めにお風呂に入ってサッパリ。部屋でまったりと飲んだくれます。
旅の仲間たちをテーブルに並べてみるとなかなかに滑稽な光景でした(・∀・)
事前に買ったものもありましたが、我ながら面白いネタだったなw
ノンビリと酒を飲みつつ、朝早かったので眠気に負けて日付が変わる頃には就寝。
夜行フェリーの旅は朝も早い。翌日から始まる北海道旅行に備えて休んだのでした♪
と言うわけで今回は「水曜どうでしょう2020年最新作を見に行く旅」の1日目のお話でした。
どうでしょう藩士らしいルートで旅をしてみましたが、我ながらアホでしたなw
でも、「水曜どうでしょうの最新作を聖地・北海道で見る」と言う大きな目標を掲げての旅、長かったけど楽しかったです。
北海道に行く時にはもう二度とこのルートを選ぶことは無いでしょうけど、どうでしょう藩士らしく面白いルートが選べたらと思います( `ー´)ノ