○○茶の日記帳~わがまま 気のまま 茶のジョーク~

アイドルとロックバンドのライブをこよなく愛する茶のブログです。ライブやイベントのレポートが主体なのでリアルタイム更新は殆どありませんが、緩くお付き合いいただけると幸いです。

アイドルネッサンス「年またぎ!名曲ルネッサンス全曲披露ライブ」@クラブチッタ川崎(第3部) レポート

1952年から2016年まで、幅広い年代の名曲をカバーし歌い継ぐ「名曲ルネッサンスを掲げ活動するアイドルネッサンス
2014年からの活動でこれまでに彼女達がカバーしてきた楽曲は74曲にも及びます。

そのすべてを年代別に披露していくと言う「名曲ルネッサンス全曲披露ライブ」。昨年末に渋谷で行われ公演の続きが年を跨ぎ後半戦が川崎のクラブチッタで行われると言う事で行ってきました。

うちの地元からだと川崎へはアクアラインバスで行くのがベターなのですが、正月は川崎大師周辺が大変な混雑になるのは想像に難くなく。
川崎駅行きのバスは途中から高速ではない産業道路を経由するためただでさえ時間が読めず、他の路線に比べると人気が無いため本数も多くないんですよね。
下手したら横浜か品川、または羽田空港から電車で行った方が早いくらいですしw
と言うわけで電車で移動する事にして上京開始。直通快速でついつい乗っちゃうグリーン車で品川まで。
品川駅で乗り換えの時にちょうど来たのが特急踊り子号

伊豆の温泉でも行きたい衝動に駆られましたが、そこはグッと我慢。後続の東海道線に乗車。
どこまで乗っても値段が変わらないので無駄に横浜まで買ったグリーン券を行使w

普通車もガラガラだったけど、一駅でも乗る権利はあるからね(^O^)
そんなこんなで10:50に川崎駅に到着!

昼の公演となる第3部は11:15開場。あまり時間ないので足早に会場へと向かいます。

会場であるクラブチッタ川崎へはまぁまぁの人数が集結。

ここのキャパを考えると決して多くはないけど、年末の渋谷公演の時もこんなもんだったから劇的に増えたりはしないのかなぁと言った感じかな。

今回の自分のチケットは108番。4部通し券はクソ番ばかりと言う話の中では悪くは無い感じw
知り合いと合流し談笑しつつ、中で合流出来たら一緒に見ましょうと約束して自分は先に入場。
場内は上手側に物販用のテントが設けられ中盤やや下手の後方に関係者用のエリアがあったものの閉鎖は無く、でもスタンディング。仕切りの柵は中段やや前方。
自分の番号で入場した時は前の方は数列埋まってたけど仕切りの柵はがら空きあったのでそこを確保。知り合いの分もしれっと確保して中で無事に合流♪
後から入ってくる人も次々と柵を越えて前に突っ込んでいったので場所取りもそこまで迷惑にはならなかったと勝手に解釈してますw

開演前のBGMは前回と同じくこの公演で披露される世代に合わせたヒット曲をチョイス。2000年代は自分のリアルタイムな時代でもあるので懐かしい気持ちになりつつ開演待ち。
前のエリアはそこそこ埋まって来たけど後ろは余裕がありそう。開演直前にはだいぶ人も増えて来たけどね。
自分達の前にはいつしかピンチケ臭が香ばしい若い兄ちゃんがやって来たw前日の虹コンのライブから流れで見に来た感じかな?(・∀・)
年末の渋谷の時にはピンチケは殆ど居なかったので気にはなったものの若い男が居るのは頼もしい。好きに楽しんでくれと考えておっちゃんは微笑ましく見てましたよ♪

最近のルネのライブは開演が押すことが多いのですが今回も御多分に漏れず10分ちょっと押して開演。なんやかんやでテンションを上げてライブに挑みました!

<第3部のハイライト>

 第3部は「物憂げ世情」からスタート。彼女達がきっかけとなって知り、本家のライブも見に行ったので冒頭から嬉しくなりました。
 ジャパハリネットのメンバーも喜んでくれていたのを思い出して、早くも「名曲ルネッサンスの素晴らしさが胸にこみ上げてきました。
  
 

 2000年代になると自分も大人になり始め、自分のお金を使ってライブを見に行く事も出来る様になって来たリアルタイムを知る時代。
 「SECRET LOVE STORY」は東京ドームまで氣志團のライブを見に行ったなぁなどと思い出してまた感慨深い思いに浸ってました。

 この年代でも当然のことながら様々なジャンルの楽曲はあるものの、アイドルネッサンスがチョイスした楽曲はロック色の強いナンバーが多く。
 ロックヲタの自分としては大好きな楽曲のオンパレード。個人的に一番好みのセットリストになってましたね♪

 メンバー自身も「自分達がリアルタイムで聴いた事のある時代」になって来たと言う事でそれぞれに楽曲に対しての思い入れも出てきているようで。
 古宵ちゃんがアジカン「君の街まで」をカバーできることを知った時、CD買ってお兄ちゃんと聞いてた曲だったからとても嬉しかった、と語る笑顔が印象的でした(*^_^*)

 クラブチッタ川崎と言う広い会場で客席に余裕があるからか、時々マサイする若い兄ちゃんが頑張ってたりw
 自分達の前に来たピンチケ連中もそれぞれに跳んでたwルネ現場で跳ぶ人久々に見たから驚いたけどまぁ好きにやればいいさと生暖かく見てました(/・ω・)/
 もう跳べない豚になったおじさんからしたら「跳ぶのは勝手だけどちゃんと定点ジャンプ出来るスキルを身に付けてね」とだけ言いたかったかなw
 他の現場での過度なジャンプに因る接触事故なども起きてるのを知ってるし。ヲタクは基本運動神経は鈍い生き物。ちゃんと跳べないなら跳ばないで欲しいなw
 おじさんは昔は頑張ってたけど運動不足と不摂生が祟った今では体幹ブレブレで跳ぶと危ないから自重してるんだからね(・∀・)
 同じ全曲披露ライブでも渋谷の時にはピンチケ殆ど居なかったけど川崎は昼夜通してそこそこいた気がする。それは前日のライブからの流れなのかな?と思ったり。
 セトリの内容も違うので単純比較は出来ないけどあの時はマサイもほぼ居なかったしね。まぁライブに来てくれるのは嬉しい事ですけど。

 渋谷の2部の時も思ったけど、客席から歓喜の声が上がるのは指差しの振り付けとかが多い所謂「レス曲」が多かった。
 バラードからロックナンバーと幅広い楽曲を歌い継ぐ「尊さ」が彼女達の最大の魅力だと個人的には考えているのですが、客席はやっぱりドルヲタ。
 ライブに於いて求めるものが違うんだなぁと改めて感じました。アイドルとして活動する以上必然だろうしそれはそれでいい事だと思うけどね。
 「音楽のすばらしさ」を大切にしているグループのライブなだけに、ヲタクの奇声で雰囲気を変えちゃうのはどうなのかな?と個人的に思うシーンもありました。

 メンバーのパフォーマンス面ですが、なっこが体調が芳しくないのか笑顔に乏しかったのが少し気になりましたが4部では復活して来ていたので良かった。
 他のメンバーも早い時間のスタートと言う事で徐々にエンジンがかかる感じで後半はいつも通り、いやいつも以上の熱いパフォーマンスで客席も大盛り上がりでした。

 この時代の楽曲はここ1年くらいのライブでよく歌われている曲が多く、「珍しさ」と言う意味では他の部に比べると劣る部分もあったけど、それだけ名曲が揃っていると言う事。
 セットリスト的には一番好みだしとにかく楽しいの一言。熱いライブになりました!
  
 
 
 
 

<第3部のセットリスト>

 01.物憂げ世情/ジャパハリネット(2002)
 02.二人のアカボシ/キンモクセイ(2002)
 03.Music Lovers/The Jerry Lee Phantom(2003)
  〜MC(自己紹介)〜
 04.SECRET LOVE STORY/氣志團(2003)
 05.君の街まで/ASIAN KUNG-FOO GENERATION(2004)
 06.Dear,Summer Friend/真心ブラザーズ(2005)
 07.シャングリラ/チャットモンチー(2006)
 08.若者のすべて/フジファブリック(2007)
 09.17才/Base Ball Bear(2007)
 10.ドカン行進曲(己編)/THE イナズマ戦隊(2008)
 11.ガリレオのショーケース/UNISON SQUARE GARDEN(2008)
  〜MC(閑話休題的ブレイクタイム)〜
 12.Butterfly/木村カエラ(2009)
 13.君の知らない物語/supercell(2009)
 14.BANZAI/木村カエラ(2009)
 15.REGIKOSTAR〜レジ子スターの刺激〜/KAN(2010)
 16.6AM/堂嶋幸平(2010)
 17.夜明けのBEAT/フジファブリック(2010)
 18.手を打ち鳴らせ!!/THE イナズマ戦隊(2010)
  〜MC(第3部の総括)〜
 19.Blue Love Letter/アイドルネッサンス(2017)

19曲で1時間半ほどのライブはあっという間に終了。ちょいちょいMCは挟むものの簡単なトークで済ませるので休憩時間は殆ど無く水分補給したら次に行く感じ。
1部・2部に比べると明らかに激しいロックナンバーが多くメンバーもかなりお疲れの様子でしたが最後まで突っ走ってくれたのでこちらもそれに全力で応える形で大盛況で終わりました。

アイドルネッサンスにとっては今年の初ライブと言うわけではありませんが、自分にとっては新年一発目のライブだったので新年のあいさつ等を出来ればなぁと思っていましたが、
年末のライブに続き「メンバーの体調面を考慮して」と言う事で特典会はなし
 

 
新年の挨拶やライブの感想を直接伝えられなかったのは寂しかったけど、個人的には長丁場のライブの後に特典会をやらないのは賛成ですね。
ライブの本編で全力を出し切ってしまう子たちなので長丁場のライブの後は会話もままならないし、それでまた長時間の特典会は更に疲弊させるだけ。
30分程度でライブが終わるリリースイベントや対バンでやればいいんじゃないかなと個人的には思います。
最近は対バン等でもお見送り会が無いのでルネヲタの間から不満の声も上がっていますけど、その辺は彼女達の"現場"に何を求めてきているのかの違いなのかなぁって。
それぞれの考えがあっていいしどれが正しいと決めるのはナンセンスですが、「メンバーの体調・心情」を最優先にした結果であれば自分は大いに賛成です。

1時間半ほどで一気に駆け抜けたライブは14時前には終了。特に新しい発表は無く、平和に終了。
夜公演となる第4部の開場は16:15。2時間以上暇なので川崎と言えばあそこに行ってみる事にしました。