○○茶の日記帳~わがまま 気のまま 茶のジョーク~

アイドルとロックバンドのライブをこよなく愛する茶のブログです。ライブやイベントのレポートが主体なのでリアルタイム更新は殆どありませんが、緩くお付き合いいただけると幸いです。

鶴 47改め94都道府県TOUR「LIVE&SOUL」〜もう寂しい想いはさせたくない〜@千葉LOOK レポート

鶴の47都道府県ツアーが2周目に入ることは以前から知っておりました。
1日に行われた京都でのベビレとの対バンにも行きたかったくらいですからね。
そちらの方も仕事が休めず泣く泣く回避したので、その悔しさも今回のライブ参加への決定打となったわけです。
なんたって「もう寂しい想いはしたくなかった」からね。

チケットの方は一週間ほど前にe+にて手配。

これで準備は万端♪あとは当日参加するのみです。

当日はやらなきゃいけないことがあったので仕事が終わった後も残りそちらを済ませ、15時に退散。
急ぎ上り列車に乗って千葉へと向かいます。

職場の最寄り駅からだと40分ほどで千葉に到着します。普段はここから乗り換えて東京方面へと向かうのですが、今日はココが現場の地。
近いって素晴らしいですね。何より地元方面から乗り換えなしで行けるのがありがたい。
こんな所に自分の好きなアーティストが来てくれる。それだけでうれしいものです。

会場に行くにはまだ早いので少々時間つぶし。最近できたセブンイレブンのイートインコーナーで一休みしながら開場時間が近づいたので会場を目指し移動します。
今回のライブ会場は千葉LOOK


ここは何年か前にガガガSPが来た時に一度来たなぁ。
ハロプロ関係だと随分と前にメロン記念日がロック化計画やってた頃に来たはずです。
自分が到着した時には入場が始まったところで、自分の整理番号だとまだまだ入場は出来そうもなかったので一度離脱して近くの建物へトイレを借りに。
その建物でどっかで見た事のある会社の集会が行われていたので逃げるように会場へと戻りましたw
その頃には前売り券の人の入場が落ち着いていたので自分も入場。ドリンク代を支払ってホール内へと向かいます。

あ、ここのドリンクはアルコールは500円だけどソフトドリンクは300円。そしてお代わりは定価に毛が生えた程度の料金ととても良心的です♪
自分は風邪気味だったけどせっかくだから飲もうとアルコールを注文w会場の後方へ移動しまったりと開演を待ちました。

この会場、古いパブを改造したライブハウスなのでそこまで広くはありません。
後方の段差スペースにはソファーとテーブルがあって、ここは喫煙所も兼ねてるので開演前に待ったり座る人の姿もいましたねw
キャパは250人だったと思うけど100人くらい入ったらそこそこの埋まり具合だったかな。
まぁこれくらいゆとりがあった方ががライブハウスとしては適正な入場者数だと思いますけどね。

ライブの方は定刻の17:30を少し回ったところでスタート。
最初にステージに登場したのはトップバッターのFUNKIST
ボーカルの染谷さんが南国の血が入った様な顔だったので沖縄のバンドかな?と思ったら南アフリカの血が入っているんですね。
その彼が作り出すビートフルな音楽はちょうどいい心地よさの中、ライブに見せる力強さはとても熱いものがありました。

次の登場したのはつばき
ボーカルの一色さんの甘いボイスが印象的でした。
昔聞いてたGRAPEVINEに似た雰囲気。落ち着いた雰囲気でこちらもいいバンドでしたね。

聞くと彼らも15年近くやってるバンドですがボーカルの病気で一時活動を休止していたらしく、最近ようやく活動再開したとのこと。
その時に鶴のメンバーに励まされて嬉しかったと言っていましたね。

以上2組はそれぞれにいい音楽を奏で、熱い思いを持って音楽に取り組んでいましたね。
彼らの事を知らなかった自分が偉そうな事は言えませんが、音楽に真剣に向き合うバンドがなかなか日の目を浴びる事が無いのは音楽好きとしては寂しく思いますね。

そんなことを思っている間にいよいよメインの鶴の出番へ。会場のテンションも一気に高まります。
自分も半年ぶりに見る彼らのライブにテンションが上がりましたね。

彼らは客席を盛り上げるのがとにかくうまい。自分達の世界に引っ張り込んで一緒に盛り上げるパワーが凄い。
この規模のライブハウスだと客席との距離も近いので客席が盛り上がってるかどうかもすぐに分かりますからね。
ステージと一体となって盛り上がろう・楽しもうと言う雰囲気を大事にしてる感じがいいですね。

ライブの後半では定番なのかな?「ソウルメイト今夜」が披露されました。

この曲の歌詞が今の自分の心境にグッと刺さるものがあって、思わず目頭が熱くなりましたね。

ソウルメイト今夜 作詞:秋野温

胸の奥で泣いているように燻る魂
笑っていたい泣き出したい 同じだぜ兄弟

一瞬で溶け合っちゃうミュージックで 今は濡れた心を乾かそう

解き放っちゃってよブラザー エビバデオーイェー
愛し合っちゃってよシスター エビバデオーライ

一度きりの人生ならば 楽しんでみればいいよ
すべてOK 笑え今

ソウルメイト今夜は

君の中に眠るメロディ 探す旅にでよう
辛い事も怒る事も 同じだぜ兄弟

一瞬で捕まっちゃうミュージックで
今こそは同じメロディを奏でよう

響き合っちゃってよブラザー エビバデオーイェー
感じ合っちゃってよシスター エビバデオーライ
二度と来ない今日の涙 いつかの幸せのため
それもOK

ソウルメイト今夜は 深く深く深く結ばれている

解き放っちゃってよブラザー エビバデオーイェー
愛し合っちゃってよシスター エビバデオーライ

一度きりの人生ならば 楽しんでみればいいよ
すべてOK 笑え今

ソウルメイト今夜は

仕事の都合で行きたかったライブを泣く泣く断念し、悔しい思いをしていた自分。
けど、それを悔いてばかりではなく、「一度きりの人生ならば楽しんでみればいいよ」と前向きに捉える事の大切さ。
そして「二度と来ない今日の涙」「いつかの幸せのため」になる。
悔しさの中で自分が忘れてしまっていた、そんなことを教えてもらったようなこの歌詞に大きく心を打たれましたね。

彼らの音楽は「与えられた条件の中でいかに楽しむか?」と言う忘れかけていた自分のモットーを思い出させてくれて、ただただ嬉しかったですね。

アンコールでは最高に盛り上がる「恋のゴング」も聞けて大満足。
最後には全員集合して客席を巻き込んで記念撮影。
それぞれのバンドに40分。転換含め1時間ずつで3時間近いライブは大盛況のうちに幕を閉じたのでした。

終演後は物販もあったのでせっかくだからメンバーに挨拶をしたいと思いましたが、体調が芳しくないので回避。
21時過ぎの電車に乗って22時には無事に帰宅できました。近いって素晴らしいね♪
鶴をはじめ3組のバンドの素晴らしい音楽に傷んだ心を癒し、明日からの気力を貰ったのでした。

こんな感じで鶴のライブのレポートはおしまい。
「行きたいライブに行けない」と言う現実の前でやさぐれていた自分が忘れかけていた何かを教えてくれた。そんな素敵な空間でしたね。
こちらに参加できてよかったと思いました。
また機会があったら行きたいなぁ。その時は以前同行できなかったソウルメイトを交えてね!