アイドルネッサンスのイベントが一区切りつき、最後まで見送りたいと言う思いが残る中、後ろ髪を引かれる思いで会場を後にし足早に豊洲駅へと向かい地下鉄へと飛び乗ります。
有楽町線で有楽町に出て、山手線で東京へ。そして東京から乗り込んだのは何とこちら。
上越新幹線のMaxとき325号新潟行き。こちらで新潟へと向かいます。
その目的はと言うと、新潟のご当地アイドル・RYUTistのHOME LIVEを見ること。
彼女達の事は前々から知っており、昨年9月に新潟で行われたNorthern Music Circuitで初めてライブを見たときいいグループだと感じておりました。
しかし彼女達の活動の拠点は地元新潟であり、その後なかなか見る機会がなかったんですよね。
それでなぜこのタイミングで遠征することを決めたかと言うと、先日のライブでメンバーの一人・わっかーこと大石若菜さんが卒業すると発表された事がきっかけ。
RYUTistでは自分は彼女の事が気になっていたんですよね。そんな彼女は17日のライブで卒業するとのこと。
その日は行けないのでここは行っておかないと後で絶対に後悔する様な気がしたので、思い切って遠征を決意したのでした。
それにしても、この前のイベント会場に14時過ぎまで居ても東京駅14:40発の新幹線に乗れるのは幸運でしたね。
アイドルネッサンスのイベントの会場が豊洲で運が良かったです。
と言うか豊洲から新潟の現場を"回そう"と考えるのは自分くらいでしょうけどw
東京駅から乗り込んだ新幹線は定刻の16:48に新潟駅に到着。
要らない荷物をコインロッカーに放り込み、最低限の装備を整えて会場へと向かいます。
RYUTistのライブが行われる新潟 SHOW!CASE!!は彼女達の拠点である古町の商店街の一角にあります。
時間があれば新潟駅から歩いて行けなくもないのですがさすがにその余裕はないのでバスにて移動。
古町のバス停で降り、商店街へ。
地図を確認しながら無事に会場へと到着出来ました。
今回のライブハウスはSHOW♪音楽エンタテイメント専門学校内にあり、普段は専門学校生のための教室や実習の場として利用されているそうで、毎週日曜にRYUTistの定期公演が行われています。
自分が会場に到着した時は既に開場時間を過ぎておりました。
彼女達のライブのシステムはまずいわゆる前売り入場券である「ファストパス」を持つ人が優先入場となり、その後に当日券の人が入場する流れ。
ファストパスは2000円、当日券は1500円。優先入場の分前売りが高くなっていますね。
前々から行く事は決まっていたのでファストパスで確実にチケットを手に入れておけばよかったのですが気づいた時には完売しており、「当日券が出なかったら…」と言う危惧もありましたが、無事に当日券をゲット。
ここまで来てライブに入れないとかかなりマヌケな結果となるところでしたが、無事に入場出来てひとまずは安心しました。
中に入ってみるとまぁよくあるキャパ300人クラスのライブハウスの作り。
RYUTistのライブでは前方に椅子エリアがあり、両サイドの壁際と後方にスタンディング、と言った客席の構成でしたね。
自分が入場した時さすがにいすはほぼ埋まってたけど後方のスタンディングエリアはまだまだ余裕があったのでこちらにスタンバイ。
前方が座りな上に後方には平台があって一段高い位置に登れるのでどこに居ても見やすく、かなりいい会場に感じました。
前が椅子の着席エリアだと後方で入る人も本当に助かります。
これで立ち見がギュウギュウになったら窮屈なのかもしれないけど、この日の入場者数は椅子・立ち見それぞれ50人くらいずつの感じ。
会場に居た人の話し声からするといつもよりは多かったようですがこれくらいゆったりしてると参加した人の満足度も高くなるんでしょうね。
ギュウギュウのライブハウスの息苦しさにウンザリしてきた自分からするとこれだけでもう幸せな空間でしたものw
どこでも見やすそうなこの会場のライブをどこで見ようか色々考えたけど、段差上に陣取って開演を待ちました。
彼女達の楽曲は全てを知るわけではないので知らない曲も多かったのですが、終演後に配られたパンフレットに今回の公演の内容が書いてあったので後でチェック出来ました。
セットリストはこんな感じだったようです。
ほんのちょっとした事なんですけど、こう言うのをやってもらえるとなんか嬉しいですよね。
ライブの方は落ち着いた選曲が多くものすごく盛り上がって…と言うわけではなかったのですが、彼女達の楽曲の雰囲気はそこまでぶち上がるものではないので落ち着いて聞けたのが良かった。
彼女達の注目すべきところは楽曲の良さもさることながらダンスのレベルだと思いますね。
自分は推しのわっかーを中心に見ていたからかもしれないけど、とにかくダンスのキレが素晴らしい。
時々バレエの要素が入るのか、華麗なターンも見せてくれたり。
楽曲のレベルもさることながら、これだけのパフォーマンスの育成が東京などの都市部ではなく地方都市である新潟で行われていると言う事に改めて驚かされましたね。
RYUTistのライブは写真撮影が可能と言う事でデジカメを持参し写真を撮ってみたりもしたので、せっかくだから何枚か紹介しますね。
わっかーとともちぃ。
むぅたん。
自己紹介。
わっかーは「テンションアゲアゲ」でいくそうですw
ともちぃ。
むぅたん。
とても和やかな雰囲気で進むMC。
そして続くライブ。
こんな感じかな。ライブを撮影するのは初めてに近かったしフラッシュ撮影禁止の条件ではなかなか難しかったけどそれなりに記録に残せたかな。
彼女達の和やかなライブの様子が少しでも伝われば幸いです。
彼女達の音楽が作り出す雰囲気だけでなく、会場に集まったファンの方々の作り出す雰囲気もとてもよかった。
メンバーへの愛、そしてメンバーからの愛…。それぞれの思いが溢れるライブ会場はとても心地良い空間でしたね。
彼女達がローカルアイドルとしてしっかりと地元に根付いて活躍しているんだな、と改めて感じましたね。
自分は古いハロヲタなもんで、ハロプロが低迷した時代の地方公演のガラガラぶりとかを見ていただけに色々と驚きましたよ。
東京で会場が満杯になる大手アイドルが地方に遠征してもファンの人が集まってくれない現実を目の当たりにしてきましたからね。
都市部から遠征するヲタだけでなく、地元の人にコンサートを見に来てもらわないとライブ会場は埋まりません。
それが今では地元の方も興味を持って集まってくれるようになりました。
そうなったのはそれぞれの地方のロコドルが地元にアイドル文化を浸透させてくれた賜物ですね。
いい意味で時代は変わったものだと改めて感じました。
そんな素敵な空間で行われた彼女達のライブはあっという間に終了。
個人的には最後に披露された「ラリリレル」がとても気に入っています。
ありがとね ほんとにね 泣きそうだった 楽しくて またあおね つぎの日曜日 きっとここで過ごそね
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