○○茶の日記帳~わがまま 気のまま 茶のジョーク~

アイドルとロックバンドのライブをこよなく愛する茶のブログです。ライブやイベントのレポートが主体なのでリアルタイム更新は殆どありませんが、緩くお付き合いいただけると幸いです。

風とロック芋煮会2016@福島県白河市・しらさかの森スポーツ公園 レポート

風とロック芋煮会福島県郡山市出身のクリエイティブ・ディレクター箭内道彦氏による風とロックが地元の福島民報社と共に主催する音楽を中心としたイベント。
2009年にその礎となるイベントが郡山市で開催され、その後普通のロックフェスとは異なった独自の進化を遂げながら福島県内各地で行われ来ており、今年の秋は白河市で行われる事になりました。
このイベントの存在自体は何となく知ってはいたのですが、アイドルネッサンス関連の知り合いがTwitterで「行きたい」とつぶやいていたのを偶然見てそれをきっかけで興味を持ち、自分も「行ってみたい」と言う気持ちが強くなりました。
同じ日には東京でアイドルネッサンスAISが初のタッグを組むライブ「愛するネッサンス!!」が行われるのですが、それを干してでも福島に行きたい…と言う思いが強くなり、チケットを手配。
遠征スケジュールを考える事にしました。

前日は新潟に行っているのでここから芋煮会の行われる白河に移動するのは実は結構面倒。
色んな条件が遠征にとって都合よく働かない状況を作っていきます。

 1.土曜日の新潟でのライブが何時に終わるか分からない
 2.3連休なので土曜日の新潟の宿がなかなか取れない
 3.芋煮会の開演時間が早い
 4.新潟から白河まで直行で移動する手段がない

1.に関してはライブは16:00開演ですがバンドの多いライブで時間がかかることが予想され、下手したら最終の新幹線で移動すると言う手段が取れなくなる可能性が高い。
そこで新潟に宿泊するプランを考えましたがそうすると2.の問題が浮かび上がりました。
しかも3.の問題もあって新潟泊で当日移動するには間に合わない。なので宿泊代を浮かせつつ早朝に目的地に着ける「夜行バス」で新潟を夜のうちに出ようと言うプランになりました。
そうすると今度は4.の問題が発生します。新潟から福島県へは郡山行きのバスが一日数本走っているのですが、夜行タイプのバスはなく、夕方出発の便で終わってしまいます。
新潟から夜行バスで移動できるのは東京(池袋)か仙台しかありません。さてどちらにしよう?
この2者を天秤にかけた結果、新潟での滞在時間を長く取れてかつ安い仙台行きのバスに乗ることにしました。

色々考えた結果選択した新潟発仙台行きの夜行バス「WEライナー」は定刻通り5:30に仙台駅に到着。
この後の予定も考えて朝ご飯でもと思いましたが、前日の夕飯が遅かったうえに重かったので腹が減らずw
朝飯は回避して仙台からは始発の新幹線やまびこ202号に乗り込みます。

時間があれば鈍行でのんびり行きたい所ですが、この後の予定が意外と詰まっているのでやむなく新幹線移動。
16両編成で変わってるなと思ったら後ろの編成は懐かしのあいつでしたw

今、この編成って基本的に走ってないみたいなんですが、この時間には登場するみたいです。

やまびこ202号は定刻通り仙台を出発し約40分で郡山に到着。さすがに新幹線は速いなw

目的地は新白河なのですが向こうまで行ってしまうと風呂に入ることが出来ないので途中下車して駅前のサウナへ。

夜行バス移動のまま風呂に入ってないからね。仙台の駅前に朝風呂入れるところがあればちょうどいいんだけどねw
短い時間でしたがサッパリしたところで白河へ向けて移動再開。郡山7:43発の普通列車黒磯行きに乗り込みます。

途中、某知人に頼まれていた土産物を調達しつつ、

お腹が空いたのでおやつを買って、

まったりしながら東北本線の旅。郡山からだと40分ほどで新白河に到着しました。

普段は大して降りないんだろうけど数えきれないくらいの人が降りた様子を見た所から芋煮会の始まりを感じワクワクしますね♪
新白河駅Suicaが使えないんですよね。自分は知ってたからどうにかなったけど、改札口で多くの人が精算のために並んでいました。
郡山駅Suicaが使えるので都会から来た人はそのまま来ちゃうよなぁ。
郡山駅東北本線の車内でその旨のアナウンスが一切なかったのでみんなわかんないよね。
この後もたくさんの人が来るだろうから、その辺のアナウンスがあると親切なのになと思いました。

さて、ここからはシャトルバスにて会場へ。要らない荷物をコインロッカーに入れたかったけどもう一杯だったorz
新白河なんて日本で唯一・にある新幹線の駅なくらいだから多くは期待しちゃいけないっすよねw分かってはいたけど他に預ける所も無いので取りあえず会場まで持っていく事に。
駅前から会場までのシャトルバスは1回500円。乗車時にもう1回乗れる用のバス券をくれます。

今回の芋煮会2日間で使えるので、実質往復券みたいなもんでしょうか。
バスに乗り込むと車内の人はみなトレッキングやハイキング、キャンプに出る感じの装備。
この日は悪天候が予想されるから野外フェスに慣れてる人はそうなるよねw自分の恰好が明らかにフェス慣れしてないのが目立ってましたw
そんなこんなを思いながらも新白河駅から約10分でフェス会場であるしらさかの森スポーツ公園に到着しました。

朝からあいにくの雨模様でしたが、入場ゲートを見ると一気にテンションが上がりますね♪

入場ゲートの横には福島民報の記事の切り抜きが展示。これまでの芋煮会の歴史的なものが紹介されていました。




その隣にはトークのブースもありましたがあいにくの天候なんで人は少なめでしたね。

取りあえず会場内に入るべく入場列へと向かいます。ゲートから伸びた入場列は意外に長くなっていて驚きました。

既に雨はかなり強くなっており早くも心が折れそうになりながらもじっとこらえて入場列へ。


数分後、ようやくリストバンドをもらう事が出来ました!

この芋煮会では観客の事を「具」と呼びますwその他、出演者が「味噌」だったり関係者が「調味料」だったりw
そして「鍋」と呼ばれる会場でみんな一緒に煮込まれましょう、と言うスタイルで行われるフェスなのです。面白いですねw
ようやく「具」になることが出来た自分はワクワクしながら「鍋」の中を転がり回りますw

今回の会場はスポーツ公園なので2つの野球場をメインにサッカーなどが出来るグラウンド、芝生のエリアなど結構広い。
駐車場となっているスペースには「ろっくんろーる横丁」なるものが。ここにはフェスらしく飲食エリアがあったり。

地元福島のグルメを中心に立ち並ぶフードコート。見ているだけでワクワクしますね\(^o^)/
地元福島の音楽番組・二畳半レコードのブースもあったw

このブースは芋煮会期間中、様々な出演者がやって来てはゆる〜いトークを繰り広げるそうな(*^_^*)
折角なのでろっくんろーる横丁では記念になりそうなタワレコのTシャツを買いつつ、

お腹が空いたので朝飯。せっかくなので浪江焼きそばをチョイス。

気前のいいおっちゃんが焼きたてを大盛りにしてくれました。ありがたい(^O^)

そしてライブの合間に行われる出演者と触れ合えるイベント「風と縁日」の整理券がグラウンドで配布されていたので折角だから並んでみる事に。

人気のアーティストの整理券は早い段階で無くなってしまいましたが、ちょうど配布開始時間になった片平里菜さんの整理券は難なくゲット出来ました♪

さて、そうこうしているうちにオープニングセレモニーが始まる時間。メインであるステージ小峰城へと向かいます。

こちらのステージは野球場のホームベース側にステージが組まれ、内野の土エリアがスタンディング、芝生エリアがシートを敷いて着席したりできるエリアです。
朝からの雨でどちらのエリアもかなり足元が悪い。完全な不良馬場ですねw

雨は止むどころか強くなる一方で心が折れそうになりながらも、オープニングアクト「県南9市町村ご当地キャラダンス」のコーナーから観覧。
登場したキャラクターは以下の通り。


各キャラクター・ゆる〜いダンスを見せる中、白河市のキャラクター「しらかわん」のダンスがやたらとキレッキレだったのが印象的でしたw
最後の最後で紹介を忘れられていたダルライザーが登場したりw実にゆる〜い雰囲気のオープニングアクトを楽しませてもらいました♪

ゆる〜いオープニングアクトの後は白河市長による開会宣言。
「私が雨男なもんで、大変申し訳ありません」と愛嬌ある挨拶を飛ばしつつも、このイベントを盛り上がてほしい事、白河の街を楽しんでほしい事をアピール。
この日のメインイベントとも言える夜の野球に関しては箭内委員長から「試合までに人工芝を手配してくださいますよね?」と頼まれて苦笑いしたりw
こんなフランクな市長だからこそこのような楽しいイベントが開催されているんだなと改めて感じましたね。

さて、開会宣言も終わった所でいよいよ本編となるライブが始まります。
トップバッター・サンボマスターの登場に会場も一気にヒートアップ。自分のテンションも一気に上がります!

※今回紹介しているセットリストは、情報サイト「日刊セットリスト」の情報を参考にしています。

サンボマスター

 トップバッターとして登場したのはサンボマスター。冒頭から暑苦しいロックバンドの登場ですw
 雨はだいぶ止んできたけどずぶ濡れでテンションが上がり切らない客席を煽りまくってテンションを高めるボーカル山口さん。
 「朝早く起きてここに集まったってことは、このイベントを最高に楽しもうとする人なんでしょ?だったら今ここにピークを持ってきてくださいよ!」と叫ぶと会場もヒートアップ。
 「今ピーク!」を合言葉にトップバッターとは思えない様な盛り上がりを見せました。
 自分も、アイドルネッサンスのヲタクとして弾け跳んだなぁ。
 
 要らない荷物を背負ったまま身動き取れなかったのだけが心残りでした。やむなし。

 彼らのライブは地元福島県でライブが出来ることが本当に嬉しそうなボーカル山口さんの表情が本当に印象的でした。
 



 −セットリスト−

  ・ミラクルをキミとおこしたいんです
  ・世界をかえさせておくれよ
  ・愛してる愛して欲しい
  ・できっこないを やらなくちゃ
  ・世界はそれを愛と呼ぶんだぜ



サンボマスターの熱いライブの後はもう一つのライブステージ・白河だるまステージに移動しサニーデイ・サービスのライブを観覧。
タイテ上は2つのステージの時間が被らない様にはなっていますが、移動時間は考慮されていないので両方を回すのはちょっと難しく。
広い公園なのでそこまで移動は大変ではないのですが悪天候のため足元がかなり悪く、移動が大変。そのため白河だるまステージに着いた時は既にらいぶも後半戦でした。

サニーデイ・サービス

 彼らの事は自分がアイドルヲタクになる前、ロックファンだった頃に知っていましたが、ライブを見るのは初めて。
 知っている曲は少ないのですが若かりし頃よく聞いた「NOW」を20年近くの時を経てライブで聞くことが出来てとてもうれしい気持ちになりました。
 長い年月を経ても、彼らの音楽は変わらなかった。それを思いながら彼らの音楽を楽しむ。とても心地の良い空間でした。
 
 そんなことを思いながら、改めて当時の思い出をのんびり振り返ると自分も歳をとったものです。

 ‐セットリスト‐

  ・I'm a boy
  ・白い恋人
  ・NOW
  ・セツナ
  ・青春狂走曲

サニーデイ・サービスのライブを終え、前半戦のお目当てが立て続けに終了。
小峰城ステージではSilent Silenのライブが行われていましたが、朝飯では足りないのでここで昼飯タイム。
屋台を色々回ってフェス飯を巡ろうとろっくんろーる横丁へ。
すると風とロック缶バッジ」を買い求める列が出来ていたので、思わず並んでみます。

こちらは今回の芋煮会のオリジナルグッズの一つで、楽しいデザインの缶バッジの入ったガチャガチャを回すと言うもの。1回200円なので遊び感覚で参加できますね♪
随分と長い列が出来ていましたが時間ごとの数量限定と言う事で帰るか心配。なかなか進まない列が急に進み出したので嫌な予感はしましたがやはり完売との事…orz

仕方ない。次のチャンスに賭けよう。

缶バッジガチャに余計な時間を費やしてしまったのでろっくんろーる横丁もボチボチ混み始める。
相変わらず止まない雨の中、皆さんカッパ着て各店舗に行列を作っておられました。


ろっくんろーる横丁の片隅には今年の地震で被害を受けた熊本へのメッセージがあったり。

熊本への思いを馳せながらこうして平和な一日を過ごせることに感謝しつつ、芋煮会を楽しみます。
フェスグルメ、行列店は気になったけどさすがにしんどくなってきたので手っ取り早く食べられそうなお店で食料を調達。
地元白河の商店街の青年部がやってた白河焼きラーメンとから揚げを購入。ついでにレモンハイw

天気が良かったら芝生の上でのんびり座って食べられるんでしょうけど、雨がひどすぎて行く場所が無い(>_<)
芝生の上も人が歩くと踏み荒らされて大変なことになってましたからねぇ。

これ、天気が良くなったら元通り再生できるのか少し心配になった。大丈夫かな。
そんな心配をしながらも、端っこの植え込みの所でまったりといただきましたよw

これじゃあ足りないので音速ラインが作ったと言う赤べこカレーも調達w


添えられてるラジウム玉子」福島県民にしか通じないある意味ご当地グルメだとか?(^O^)
ドリンク2杯目は知多ハイボールで♪

小峰城ステージから聞こえてくるライブの音漏れを聞きながらまったりするのもいいもんですね。
返す返すも、天気が悪いのが本当にもったいなかった。雨のバカ野郎!

午後はこのイベントのメインとも言える芋煮の配給が気になりつつも、午後の部の缶バッジガチャの列ができ始めたのでそちらに並ぶ。
並んでいる間に福島民報の人が号外配ってた♪

先程の開会宣言の模様が早くも記事になっていました。仕事が早いね(*^_^*)
そしてガチャを引いて、
体が冷えて来たので白河ラーメンをいただきます。

白河ラーメンのみつわ亭さん、現地でスープのだしを取る本格派。

久々の白河ラーメン、おいしくいただきました♪

これだけ食べればさすがに満腹。後半戦でお世話になる「風と縁日」の会場を下見しつつ、

片平里菜さんのライブを見るために白河だるまステージへと移動しました。

白河だるまステージでは富澤タクさんのライブの最中。後ろの方まで一杯でしたね。

<富澤タク>

  いわき市出身の富澤タクさん。アコースティックギターでの落ち着いた雰囲気のライブは癒しの空間。
 相変わらずの雨ですが、時より吹き込む爽やかな初秋の風とロックサウンドが調和し、丁寧に煮込まれる様子はまさに「芋煮会」でしたね。

 この時は気づかなかったけど、後でよく考えたら彼はベビレに「ゲート・オブ・ザ・タイガー」を提供してくれていたんですよね。
 
 2013年の年末に行われたベイビーレイズ伝説の雷舞!-猛虎襲来-」ではNumber the.としてゲスト出演してくれてたっけ。
 自分はこの頃のベビレは知らなかったので、知ってたら絶対行ってただろうなぁ。
 
 そんな富澤さんのライブ。途中のMCでは地元いわきで放送されている彼のラジオ番組のコーナーでの投稿を生で披露する場面も。
 お昼からやる雰囲気ではない感じのコーナーだったけど、会場のファンにもウケてましたw
 彼が選んだ入賞者には賞状を作って来たので後ほど物販で手渡すとのこと。リスナーさんも会場にいらっしゃるといいなぁ(*^_^*)

 初めてだったので楽曲は分からなったけど、のんびりとした雰囲気の中まったりと見られた爽やかなライブでした。
 

富澤タクさんのライブの後は片平里菜さんのライブへと続きます。
お客さんの入れ替えに紛れてセンター寄りに移動。カメラ前最後列をキープ。ここだと後ろに荷物置いても邪魔にならないのだ♪
屋内ステージなので濡れたカッパを脱いでTシャツを乾かしながらリハーサルを観覧。
そして本番のライブへと続きました。

片平里菜

  アイドルネッサンス「女の子は泣かない」をカバーしたことがきっかけで知った彼女。
 
 本家のライブを見るのも楽しみにしておりました。
 2曲目からは音楽プロデューサーの亀田誠治さんも登場し「カメリーナ」として2曲披露。
 黒縁メガネをかけてセッションする姿が何とも微笑ましかったですね(*^_^*)
 

 椎名林檎のプロデュースで有名となった彼。その頃から彼のサウンドは好きだったので、ここでお会いできて感激だったなぁ。
 4曲目には聞きたかった「女の子は泣かない」を披露。楽しみにしていたのですごく嬉しかった(^O^)
 ラストの「最高の仕打ち」は攻撃的なナンバーですが彼女の力強い歌声を観客はしっかり聞き入っていました。

 

 

 片平里菜さんのライブを見るのも初めてでしたが、彼女の持つ世界観に魅せられました。
 また機会があったらどこかでライブを見てみたいし、楽曲をカバーしているアイドルネッサンスとセッションする機会があったら嬉しいなぁ。
 
 ‐セットリスト‐

  1.Come Back Home
  2.Oh JANE
  3.BAD GIRL
  4.女の子は泣かない
  5.最高の仕打ち

片平里菜さんのライブを楽しんだ後は余韻を浸る間もなく小峰城ステージへ移動。
この後は猪苗代湖ズのライブです。あの曲が大好きなので、ここは見逃すわけにはいかないですよね!

猪苗代湖ズ

  今回の風とロック芋煮会に参加した最大の理由・見たかったものとも言えるのがこの猪苗代湖ズのライブ。
 彼らの楽曲I love you & I need you ふくしまが本当に大好きで、これを地元福島で聞くのを本当に楽しみにしておりました。
 白河だるまステージから回したのでこちらが終わると同時に始まった彼らの出番の最初には間に合わなかったけど、自分が到着した時には1曲目からのだらだらとMCの最中でしたw
 一発目からこの曲やっちゃうかな?と思って焦ったけど、持ち時間の中ゆったりとライブをやった緩い感じが彼らの良さでしょうし、他のステージから人が集まるのを待っている様にも思えました。
 そして演奏された彼らの代表曲。今までの雨がパタリと止んで、晴天とは言わないまでも澄み切った福島の風を感じながら聞く名曲に思わず目頭が熱くなりました。
 地元福島の人の中には色々あった当時の思いが蘇りこの楽曲を聞きたくないと思う人も居るみたいですが、自分は他県民ながらも福島の、東北の苦労をたくさん目にしてきただけに、
 この曲の応援メッセージとしての力強さを支持したいし、地元福島で、福島の人が多く集まるこのイベントでこの曲を聞けた事で胸が熱くなったのです。

 持ち時間30分のうちライブよりもMCの方が長く自由な感じの彼らのライブ。
 特に地元が近く高校時代は白河に通っていたと言うドラムの松田さんは最年少と言う事もあってかメンバーにいじられまくるw
 白河への思い出を語ろうとするとメンバーに遮られたり、いじられ放題w
 普段はそれぞれのバンドや現場で活動する彼らですが、同じ福島出身と言う事で意気投合しライブを楽しむ様子は本当に微笑ましかった。
 彼らの楽曲もMCも最高だったし、これだけでも芋煮会に参加した価値があったな。すごくいい思い出になりました。

 


 ‐セットリスト‐

  1.猪苗代湖ズのテーマ
  2.I love you & I need you ふくしま
  3.風とロック芋煮音頭

和やかな雰囲気の中でも感動的だった猪苗代湖ズのライブの後は白河だるまステージで柴田淳さんのライブが行われますが、再び降り出した雨とここまでの疲労に足が重くなり再びろっくんろーる横丁で一休み。
昼間にありつけなかった芋煮ブースに行ってみるも残念ながら売り切れorz

かなりの量を作ってくれたみたいですがやむなしですね。来年も来てリベンジしたいな!
お腹はそこそこ満たされてるけどまだ食べていないフェスめしがあったんでチャレンジ。
たこ福さんのふわとろたこ焼きをコーンマヨネーズのトッピングでいただきます。

ドリンクは山積みにされていた升が気になった花春さんの酒を。日本酒は怖かったので普段飲まない梅酒を。
リクエストしたら升に入れてくれました♪

この升、桐かな?いい香り(^o^) そして梅酒は口当たりがよい。あかん、飲み過ぎるやつやw
うまい酒にすっかり上機嫌になり、この升をお土産に買って帰ることにしました。
このフェスにくるきっかけを作ってくれたあの人にいつかプレゼントしたいな(*^_^*)

そうこうしているうちに、次のレキシのライブの時間が近づいてきました。
片平里菜さんの縁日の時間と被っているのでろっくんろーる横丁の縁日テントの様子を気にしながらスタンドで見る事にします。

<レキシ>

 この日の出演者の中では一番の集客であろうレキシ。ここをお目当てのファンが多いのがスタンドから見ていてもわかりました。
 

 リハーサルは球場の外で聞いていましたが、ノリで「レキシ・レキシ・For Dream」ってやっちゃう辺り面白い予感しかしないっすねw

 レキシの池田貴史さんはは昔好きだったSUPER BUTTER DOGと言うバンドのキーボードだったんですよね。
 彼らがとてもファンキーなバンドだったので、その流れを汲みレキシも楽しい音楽を奏でてくれます。

 2曲目くらいまでスタンドで眺めて、後は縁日の方へ移動し外で聞いていましたが、客いじりも含めて楽しかったなぁ。

 ‐セットリスト‐
  1.きらきら武士
  2.SHIKIBU
  3.狩りから稲作へ
  4.KMTR645

レキシのライブと並行する形で行われた片平里菜さんの縁日「輪投げ」の方ですが、3回輪を投げて上手くいったら景品をゲットできると言うもの。
まぁゲームがどちらかと言うとお子様向けなので大の大人が真剣に取り組むと結構アレな感じなんですが折角なので頑張ってみたら1つ景品をゲット出来ました。

最後には片平さんと少しお話する機会があったので

 アイドルネッサンスと言うグループが片平さんの曲をカバーしているのでそれきっかけで知りました」

と伝えると

 「あ、そうなんですか。よろしくお伝えください」

と言う返事でした。片平さんはルネの事は知らないんだなw
ライブの時の凛々しい様子そのままのサバサバした対応だったのはある意味予想通りでしたw

片平さんの輪投げが終わった後に再び小峰城ステージの方に戻りましたが、レキシのライブはもう終わるところでした。
お目当てが終わったからか、一気に人が捌けて行くのが少し寂しかったかな。

その後は白河だるまステージの高橋優さんと亀田誠治さんのメガネツインズのライブが行われていましたが、こちらの方はもうテントの中に入れないほどの人なので断念。
ラストの谷村新司さんとサライを歌うコーナーを楽しみにしつつ、帰りのバスの時間を確認しつつバス乗り場の様子を見に行くとかなりの行列が…。

この時間はまだ1時間に1本で次のハスは17:20と言う事だったのですが、出発40分前に既にかなりの人数が集まっており、その列はどんどん伸びていって…。
17時前に1台バスが出ましたが半分も載せきれずに出発していきました。
帰りの新幹線の都合で17:20発のバスに乗らないといけないので、谷村新司さんのステージは泣く泣く諦めてバス乗り場で待機することにしました。

バスの列が伸びていくからか、待機していたバスを出動させ17:10頃に1台出発するようなので乗り込み、新白河駅へと向かいます。

早めに会場を出たおかげで17:20頃には新白河駅に戻ってこれました。

予定の新幹線には余裕で乗れそうです。

風とロック芋煮会の2日目を締めくくる谷村新司さんのステージを見られなかったのは心残りではありましたが、次の日の仕事に備えてこの新幹線に乗っておきたかったのです。

駅の売店で帰りの飲み物を調達し、17:47発のなすの280号に乗り込みます。

この時間の郡山始発の各駅なのに17両編成でほとんど自由席。そりゃあガラガラですよねw
E5系よりE6系の方が座席がゆったりしてるので後ろの自由席に乗り込んで車内で打ち上げ。

福島に来たら酪王が飲みたくなります。本当は飲むヨーグルトが好きなんですが無かったのでカフェオレ。

眠気冷ましにとも思いましたが、さすがにここまでの疲れが出て帰りの新幹線は半分くらい寝てたw

東京駅からは総武快速に間に合うのでグリーン車でまったり移動。
途中、袖ケ浦駅がかなりの混雑になってました。

そうだ、今日は氣志團万博やってたな。こちらの方も久々に行ってみたいなぁ。
そんなこんなを思いながらも終点で乗り換え、21:30頃には帰宅。翌日に備えて休んだのでした。

こんな感じで、長くなりましたが、初めて参加した風とロック芋煮会のお話は終了。
ひょんなことで参加することにしたフェスでしたが、地元福島出身の出演者の方々の郷土愛をたくさん感じた、素敵なイベントでした。
アイドルネッサンス部のライブも行きたかったけど、そっちを干して福島まで行った甲斐がありましたね。
来年もぜひ参加したいなぁ。