○○茶の日記帳~わがまま 気のまま 茶のジョーク~

アイドルとロックバンドのライブをこよなく愛する茶のブログです。ライブやイベントのレポートが主体なのでリアルタイム更新は殆どありませんが、緩くお付き合いいただけると幸いです。

BOZE STYLE〜one man show〜"ザ・シャイニングアワー vol.1"@新宿LEFKADA レポート

頭髪の不自由な人々(=薄毛者)の社会的地位向上を骨子に掲げ活動しているプロジェクト、BOZE STYLE(ボウズスタイル)

2010年初春、東京都内某LIVE HOUSEフロアにおける宴席にて、頭髪の不自由なミュージシャン4名が偶然並び座った瞬間、フロア全体を包み込む程の異常な光が発生した。
一同はこれを掲示と受け取り、日ごろから感じていた現在の日本社会に対する違和感、とりわけ薄毛者に向けられるいわれのない有形無形の差別に断固として
抗議し人々を啓蒙すべく、さらには世界中の薄毛者が光り輝く未来を手にする一助となるべく、日夜、特別な活動を続けている。

以上、公式サイトからの紹介分を引用させて頂きましたが、要するに全員がハゲ坊主のグループで、それぞれのバンドのメンバーとしても活動しているミュージシャンのユニットです。
彼らとの出会いは昨年9月に行われた「ナカジマノブ博2015」に参加した時初めて見て、とても面白いグループだなーと言う印象を受けました。
それ以来、BOZE STYLEの公式Twitterをフォローし動向を見ていたもののなかなか彼らに会う機会は無かったのですが、そんな彼らがこの日遂に1stワンマンライブを開催すると言う情報を入手。
月曜日の夜でしたが翌日も含めたまたま連休だったためこれはチャンスだ!と参加を決意。チケットを予約し当日を迎えたのでした。

ライブを楽しみにしていたものの、11月の中盤から体調を崩しなかなか治らない状況(>_<)
この日も万全の状態からは程遠い状況でしたが、折角の機会だからと咳込む体にムチ打って上京を決めました。

休日の時は恒例の直通快速で上京開始。ついつい乗っちゃうグリーン車で武蔵小杉まで行き、湘南新宿ラインで新宿へ。
サカゼンで服を買って昼飯にしようと色々探すもいい店が見つからない。
昼飯と言うよりは夕方(=ホテルのチェックイン時間)まで時間をつぶせそうな場所を探しますが新宿はどこも混んでて難しい。
なので一旦新宿を離れ山手線で目白へ。目白駅前のガストでランチをいただきました。
なぜ目白のガストかと言うと、このガストはカウンター席にモバイル端末用のコンセントが設置されており、更に隣のリッチモンドホテルwifiが利用可能なのです。
そしてファミレスなのでドリンクバーも付けられると言う、ノマドユーザにとっては至れり尽くせりの環境なのです(*^-^*)
入店した時はまだ昼時だったので店内は混んでいましたがカウンター席は空いてたのでそこを指名し入店。ここで16時近くまでまったり作業。
そろそろホテルにチェックイン出来る時間になったので新宿へと戻ります。

目白からは来た時と同じく山手線で戻ればいいのですが、都バスでも新宿に行ける事を発見。
都バスのルートは学校の多い江戸川橋・曙橋方面を通過するので大回りですが、今晩の宿である新宿区役所前のカプセルホテルに新宿駅から歩くことを考えたらさほど変わらないと判断。
体調も芳しくなかったので寒空と人ごみの中を歩くのが嫌だったので都バスで行くことにしました。

横断歩道を渡る関係で少し逆走し目白駅前より一つ先から乗った都バスは無事に座れ、まったり移動。
かなり大回りなので新宿区役所の最寄りである新宿5丁目バス停まで35分くらいかかりましたが座ってゆっくり寝られたから良しとしましょう(*^_^*)
ライブの開演までまだ時間があるのでホテルにチェックインしロビーでまったりしつつ、要らない荷物を預けて身軽になりホテルを出発。
夜遅くなりそうだったので早めの夕飯。最近はまってる「すごい煮干しラーメン凪」に行ってみた。

今回は麺の大盛りで他はすべて普通で注文。

いつも味だけ濃い目にしてたので少し物足りない感じもあったけどおいしくいただきました♪

お腹も満たされたところで会場のあるレフカダへと向かいます。
外が寒く体調が悪化したので途中でリポビタンDを補給しながら地図を頼りに会場を探すと割とあっさりと発見できました。

入口にはファン有志の方々から贈られていたお花が。

「照らされているファン一同」ってw面白いっすなw

チケットチェックを済ませドリンク代を支払い入場。すると客席には座席が用意されていて思ったより狭いw
ざっと50席くらい用意していたのかな。お陰で客席は狭いけど座席が確保できればゆっくり見られそうな雰囲気。
入場は落ち着いていましたがまだ座席は埋まっておらず、自由席なので出口に近い側を確保ししばし待機。
すぐ近くに物販があったので取りあえずアルバムを購入。

8曲入りで2000円。彼らの楽曲の音源が欲しかったのでちょうどよかった(^O^)
でもこれで持って来た小銭入れの残金が411円に。財布が邪魔なので最低限の現金しか持ってこなかったのを後悔することになります。

開演までまだ時間があるのでコロナビールを引き換えてまったりしていると開演前にメンバーからアナウンスが。
その内容を簡単にまとめてみると、

 ・バーカウンターでドリンクやフードを追加すると600円ごとに抽選券を配布。
  終演後その抽選券を使ってメンバーの私物のプレゼント抽選会を開催。
 ・終演後の特典会としてチェキ会を開催。6ショットチェキ1000円2ショットチェキ500円

とのこと。折角だから参加してみたかったけど財布の中の残金が足りないので参加できずorz
物販でお金を使うつもりは無かったので現金を持ってこなかったよ(>_<) だったら財布ごと持ってくればよかったねw
そんな後悔をしている間に開演時間が近づいてきました。客席も埋まり立ち客も出て満杯となった客席の熱気も高まったところで暗転。
いよいよBOZE STYLEの初のワンマンライブが開演となりました!

 開演時間を数分押してようやく客席が暗転し始まったBOZE STYLEの初のワンマンライブ。
 全員がハゲにメガネ。そしてスーツの上着に飾った装飾とメガネが真っ暗なステージで青く光ると言う幻想的な(?)演出は独特。
 そしてペンライトを持ってヲタクの様な武装で登場した彼らが1曲目に披露したのはなんとBABYMETALのカバー。いきなり盛り上がりますw
 客席の熱心なファンもペンライトを持って応戦。盛り上がります。
 個人的には岩下の新生姜」ペンライトを持っていた女性が居たのにワロタwあの人はいったいどこでアレを手に入れたのだろう?(^O^)

 酔っ払い気味(?)のおじさんもテンションと勢いで4曲を披露した所で「それではこれでライブは終了です!」との宣言に客席から苦笑いw
 どうやら何部かに分けた構成になっているらしく、ひとまずは「第1部」が終了との事でした。

 メンバー全員でのパフォーマンスとなった1部が終わり、2部では何人かに分かれてのパフォーマンス。
 最初に登場したのは山田ススムとニコラス・ケイの2人によるアコースティック形式でのライブ。
 YouTubeでも公開されている「脱毛cover」の楽曲が披露されました。
 「脱毛cover」では英語の楽曲をそれとなく聞こえなくもない日本語にもじってハゲネタで笑わせる所謂タモリ倶楽部の「空耳アワー」の様なコーナー。
 YouTubeで公開されている動画をスクリーンに映し出し、それと連動させる形式でのライブでした。
 歌詞が画面に映し出されるのでネタが分かりやすく、時々英詩と絶妙にマッチしている部分が面白いw
 原曲を知っている人は笑いが止まらないし、歌ってる本人が笑ってしまう様な楽しいライブでした。

 メンバーが交代してうかちん、合津亮也、藤本タカシの3名によるこれまたアコースティックライブ。
 やたらとブルース調にしたがる3人のコントwに笑いを誘いつつ、名曲を3人のハーモニーで奏でるとなかなかいい感じでした。

 再度メンバーチェンジし残った3人でのパフォーマンス。今度は山田ススムが「どうしてもドラムを叩きたい」と言う願いを叶えドラムでの参加。
 と言ってもステージ上にドラムセットは無く、エアドラムwでもちゃんと音は鳴る。どういうことかと言うとエアドラムでも音が鳴る「Aerodrums」と言うキットがあるらしく。
 初めて見ましたがこれ結構本格的でかなり的確なサウンドを奏でていてすごい技術だなーと思いました(゚∀゚)

 2部が終わると15分の休憩タイム。冒頭でも紹介のあった飲食タイムですね。
 バーカウンターで飲食をすると抽選券がもらえるのですが、自分の小銭入れの残金ではそれに及ばずorz
 喉が痛いので水を買ったら残金が111円になって完全に詰みました(T_T)

 3部ではメンバー全員が登場しグループでのパフォーマンス。オリジナルの楽曲に客席も大盛り上がり。
 彼らの楽曲はハゲネタ中心なので歌詞をしっかり噛みしめると実に切ないのですが、そのコミカルさが実に楽しい。
 音楽性としては実はしっかりしてるし、全盛期のダンス☆マンを彷彿させる面白さがありますね。
 こう言うの大好きなのでクセになりましたw
 いい歳したおじさん達が薄毛の悩みを抱えつつも慣れないダンスに真剣に取り組む姿は「頑張って!」と応援したくなりますよね(*^_^*)

 ライブは名曲「さよならバーコード」を披露し終了。すぐさま飛び出したアンコールに応え再びメンバーが登場。
 アンコールではライブはないものの先程の抽選券を使った抽選会を開催。
 メンバーが用意したプレゼントはこんな感じだったかな。


   山田:部屋にあったいつぞやのライブのバックステージパス
   合津:彼の所属するバンド「ゼーゼーハーハー」が最初に作ったTシャツとまだ髪があった頃の写真
   枕本:初期のジャケット撮影でも使用していたハット
   ニコラス・ケイ:ピックを入れていた小銭入れ
   うかちん:謎の鮭のぬいぐるみ
   藤本:ネックレス
 
 それぞれの個性があって面白かった。当たった人はおめでとうございます(^O^)

 そして1stワンマンライブを総括し挨拶してステージは終了。この後行われると言う"特典会"へと続きます。
 "アイドルユニット"「BOZE STYLE」とのチェキ会はなかなか機会が無いので、"推しメン"とのショットを撮影しにこの機会に是非!とスタッフの方から
 アナウンスがあったので参加したかったけど財布の中の残金が底をついたので泣く泣く回避(>_<)
 後ろ髪を引かれる思いの中会場を後に。クレジットカードは持っていたので会場近くのまいばすけっとで酒とつまみを買ってホテルに戻り、晩酌。
 翌日に備えて休んだのでした。

 <セットリスト>

  〜1部:BOZE STYLEライブ〜
   ・ヌケゲ、ダネ、ゼッタイ
   ・Super Star
   ・hagestyle
   ・夢でフサフサ

  〜2部:グループによるカバーライブ「脱毛cover」〜

  【その1】アコースティックライブ(山田ススム、ニコラス・ケイ)
   ・Every Breath You Take(見つめていたい)/THE POLICEカバー
   ・Human Nature/Michael Jacksonカバー

  【その2】3人のスーパービッグショーpart1(うかちん、合津、藤本)
   ・もう恋なんてしない/槇原敬之カバー
   ・夏の終わりのハーモニー/井上陽水&安全地帯カバー

  【その3】3人のスーパービッグショーPart2(山田、ニコラス・ケイ、枕本)
   ・You Can't Hurry Love/PHIL COLLINSカバー
   ・女々しくて/ゴールデンボンバーカバー
   ・Karma Chameleon/Culture Clubカバー

   ・ミラーボールの憂鬱(BOZE STYLE)

  〜15分間の休憩(ドリンクタイム)〜

  〜3部:BOZE STYLEライブ〜
   ・ハゲ患い
   ・剃毛ジョリィ
   ・Human Lights
   ・あ、ずれてる
   ・さよならバーコード

  〜アンコール〜
   ・メンバーの用意したプレゼント抽選会

  ※ここに書いたセットリストは自分のざっくりとしたメモ書きを元にしているので間違っているかもしれません。参考程度に。

こんな感じで、BOZE STYLEの初めてのワンマンライブは大盛況で終了。とても楽しいライブでした。
薄毛と言う「後ろめたい」と思われがちなハンデをものともせずむしろ楽しもうと活動する彼らの前向きな姿勢にはとても励まされますし、
音楽的にもしっかりしている彼らはもっと多くの人に知ってもらって沢山の人に楽しんでもらえたらいいなーと心から思いました。
それくらい沢山の笑顔に囲まれた素敵なライブでしたね。参加してよかった。
また機会があったらぜひ見に行きたいと思います!(^O^)