○○茶の日記帳~わがまま 気のまま 茶のジョーク~

アイドルとロックバンドのライブをこよなく愛する茶のブログです。ライブやイベントのレポートが主体なのでリアルタイム更新は殆どありませんが、緩くお付き合いいただけると幸いです。

レ・ロマネスク グランド リサイタル 2017秋「レ・ロマテラピー」〜祝 1stフルアルバム発売記念特別公演〜@上野水上音楽堂 レポート

2000年10月にフランスのパリで結成された音楽ユニット「レ・ロマネスク」

フランス各地でのライブパフォーマンスで徐々に人気を集め、2008年のパリコレでライブを行ったことにより世界中に噂が広がり、以後の活躍で「フランスで最も知られた日本人」として一躍有名に。
2011年7月のフジロックフェスティバル出演を機に日本へ活動の拠点を移し、NHK Eテレ「お伝と伝じろう」のメインキャストに抜擢されるなど日本国内での活躍の幅を広げた彼ら。
その存在を知ったのは2016年1月にNHKで放送されたMUSIC JAPAN『NEXT GENERATION特集』「今後のミュージックシーンを面白くしてくれるであろう10組」に選ばれ、
アイドルネッサンス目当てに観覧に行ったその収録で彼らの事を見て「面白いアーティストだな」と思って名前を知った事がきっかけ。
その後しばらく自分との接点は無かったのですが、今年9月に行われた「TOKYO CALLING」の下北沢編で久々に見て変わらず楽しかったので改めてお気に入りのアーティストになりました。
その時に彼らが1stアルバムの発売を記念したライブを11月に行うと聞き、興味が沸きました。
この日たまたま自分の好きなアーティストのライブ・イベントが近場で無かったので折角だから見に行くかとチケットを手配。参戦を決めたのでした。

当日はお休み。家を8:30過ぎに出発し直通快速に乗り換えて上京開始。
今回のライブ会場は上野水上音楽堂。開場が14:00で開演が15:00。そんなに早く行く必要は無いのですがまぁいつもの流れでw
乗った快速逗子行きでどこまで行くか考えてなかったので、錦糸町を過ぎ、東京を過ぎ、品川を過ぎ…。
そんなに遠くに行っても仕方ないので西大井で降りて駅前のマクドナルドで作業をしようと思ったけどやたら混んでて断念orz
ファミマで来週の高見さんの生誕イベントのチケットを発券し、上り電車で戻ります。
ちょうど来たのが湘南新宿ラインだったので大崎に出て山手線へ。どこまで乗るか悩んだけど地下鉄でも会場へ向かえそうな西日暮里へ。
駅前のマクドナルドに電源があるのでここで暇潰そうとするものの…やっぱり混んでて電源席が空いてないorz
結局ここに1時間くらいいましたがやりたい作業はほとんどできなかったな(>_<)
土日はどこも混んでてダメですね。早く来た意味が無かった( ;∀;)

さてそんなこんなで昼時になったので開場へ向けて移動開始。外は寒かったので上野辺りでラーメンでも。
どこにしようか悩んだけど大勝軒系列のお店がある様なので上野で下車。

仲町通り、初めて入ったかも?(*'▽')

上野は何度となく来てるけどここは風俗街のイメージがあったのでは行った事無かったw
仲町通りの中ほどにある大勝軒nextにてランチ。

ワンタンメンを大盛りに。

店内は熱いくらいだったので軽く汗をかきました。味は本家を受け継ぎおいしかったのですがお客さんが少なかったのが少し寂しかったかな。
土曜日の13:30過ぎ。場所柄仕方ないのかな。夜の飲みにも対応するようなんでやはり場所柄昼は空いてるのかもですね。

お腹も満たされたところでいよいよ本命の会場へ。とその前にちょっと寄り道。今回のライブは「飲食持ち込み可」と言う事でおやつを調達。
上野と言えば二木の菓子。わざわざそこまで行くことは無いんだけどまぁ上野ですしねw
これまた大袋を買う必要も無かったんだけど安かったのでいろいろ買っちゃったw

3点買ってお会計がちょうど1000円

狙ったわけでもないのに税込みでピッタリってなかなか珍しくない?(・∀・) なんかいいことありそうだ♪

そんなこんなしている間にもう開場時間は過ぎていたので会場である上野水上音楽堂へと向かいます。
そう言えば不忍池とか初めて見たかも?(*^▽^*)

この時期は蓮も枯れてるのでただの池ですがw

紅葉はまぁまぁ。

そしてあちこち寄り道したけどようやく上野水上音楽堂(上野恩賜公園野外ステージ)に到着!

ラーメン食べ終わって二木の菓子へ向かう途中に遠目で見た時は入場待ちの人だかりが出来てたけど開場して15分も経ってたら入場落ち着いてた。
係り員の指示に従い入場。今回のチケットはOfficeレの通販で買いました。送料無料なり。

招待状にも見えるこのポストカードはれっきとしたチケット。裏に整理番号が書かれており、入場チェック欄もあります。

入場時にここにスタンプを押してもらって入場。席は自由席。SS席とS席が前方にあってそこは別にブロックいていされてるけど完売で埋まってた。
別に前に行くことも無いので後ろの方でまったり。両サイドなら空いてたしね♪

物販は彼らの楽曲を聞いてみたかったのでCDを買ってみた。2700円也。そして何故か岩下の新生姜」(300円)が売ってたのでこれもセットでw

8月に岩下の新生姜ミュージアムでライブやってそうでその縁でしょうか?同じピンクと言う事で面白いなw
物販スタッフも客席に居る人と同じ普通の格好してた(寒いのでコート着たり)から誰がスタッフかよくわからなかったけど皆で手伝ってる感じかな(*^_^*)

席はやや上手寄りの通路側を確保。

さっき買ったお菓子を食べつつ、外は寒いのでトイレに行ったりしながら開演を待ちました。

レ・ロマネスクはどぎついくらいのピンクがイメージカラー。ライブに集まる人もSS・S席の熱心なファンはMIYAさんに合わせてピンクのポンポンを持ったり。*1
最前には彼らとそっくりのコスプレしてる人が居たのが笑ったw
自分も家にあるピンクのもの持って来たけどまぁ場違いだよねw

しかし客席はとにかく寒い!(>_<) 「飲食持ち込み可」との事だったので酒でも飲みたい気分だったけどそんな陽気じゃねぇ(ノ∀`)
数列前に居た真っ赤な顔したおじさんがビールでは無く缶のおしるこを買って来たくらいだからねw

さっき買ってきたお菓子を食べたりトイレに行ったりとまったりしていると通りかかった方からこんなものを頂きました。

十数年前にどこかの会場で貰った「粗末な布」を思い出して笑ってしまったww
あの時と比べたら全然粗末じゃない布だ!(・∀・)
どうやら1曲目に使うらしいです。用意して下さった有志のファンの方、ありがとうございます♪

レ・ロマネスクの現場の緩く温かい感じにほっこりしながら開演前のBGMを聞き懐かしい気持ちになりつつ開演待ち。
定刻の15:00を少し回った頃、ステージの照明が消えてバンドメンバーが登場。ライブが始まったのでした。

<ライブのハイライト>

 開演まで座ってまったり待っていた観客もメンバーが登場すると立ち上がって大興奮。1曲目から元気に応援していきます。
 1曲目「ジャメヴュの世界」で早々にタオルを使う場面があり、SS・S席の人々はピンクのグッズを持って応援。うちら一般席は先程配られた金色の布を回して応援。
 するとピンク・金色のグラデーションが自然と出来上がったじゃないですか。これはメインボーカルのTOBIさんそのもの。なんか素敵だった(*^_^*)
 
 2曲目「祝っていた」MUSIC JAPANの時も歌ってくれて楽しかった思い出の曲。下北沢でも聞けて楽しかったんだよなぁ。
 「本当は後半戦に取っておくんだけど、今日は寒いでしょ?早々にやっちゃうからね?もはやアンコールみたいなものです(笑)」とTOBIさんのトークも饒舌w
 
 その後も1曲ごとに簡単なMCを挟みのんびりとした進行。楽曲も楽しいけどTOBIさんのMCが面白い。
 観客を上手い具合にいじりつつ歌う楽曲について振り付けを紹介したりエピソードを振り返ったり。これがいちいち面白いのねw
 一応、ミュージシャンが歌って踊るちゃんとした「音楽」のライブなのですがさながらお笑いのライブの様でとにかく楽しい。腹を抱えて笑わせてもらいましたw

 NHK Eテレで『お伝と伝じろう』と言う番組に出演している事もあり、子供にも人気のあるレ・ロマネスク。
 お子様連れの親子の姿も多く、ライブ中に客席を子供が駆け回るのは他ではなかなか見られないほのぼのとした雰囲気でしたね(*^_^*)
 石川県の「いしかわ観光特使」に任命された縁で作った「石川県って名前が地味」は来年1月6日に石川県で披露するので来てくれと言ってたw

 中盤にはスペシャルゲストとして演歌歌手の飛鳥とも美さんが登場。レ・ロマネスクの「津の女」をカバーしているので飛鳥とも美さんバージョンで一曲披露。
 そのまま彼女のオリジナルソング「永遠(とわ)の春」も歌われました。のんびりと応援する客席の温かさが沁みました。

 「津」が「日本一名前の短い駅」であることをネタにアンサーソングとして作ったと言う長者ヶ浜潮騒はまなす公園前駅の別れ」はかなり字余りw
 この駅が発車の「メロディー」なのか「ベル」なのか?詳しくないので知ってる人は教えてほしいとか?w無人駅でしたと言うオチwその辺の歌詞はしれっと修正するそうですw
 
 当日はとにかく寒く、11月とは思えない様な凍える陽気。MCでは「外の気温が8℃らしいです」と苦笑い。
 「この会場を借りる事にしたのは5月の頃。その時『11月は20℃を超える日もあり温かい陽気になるといいですね。』と担当の方に言われたんだけど何なんでしょうね?」と想定外の事態に苦笑いするしかない2人w
 ライブの中盤になると日も落ち始め寒々しい風が吹き抜ける中、後半戦、盛り上げていくぞ!と気合いを入れて盛り上がるナンバーを連発。
 本編ラストの「飴と飴」「これで最後の曲となりますが、お約束の…分かってますよね?」とネタ振りで笑わせつつ本編は終了。アンコールへ。
 さすがに寒すぎるのでこのタイミングでトイレに行かせてもらったけど客席の熱心なアンコールにはちゃんと参加してたよ♪

 アンコールではゲストの飛鳥とも美さんも登場し「ディスコ抹茶」を披露。すっかり日も落ちて寒くなる中、心は温まった。
 このタイミングで写真撮影タイムがありましたが自分のスマホではやっぱり上手くは撮れないw
  
  
  
 
 そしてラストに披露したのは「YOKOZUNA 2020」>。「横綱」「前頭」「まわしを投げる」と言ったタイムリーな話題にブラックジョークを飛ばしつつ、大団円でライブは終了!
 想定外の冬将軍の到来での野外ライブ。体は冷え切ってしんどかったけど腹を抱えて笑わせてもらって、心は温まりました。素敵なライブだったなぁ(*^_^*)
 
 




 
 



 
 


<セットリスト>*2

 01.ジャメヴュの世界
 02.祝っていた
 03.ジュテームのコリーダ
  〜MC〜
 04.カネドヴ
 05.シキシキスキー?
  〜 MC(次曲の沖縄の方言解説など)〜
 06.いちゃんだビーチでアガッ
 07.石川県って名前が地味
 08.一粒の米
 09.津の女 feat.飛鳥とも美
 10.永遠の春(飛鳥とも美)
 11.長者ヶ浜潮騒はまなす公園前駅の別れ
 12.拙者サムライダンディー
 13.ムッシュアッシュ
 14.シキシキスキー?
 15.チキュウノコ
 16.伝わレレレ
 17.飴と飴

  〜アンコール〜

 en1.ディスコ抹茶 with 飛鳥とも美
  〜MC(写真撮影)〜
 en2.YOKOZUNA 2020

2時間ちょっとのライブは随所にMCを挟みつつも19曲歌って大満足。
ニッポン放送のヲタクアナウンサー・よっぴーさんもこのライブを見ていたらしく、彼が「人の裏をかくを超えてほとんどの人は死ぬまで考えないことを歌にしてる!」と仰った通り、

くだらないんだけどどこか知的でボキャブラリー溢れる歌詞としっかり作りこまれたサウンドがクセになる楽しさがあったし、MCが本当に面白い。
日本ではまだまだ知名度は低いのかもしれないけど海外ではウケるだろうなーと言うハイセンスなグループ「レ・ロマネスク」。
初めてのワンマン"リサイタル"でしたが、このイベントを選んで本当に良かったと心から思ったし、また機会があったら彼らに会いに行きたいなと思いました。

終演後は物販購入者を対象にサイン会が行われておりました。自分も参加する権利はありましたが人が多かったので回避。
上野駅に戻って上野東京ラインで東京方面へ出て、総武快速で帰路へ。

いつもならライブでひと汗かいた後の酒はうまいのですが今回は極寒の野外ライブで体が冷え切ったので酒を飲む元気は無しw
二木の菓子で買ったおやつを食べながらのんびり電車に揺られ、20:30頃に帰宅となりました。

以上、ひょんなことから知った面白い人達「レ・ロマネスク」のグランドリサイタルのお話は終了。
心の底から"笑った"音楽のライブは久々…いや初めてかも?w それくらい本当に楽しい時間でした。
季節外れの寒波のいたずらで身は冷え切った野外音楽堂でのライブでしたが、心はとても温まりました。いいものみたわ♪

*1:SS席・S席のチケット購入者には特典として応援グッズ3点セット(ピンクタオル・ピンクポンポン・金色サイリウム)が付いていたそうな。

*2:セットリストは珍しく自分調べなので合ってる保証は全くございませんw