この日は仕事終わりに鉄印集めの旅に出て来たので、その時のお話です。
3日間かけて東海地方の鉄印をほぼ全て集めることが出来ました♪
第三セクター鉄道等協議会に加盟する鉄道会社と関係会社が連携し、地方鉄道の沿線地域の振興を目的として2020年から始まった「鉄印帳」の販売と「鉄印」の記帳。
全国40カ所の第三セクター鉄道会社が参加している「鉄印帳」。これを集めて回るのへ結構大変でして…。
遠征のついでに寄り道できる所はなるべく頑張って集めてきましたが、なかなか集まらない(;´Д`)
そろそろ本気を出したいな…と思い本腰を入れる事にします。
この週末の遠征の最大の目標は静岡県掛川市・つま恋リゾート彩の郷で行われる静岡アイドルフェスティバル in つま恋に参加することでした。
そこで、日曜日のフェスを前に、金土日を使って東海地方の鉄印を一気に集める計画を立てました。
東海地方の第三セクター鉄道線を巡り鉄印集めに非常に役に立つ切符がありまして、それはこちらの「JR東海&16私鉄 乗り鉄 たびきっぷ」。
JR東海の在来線全線(新幹線もひかり・こだま自由席に限り4回まで可能)とそのエリアに接続する殆どの私鉄・第三セクター線が2日間乗り放題になると言うとても便利な切符で、コレを使って可能な限り鉄印を集めて回ろう、という作戦です(/・ω・)/
この作戦遂行にあたり、前日のうちにこの切符の入口駅になるべく近づいておき、出来ればその道中で一つでも鉄印を集められたらと思い色々調べた結果、この日はしなの鉄道の鉄印を集めて松本に宿泊し、土曜日の早朝から動き出す、という事になりました(=゚ω゚)ノ
当日は13時近くまで仕事だったため職場を出るのが昼過ぎ。それからの旅のスタートだと行ける場所も限られます(;´Д`)
ダッシュで退散して成田エクスプレス22号に飛び乗って東京へ!
東京駅からは北陸新幹線あさま615号に乗り込みます。
しなの鉄道の鉄印記帳を受け付けているのは小諸駅と豊野駅。どちらも微妙に寄りづらい(;´Д`)
どちらにするか悩みましたが、小諸駅を選択。北陸新幹線で軽井沢に出て、しなの鉄道で小諸駅を目指します。
軽井沢に停まるあさま号が1時間に1本しか無く、千葉から快速で行くとこのあさま号に間に合わないので成田エクスプレスでかっ飛ばした、というわけですね(/・ω・)/
移動しながらノートPCで作業する事が多い私は、JR東日本の新幹線に乗る時は「新幹線オフィス車両」をよく利用していました。
新幹線や特急列車の車内でノートPCを使用すると打鍵音がうるさいなどの意見があり、問題となっていました。
コロナ禍で乗客が減った半面、リモートワークの普及により列車で移動中にノートPCでの作業やWeb会議のニーズが高まっているとして、それらをやりやすい「優先車両」として2021年11月から「新幹線オフィス車両」が設定されました。
東北・上越・北陸の各新幹線の8号車に設定された「新幹線オフィス車両」。「指定席」の表示ながらその列車に乗れる有効な乗車券・特急券を所持していれば誰でも利用できると言う設定だったため、新幹線が自由席・指定席問わず混雑していてもこの車両だけかなり空いており快適に作業することが出来て重宝していたのですが、これを逆手に取って「自由席」の代わりに使用する人も多く、本来の設定目的とかけ離れた利用実態があったりして*1問題となっていました(^_^;)
そこで今年3月から「新幹線オフィス車両」は「車内で仕事・勉強などをされるお客さま優先の普通車指定席」として新たに「TRAIN DESK」として生まれ変わる事になりました。
TRAIN DESK設定後初めての新幹線旅なので、折角だからこの車両を指定して乗ってみました( `ー´)ノ
比較的空いている各駅タイプのあさま号と言う事もあってか、9号車のTRAIN DESK車両はガラガラ。
大宮を出てもA・C・Eのいずれかの席が埋まる程度で、乗車率は3割程度と言った印象です。
以前の「新幹線オフィス車両」よりは車内でのワーク&スタディ利用率が高くなった気がしましたね。真ん中から前方の席に座っていたサラリーマンは殆どがノートPCを立ち上げて作業してました。そりゃそうですな。
ただ、車両後方の席に座った人はこれまた「分かってる」人だったようで、ノートPCを拡げるでもスマホを充電するでもなく、ご飯食べたりひたすら寝てたり…(^_^;)
「後ろの席の人を気にしない」で座れるのが車両後方のメリット。それを最大限堪能してる感じでした。
本来のTRAIN DESK設定の趣旨とはちょっと違う気がするけど、別にワーク&スタディ"専用"車両と言うわけでは無く、「休息や食事など、ワーク&スタディ以外のお客さまもご利用いただけますが」となっているので、間違ってるわけではないんですけどね…。
早い段階でこれらの席を押さえていたであろう、「分かってる」人だったので仕方ないか…(-_-;)
何はともあれ、他の車両よりは空いてて快適な作業空間を過ごさせてもらい満足。東京駅から1時間16分で軽井沢に到着しました!
軽井沢で乗り換えるのはしなの鉄道線。こちらで鉄印の記帳を行っている小諸を目指します。
北陸新幹線(開業時は長野新幹線と呼ばれていた)開通後はこの区間は廃止となり、同区間は路線バスで結ばれています。
そして軽井沢以遠の区間は第三セクターのしなの鉄道に業務移管されて今に至る、というわけです。
軽井沢からは15:49発のしなの鉄道小諸行きに乗車して小諸を目指します。
本日の目的はこれにて終了。この後は列車を乗り継いで今晩の宿泊地・松本へと向かいます。
小諸から松本までの移動をどうしようか?色々考えましたが、小海線で佐久平に出て新幹線で長野へ。長野から特急しなので松本へ向かう事にします。
というわけで小諸駅16:31発の小海線小淵沢行きに乗車します。
15分程度で佐久平駅に到着。
途中駅は上田のみの長野行き。この距離でも新幹線通学する学生が多いのが驚きでした(゜o゜)
年度変わりの通勤・通学定期の発売ラッシュは落ち着いたと思ってましたが、流石は週末ですね。
外国人旅行客も多いので大変な混雑でしたね(;´Д`)
後で調べたら小諸からしなの鉄道で篠ノ井に出ても同じしなの24号に乗れる様でしたが、篠ノ井からじゃ絶対座れなかったし、長野からこんなに混んでるなら指定席を確保しておいてよかった(-_-;)
↑しなのの指定席に乗継割引付けるために新幹線に乗ったってのもあるのですw
自分の取った座席に何故か座ってる人が居たので声かけてどかして無事に着席(-_-メ)
発車直前で指定席に飛び乗って来る人も多く、座席番号も確認しないで座る人が多かったのでどういう事?と思いましたが、それは後々判明します(;´・ω・)
しなの24号は途中篠ノ井・明科に停車。篠ノ井で降りる人が居たのに驚きました(;゚Д゚)
どうやら特急しなの号の走る長野~松本・塩尻間には「信州しなの料金回数券」と言うオトクな切符があるらしく。
しかもこの切符、自由席の料金回数券ですが、特急しなの号に限り指定席の空席を利用できると言う(゚Д゚;)
長野~松本間で乗継割引にして860円(通常期)の指定席が空いていれば半額以下で利用できると言う破格の切符!(;´Д`)
そりゃあ指定席に流れてきますわな(-_-;)
長野から55分。特急しなの24号は無事に松本駅に到着。
松本着いたら指定席の乗客は殆ど降りました(;゚Д゚)
そして松本駅の精算所がえげつない混雑で驚く!(゜o゜)
大糸線の列車から到着した人達だと思いますが、一体何だったんだろう?
大人の利用が殆どない田舎の人間としては、切符を持たない大人がこんなに利用してるのは驚きました( ゚Д゚)
車社会の田舎ではそもそも大人は鉄道を利用しないし、利用する大人は定期なりを持っていますしね。
金曜日だったから花見や飲み会での利用が多かったのかな?謎でした…(-_-;)
長野県の鉄道事情に色々な衝撃を受けながらも今晩の宿のある松本に無事に到着しホッと一安心。
宿に行く前に夕飯を食べる事にします。松本と言えば山賊焼き(・∀・) 駅ビルにあるからあげセンターへ向かいます。
夜は居酒屋モードですが山賊焼定食を頂きます( `ー´)ノ
しばし待つと出て来た山賊焼定食。旨そうだ(*´з`)
宿に着いてからの酒の肴にテイクアウトを頼もうかと思ったのですが、閉店時間が近い事もあって店員さんのやる気が無かったのでやめときました(^_^;)
駅ビルMIDORIの営業時間が20:00までとは言え、居酒屋モードの店としては閉店時間が早いよな…(-_-;)
ボチボチお腹を満たした後は宿でゆっくりしたい。今晩の宿は松本駅から徒歩10分の松風旅館。
古い旅館なので壁や床も薄いので自分が歩くと音がして緊張しますが、明日も早いし、寝るだけなら十分(=゚ω゚)ノ
貸切風呂で一応大浴場にも入れるのでサッパリ。部屋に戻って晩酌!
翌日も早いし長旅になるので、適度に就寝。一日を終えました。
というわけで鉄印集めの旅・1日目のお話でした。
ちなみにこの旅の模様をYouTubeに旅動画としてアップしましたので、こちらもご覧頂けると嬉しいです。
www.youtube.com
明日は東海地方の鉄印を集めてグルグルと回ります。忙しい一日になりそうだ!(=゚ω゚)ノ