○○茶の日記帳~わがまま 気のまま 茶のジョーク~

アイドルとロックバンドのライブをこよなく愛する茶のブログです。ライブやイベントのレポートが主体なのでリアルタイム更新は殆どありませんが、緩くお付き合いいただけると幸いです。

鉄印集めの旅2023春【3日目】~天竜浜名湖鉄道編~

この日は自分的3連休の中日。
前日に続き鉄印集めをしてから静岡・掛川市つま恋で行われるアイドルフェスへと参加しました。

第三セクター鉄道等協議会に加盟する鉄道会社と関係会社が連携し、地方鉄道の沿線地域の振興を目的として2020年から始まった「鉄印帳」の販売と「鉄印」の記帳。

全国40カ所の第三セクター鉄道会社が参加している「鉄印帳」。これを集めて回るのへ結構大変でして…。

この連休で鉄印集めを頑張っており、前日は松本から東海地方の5か所の鉄道会社を巡って豊橋まで移動しました。
今日は静岡アイドルフェスティバル in つま恋に参加する前に天竜浜名湖鉄道の鉄印をゲットしてから会場へと向かいます。

前日からお世話になった豊橋ビジネスホテルさんにて朝食を頂きます。

土曜日の宿泊で朝食無料で4200円なら悪くは無かったかな。

お腹も満たされたところで旅を始めます。7:09発の普通列車熱海行きにて天竜浜名湖鉄道への乗換駅である新所原駅へ。

フェスは10時から始まってるので早く行きたかったのですが、天竜浜名湖鉄道の鉄印が手に入れられる天竜二俣駅の売店の営業開始が9:00からなので、これが限界です(^_^;)
まぁ、前日も早朝から遅くまで移動していて疲れていたので、その縛りが無くても起きられなかったと思いますがw

豊橋駅から東海道線で2駅9分。新所原へ。

ココで接続する天竜浜名湖鉄道へ乗り換えます。
天浜線に乗るのは初めてなので楽しみですね。7:37発の掛川行きに乗って鉄印を販売する天竜二俣を目指します。
新所原駅を出た天浜線浜名湖に沿って北上し、湖畔を半周する形で東へ進みます。
波田駅を出ると浜名湖が一気に近づいてきました。

みかんの産地である三ケ日エリアでは左右にみかん畑茶畑が見えて来て、静岡らしい風景に変わります。
焼きたてのパンのいい香りが漂ってきたのが都築駅

この駅の中には手作りのパン屋さんメイポップ」がお店を構えており、列車を見ながらパンを頂けるそうです。
凄くいい匂いがしたので気になりました。時間があったら寄ってみたかったな。

冬~春にかけてユリカモメの大群がやって来ると言う浜名湖佐久米

越冬のためにやって来るので今の時期は静かなものでした。線路が浜名湖ギリギリに敷かれているので、ホームと反対側は水面でした(゚Д゚;)

江戸時代に東海道脇街道姫街道」を通行した姫様の行列を再現した「姫様道中」が行われると言う気賀駅

毎年3月に行われている姫様道中ですが、人口減少などの事情により来年以降の開催が不透明になってしまったと聞きます(^_^;)
伝統あるお祭り行事だけに、何とか継続して欲しいものですが…。

そして新所原駅を出てから約45分。金指駅へ。

ココで列車の行き違いの為しばらく停車すると言う事で、トイレタイムを取りながら駅の見物をさせてもらいました。

金指駅の上屋およびプラットホーム、高架貯水槽は国の登録有形文化財に登録されているそうです。

元々は国鉄二俣線第三セクター化された天竜浜名湖鉄道。路線の開業自体は昭和10年代であり、その当時建設された鉄道設備がまだ残っていて、それらが登録されているようです。
新しい設備に取り換えられていても、どこか昭和の雰囲気が残っている天浜線。昭和ノスタルジーですなぁ(*^_^*)

行き違いの列車が到着したのでそろそろ出発。缶コーヒー買って来て旅を続けます。

都田駅は駅舎に「駅Café」が併設されていて、古めかしい駅舎もどこかオシャレな雰囲気。

年間約15種類の果物が収穫できる農業公園はままつフルーツパーク時之栖の最寄り駅であるフルーツパーク駅を過ぎ、

新所原駅から1時間20分で目的地の天竜二俣に到着しました!
大河ドラマ「どうする家康」の舞台ともなっている浜松。
各地でこれにあやかっており、天竜二俣駅もガッツリとお世話になってる感じでしたw

さて早速鉄印を…と思いましたが、ちょうど売店が開店したばかり。他のお客さんも居て混んでいたので、列車の発車まで時間があるので後にして駅前を少し散策してみます。

「おかえりなさい昭和の町二俣に」と出迎えてくれる天竜二俣

昔ながらの鉄道設備を見るとここも昭和ノスタルジーですね(*^_^*)

手作り感満載のミニトロも面白いw
天竜二俣駅の駅舎やプラットホームも登録有形文化財に登録されているそうです。


駅舎を出てすぐの所には腕木式信号機が建っていたり、

昭和ノスタルジーな車両が展示されていました。

近くに行ってみてみると国鉄二俣線で活躍していたキハ20 443と東京~下関間を走る寝台特急あさかぜとして活躍した20系客車でしたね。ついでに国鉄コンテナもw

駅前の道路を挟んで反対側の阿蔵駅前公園にはSLが静態保存されていました。


1946年に製造され北海道で活躍した後に高山を経て晩年は二俣へ。1988年からここで静態保存されてています。
ホームと屋根も併設され、近くで見る事も出来ました。運転室内も入れなくは無さそうだったけど自分は無理でした(;´Д`)
そこそこの状態で保存されているとはいえ、この地に静態保存されてから35年も経過しかなり老朽化は進んでいました。
昭和の終わりから35年。当時活躍していたSLもかなりの高齢化が進んでおり、このように保存されているのも段々と貴重な存在になっていくでしょうね。

さて、駅前散策を終えてそろそろ売店の混雑も解消されたかな?と言う事で再び駅へと戻ります。

そして天竜浜名湖鉄道鉄印を無事にゲット!

天竜浜名湖鉄道の鉄印は数種類あり、どれにするか悩みましたが、社長の直筆のものとお茶の鉄印の2種類にしました(^O^)
コレにて3日間に渡った今回の鉄印集めの旅【東海編】は無事に完結。
後はしず恋フェスの開催地を目指して天浜線の旅を続けます。

天竜二俣駅9:35発の掛川行きにて旅を再開。

列車に揺られる事約55分。定刻の10:29に終点の掛川駅に無事に到着しました!

これにて本日の鉄印集めの旅は終了。この後はつま恋で行われる静岡アイドルフェスティバルに参加したのでした。

ちなみにこの日の旅の模様はYouTube動画にもしてみました。
良かったらこちらもご覧ください。

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